SVX日記
2005-03-25(Fri) ソーラパネル、ゲット
昨日オフクロに、実家の家の周りに設置してある常夜灯で、点灯しなくなったモノがあると聞いた。昼の間にソーラーパネルで充電し、夜の間はずっと点灯しているタイプのモノだ。おそらく原因は充電池の消耗だろうから、バラして交換すればまた使えるようになるから、治し方を教えてやるつもりでモノを出してもらった。
ネジとツメで止めてあるだけなので、バラし慣れたオイラにはなんの障害もない。サクサクとバラす。ところがバラすうちに、この常夜灯は\500という特価で購入したものだと聞いてしまい、治すのがバカバカしくなってしまった。
バラすと中からクモが数匹出てきたりして、非常に汚い。基板も特に防水加工してないようだ。ちなみに使用している充電池はニッカド電池であった。単品で買うと数百円はしそうだ。こりゃ交換するより、オイラがパーツとして引き取ったほうが費用対効果は大きそうだな。
というのも、かなり大型のソーラーパネルが使用されているのである。本体基板からのコードをプッツンと切断して取り外すと、途端にLED(たぶん)が点灯した。どうやらCdS等の光センサを利用しているワケではなく、ソーラーパネルの発電電圧を検知して点灯しているようだ。常夜灯は他にも数基設置してあるのだが、他のものにはCdSが搭載してあるのを確認できた。うむ。ソーラパネルをセンサ兼用にするというアイデアは秀逸だな。
で、ゲットできたのがこのソーラパネル。オヤジにテスターを出してもらって出力電圧を計測したところ5Vであった。これを以前に購入したスーパーキャパシタと組み合わせればPICの駆動もできそうである。犬も歩けばジャンクに当たる。久々にかなりのナイスゲットであった。
……と、ここで突然だが、ファンタジアンというロールプレイングゲーム(PRG)を知っているだろうか。オイラが勝手にポストブラックオニキスに位置付けている、PCの古典RPGの名作である。このゲームは3次元ダンジョン捜索型で、擬似リアルタイムの戦闘シーンが特徴であったが、なんといってもクラスチェンジというシステムが面白かった。
バトラー、シーフ、イリュージョニスト、モンクの各々は、レベル10に達すると、ファイター、ロバー、マジシャン、プリーストにクラスチェンジできるのである。クラスチェンジするとレベル1になってしまうため、一時的に能力値がかなり落ちるのだが、使える武器や呪文は増えるし、その後のレベルアップによる能力値の向上は目ざましいものがあるのである。
ちゅーワケで、ナニが言いたいかというと、野良プログラマからクラスチェンジする気分なのであった。んじゃ、既にオマエは野良プログラマとしてレベル10に達しており頭打ち状態なのかと聞かれれば、そうとは言い切れない気もするが、チャンスなのだからクラスチェンジしてしまうのである。クラスチェンジ後のロールは……なんだろ? Linuxマジシャンかな? 相手がオープンソース関係だけに非常にレベルが高そうなので不安だが、クラスチェンジ直後にレベル1なのは当然なのだから、そう恥じることもないだろう。野良プログラマの時とは違って、強力なパーティの面々にある程度は育ててもらうコトも期待できるし……んー、これってなんか新鮮な感覚だ。