SVX日記

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2010-08-07(Sat) 麻雀大学再入学

  部屋が暑くて工作とかする気分にならない。そんな中、ひょんなことから「アカギ」を読んだ。いやぁ、おもしろい。実に素直な流れで、麻雀がやりたくなった。

  思い返せば、オイラがガキの頃、ウチには麻雀牌があって、どんな経緯だったかは忘れたが、基本的なルールをオヤジに教わった。確か、小学2年生の頃だったような気がする。早速、ゲーセンでジャンピュータをやってたら、周りのオヤジ連中が、物珍しさに集まって来たことがあったことを覚えている。残念ながら、役がよくわかってなかったので、役なしで上がることができなかったことも。

  中学の頃は、ハドソンのX1版「ジャン狂」で遊んでいた。コンピュータ麻雀なので、適当に牌を切るだけの遊びだったが、それなりに楽しかった。ゲーセンでも適当に脱衣麻雀で遊んだりしてた。まぁ、あれは、麻雀とはいえないけど。

 

  ちょっと目からウロコだったのは、就職してから、面子合わせに呼ばれた時だ。雀荘でなく、先輩の部屋で、昼間にビールを呑みながら、というような場だったが、いきなりドラを捨てて冷やかされたり、相手がリーチしているのに考えなしに切って驚かれたりした。まぁ、無理もない。こちとら暇つぶしにコンピュータ麻雀をやった経験しかなかったんだから。点数を上げたり、順位を競ったり、勝負を下りるなんてこと、考えたこともなかったから。

  でも、きっと、麻雀って、そこにホントの面白さがあるのだ。せっかくだから、この機に基礎から始めよう。符も覚えて、得点計算もできるようになろう。

  というわけで、PSPのストアに行ってみる。覗いたこともなかったコーナーだが、探せばあるある。イロモノはやめて、基礎から学べそうな、でも子供向けでないヤツを選ぶ。「井出洋介の麻雀教室」。600円。なんとも安い。

  頭からレッスンを受ける。場所や親の決め方すら新たな知識だ。オイラの麻雀に対する知識なんて、将棋でいえば、駒の移動方法だけは知ってるようなもんだったんだな、と思える。そっか、符って、そう計算するのか。ドラを狙うこと、親で勝つこと、トップか2位で終えることが重要なのは、そういうことだったのか。なるほど。

  「どれを切る?」みたいな問題も、やってみるとかなり深い。それでいて、極端な長考はマナー違反。最善手を打っても、運に左右される部分は大きく、必要に応じて下りることも重要。流れを掴むと連勝するなんてのも、ホントにありそうな気がしてくる。こりゃ、熱中するワケだよな。

  趣味として存在が確立されていているモノには、やはりそれなりのワケというものがあるのである。カメラ然り。ゴルフ然り。しばらくは、暑さを言い訳に、麻雀に熱中してみることにするかな。


2010-08-12(Thu) 宇宙戦艦ヤマト 復習篇

  月額制の通信DVDレンタルをやめてしばらく経つ。先日、借りたいものが空いていたのでスポットで借りたら、10日という返却期限にかかりそうになってアセったことがあった。十分に余裕は見たつもりだったのだが、郵便事情の責をユーザ側に押しつけるサービスというのはちょっとどうかと思う。まぁ、そのためのデフォルト月額制なんだが。

  というわけで、しばらくレンタルするのを躊躇していた今日このごろ、カミさんがフツーにレンタル屋に行ったらしく、職場にメールが来た。

  「ヤマト借りたっちゃ」

  おぉ!! 頼んでおいたのが借りられたか!! 熱望するほど観たいわけではないが、割とデキがいいと聞いているし、これはかなり楽しみである。子供の頃「愛の戦士たち」を観に映画館に足を運んだのを思い出す。

  そういえば「完結編」の上映時期が「幻魔大戦」とモロに当たったので、迷いに迷った挙げ句、結局どちらも観に行けなかった、なんてこともあったっけ。

  わくわくしながら、帰宅した。私の映像作品の視聴時間は電車の中に限られている。早速、PSPに放り込むべくリッピング作業にかかる。そういえば、レンタル期限はいつまで?

