SVX日記

2004|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2013|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2015|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2016|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2019|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2020|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2021|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2022|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2023|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2024|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|

2005-03-08(Tue) ナムコにイカンのイ

  コレコレコレに示すように(最後のはちょっと違うが)、なにしろナムコのオールドゲームにはちょっとウルサいオイラである。だからして先日秋葉へ出かけたとき、電車の扉の内側にプレイステーションポータブル用「ナムコミュージアム」の広告を発見したときは、当然のように釘付けになるのである。

  広告によれば、ラインナップは「パックマン」「ミズパックマン」「ギャラクシアン」「ギャラガ」「ラリーX」「ニューラリーX」「ディグダグ」の7本に「パックマン」「ギャラガ」「ニューラリーX」「ディグダグ」のアレンジが4本で、合計11本が遊べるらしい。むぅ……ナムコファンのオイラとしては、非常にひっかかるのである。なにがひっかかるって? んじゃ、各ゲームをこう並べてみよう。

パックマンミズパックマンパックマンアレンジ
ギャラクシアンギャラガギャラガアレンジ
ラリーXニューラリーXニューラリーXアレンジ
ディグダグディグダグアレンジ

  「ディグダグII」はどこへ行ったんだ!?

  画像の説明

  ……というハナシである。それこそ「おっとっと」なのである。ヒドいではないか。ディグダグのプレイヤーキャラは最近になって「ホリ・タイゾウ」などという名前が付けられ、ミスタードリラーの世界に再び君臨しているというのに、彼の「南国島作戦」解決という栄光の過去を闇に葬ってよいのか!? いや、よくないッ!!

  そういう暴挙を行うのであれば、こっちにも考えがある。このゲームのチョイスコンセプトでナムコミュージアム2を提案してしまうのである。ほれほれ、ちょっと恥ずかしいラインナップだぞ!!

ゼビウスゼビウス3D/G
タンクバタリアンタンクフォース
ドラゴンスピリットドラゴンセイバー
ローリングサンダーローリングサンダー2

  なに? そんな程度では応えない? ふふふ、仕方ない……それじゃ、もっと恥ずかしいラインナップとなる、ナムコミュージアム3を挙げるしかないようだなッ!!

マッピーホッピングマッピー
ボスコニアンブラストオフ
バラデューク爆突機銃艇
超絶倫人ベラボーマンピストル大名の大冒険

  というワケで、ナムコミュージアム2,3を出す場合、以上のラインナップでよろしくお願いするのである。ベラボゥ!! ガンッ!!

  ……と、あとひとつッ!! プレイステーションポータブルの無線通信機能を使って、1つのゲームメディアで、隣の人にゲームをプレゼントできるというのは、なかなか気の利いた機能だと思う。それをTVCMで自慢するのもいいだろう。アレンジ版は転送できない……という制限もまぁ許す……が、

  1面しかプレイできないってなんだよッ!!

  プレイステーションポータブルもナムコミュージアムも手元にないので詳しい仕様はわからない。しかし、しかしだッ!! 天下のナムコともあろうものが、そんなケチくさい実装にしなくてもいいじゃないか。電源切ったら消えるという仕様で十分だろ? こういう「機能の黎明期」に実装された方法はその後の暗黙の了解になる可能性がある。非常に遺憾であるといわざるを得ない。非常にイカン、イカンぞぉ。

  画像の説明

  と、ひととおりイカンのイ、ヤカンのヤ、ドカンのドを表したところで、昨日の作業の続報である。とりあえず、作業を進めるにあたり、今回作成した変換基板の取り付け部品とピンアサインをまとめておく。一応、バス/セルフパワー、5V/3.3Vロジック、RTS-CTS折り返しの有無がチョイスできるようになっているので、ジャンパを飛ばす。

  画像の説明

  上記のジャンパ設定は、バスパワー、5Vロジック、RTS-CTS折り返し有の状態である。上記の状態で、再びUSBポートに接続し、仮想COMポートドライバをインストールする。ドライバはFT232BMの製造メーカFTDI社Driversページからダウンロードできる。

  画像の説明

  このページには「VCP Drivers」と「D2XX Drivers」の2種類のドライバが置いてあるが、通常必要となるのは「VCP Drivers」の方である。こちらに「USB機器としてのドライバ」と「仮想COMポートのドライバ」が両方入っているので、Windowsの場合は続いてインストールされて準備完了となる。オイラの環境では「COM15」として認識された。なお、このデバイスは「ハードウェアの取り外し」アイコンから停止を行ってから取り外す必要はなく、イキナリ取り外しできるようである。これは便利でヨイではないか。

  ちなみにこのデバイス、Linux用のドライバはカーネル2.4.20以上なら入っているようである。試しにウチのサーバのUSBポートに接続してみたら……

Mar  8 23:29:51 genmei kernel: hub.c: new USB device 00:04.2-2.3, assigned address 7
Mar  8 23:29:51 genmei kernel: usb.c: USB device 7 (vend/prod 0x403/0x6001) is not claimed by any active driver.
Mar  8 23:30:35 genmei kernel: usb.c: USB disconnect on device 00:04.2-2.3 address 7

  ……というシステムログが出力された。つまり「いま入っているドライバ全員に知らんふりされたよ」というコトだ。そういえば現在動かしているカーネルは、NOVACのビデオキャプチャボード「PrimeTV7133」を使うためにSAA7134用ドライバを組み込んだカーネルなので、余計なドライバは一切入っていない。つまりカーネルの再構築が必要だ。えーっと、その時のメモをみると……

genmei:/usr/src/kernel-source-2.4.xx[nnn] # make menuconfig

  ……で、カーネルに組み込むドライバをメニューで選択すればいいのね。お、あったあった。「USB support」の下の「USB Serial Converter support」というのがソレっぽい。イマイチ自信がないが、Helpすると「Documentation/usb/usb-serial.txt」を読めと書いてあり、その中には「FTDI」の文字があった。Windowsで動作確認したら、ボチボチとカーネルの再構築を始めようかね。

  ちゅーワケで、今日はココまで。