  「一週間レンタルだよ」

  は? 新作……じゃなかったとしても、さすがに準新作の範疇だよな。なんかのキャンペーンでもあったっけ? ……っ、も……もしかして、カミさん、間違えて「完結編」を借りてきたんじゃあるまいか……うーむむむ、ちゃんと観たことはなかったし、最悪「完結編」だったとしても、まぁ、観る価値はあるけどさ……

  画像の説明

  「!」

  な、なんと、予想を14万8千光年くらい上回る結果だった。なんと「テレビ版の(1)」である。そりゃ、一週間レンタルのはずだよ……トホホ。

  そういえば、カミさんには「そうだ、ヤマト借りてきて!!」としか言わなかったもんなぁ。完結編から27年を経た新作なんだとか、もうすぐ実写版の上映を控えてるとか、そういう予備知識をカミさんに期待した方が間違いなんだけどさぁ。

  とはいえ、TV版の(1)も、クライマックス以外は、ちゃんと観たことはなかった気がする。まぁ、せっかくなので、それはそれとして、ウチのガキと一緒に観てみるとしようかな。


2010-08-14(Sat) 複線ドリフトを習得

  一般に、ガキは電車が好きである。ウチのガキも、例に漏れず大好きである。最近は、バスとデコトラに傾倒していたが、ここにきてかなり電車が盛り返してきた。その原因がコレ。「電車でD」の同人ゲームのプロモーション映像だ。

 

  実際、オイラの目にも、超絶的なクオリティに見える。ゲームのデキは触ってみなくてはわからないが、映像で見る限り、テーマソングは入っているわ、セリフは入っているわ、悪ノリのレベルはかなり高い。

  ガキには、専用にLinuxのノートPCを渡してあるのだが、その中にプロモーション映像を置いてやったところ、毎日のように「いっぽんしょうぶ、みるぅ」などいいながら、幾度となく観ては、テーマソングもセリフもすっかり覚えてしまった。

 

  「啓介が負けたぞぉ、拓海が勝ったぁ」だの「あの2000系はオレが倒す」だの、先日などはボタンに手をかけて「カウント始めっぞぉ、5……」などとやりはじめる始末。

  最近、帰宅すると、プラレールの車両が「なぜかゴム車輪が外れた状態で」床に転がっているのを不思議に思っていたのだが、どうも手ころがしで複線ドリフトをやりまくっているせいらしい。

  画像の説明

  同時期に、中古のPS2のゲーム「鉄1グランプリ」を与えたら、それもかなりガンバっている。そして、めざとく「阪急」を見つけてお気に入り車両にしている。阪急は「電車でD」の主人公の車両だ。

 

  うーむ、こういうのも「英才教育」なんだろうか。かなり間違っている気もするが、オイラもそうやって好きなことだけやって生きてきたしな。これでいいのだ。


2010-08-15(Sun) 麻雀パイ四代

  先日、実家に遊びに行った際、なにげにオヤジに「例の麻雀牌はまだあるの?」と聞いたところ、即座に出てきた。なんと物持ちのいいことよ。

  なんでも、ケースや点棒は捨ててしまったらしいが、パイだけは、別の箱に収めて保管してあったらしい。ぜんぶ揃っていないとただのゴミだが、とりあえず持ち帰ることにした。

  年代物だけに、かなり汚い。オイラがこれに触ったのは、小学生の頃だから、軽く30年くらいは経っている。とりあえず、紙を敷いて、その上にパイを並べてみる。なんと、ぜんぶ揃っている。そんなら風呂場で洗ってみよう。

  画像の説明

  洗面器の中に入れ、中性洗剤をかけて、シャワーで熱湯を注ぐ。

  <かきかけ>