SVX日記

2004|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2013|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2015|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2016|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2019|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2020|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2021|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2022|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2023|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2024|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|

2024-10-01(Tue) もぉええやろキミ! 〜ロードスター篇

  ロードスターは狭い。シートもタイト。なので、ズボンの尻ポケットの中身を取り出す。財布だ。ドアを開け、座る前にキャビンに頭を突っ込んで座席間のコンソールボックスを開けて財布を放り込む。さらにズボンの左前のポケットの中身も運転のジャマ。スマホだ。座る前にキャビンに頭を突っ込んでシフトチェンジレバーの前のスキ間にスマホを突っ込む。で、頭をキャビンから出す時に窓枠に激突させて悶絶する。

  降りる時も面倒くさい。座った姿勢のままズボンのポケットに物は入れられないし、座った姿勢のまま座席間のコンソールボックスを開けるのは体勢がキツい。ドアを開け、降りてからキャビンに頭を突っ込んで座席間のコンソールボックスを開けて財布を取り出し、シフトチェンジレバーの前のスキ間からスマホを抜き出し、ズボンのポケットに入れる。で、頭をキャビンから出す時に窓枠に激突させて悶絶する。

  でもって、ちょっとトイレ行って用を済ませたら、クルマに戻る。ドアを開け、座る前にキャビンに頭を突っ込んで座席間のコンソールボックスを開けて財布を放り込み、シフトチェンジレバーの前のスキ間にスマホを突っ込む。で、頭をキャビンから出す時に窓枠に激突させて悶絶する。

  でもって、ちょっと走ったら観光スポットだ。クルマから降りる。ドアを開け、降りてからキャビンに頭を突っ込んで座席間のコンソールボックスを開けて財布を取り出し、シフトチェンジレバーの前のスキ間からスマホを抜き出し、ズボンのポケットに入れる。で、頭をキャビンから出す時に窓枠に激突させて悶絶する。

  クルマに戻る。財布を放り込み、スマホを突っ込み、頭を激突させて悶絶する。クルマから降りる。ドアを開け、財布を取り出し、スマホを抜き出し、頭を激突させて悶絶する。クルマに戻る。財布を放り込み、スマホを突っ込み、頭を激突させて悶絶する。クルマから降りる。ドアを開け、財布を取り出し、スマホを抜き出し、頭を激突させて悶絶する。

  放り込み、突っ込み、激突、悶絶。取り出し、抜き出し、激突、悶絶。放り込み、突っ込み、激突、悶絶。取り出し、抜き出し、激突、悶絶……あ゛ぁ〜、もぉええやろキミィ〜! ……というわけで、こんなものを作ってみた。

  画像の説明 画像の説明

  元はダイソーの「抗菌PP収納リモコンBOX」というもの。車内の灼熱にも耐えられそうな素材だし、この厚みならナントカ入るだろう、と思って買ったら私は足が長すぎるので(おっと!?)座席の後の余裕が少なくギリ入らなかった。なので、フレームの一部を金ノコで切断し、斜めに曲げて少し幅を詰め、ついでにスマホが転がらないようにヒモで枠を追加する加工を施してある。

  画像の説明

  これならキャビンに頭を突っ込む必要がなくなるので、頭をキャビンから出す時に窓枠に激突させて悶絶することもなくなる。

  そしてこの方法の優れている点は、運転席に座ってドアを閉めた状態でも、右手を後に回せばアイテムを取り出すことができるということだ(手探りにはなるけど)。運転しながら取り出すことも容易だろう。座席間のコンソールボックスではそうはいかない。オマケにこの場所は外から見えないので防犯上の問題も少ない。

  これがロードスター乗車7年目の解答です。

  この方法をマネするのはよいが、座席の後の余裕が足りずに入らなくても責任は持てない。そして腹いせに私の足の長さを暴露などすることのないよう、ひとつよろしく。


2024-10-06(Sun) ろどキャン△

  40年来の友人とキャンプすることになった。本格的に泊まりでだ。やってみたいと思いつつ、テントだけ買ってあったので、シュラフを買い足した。が、やったことないので、思いっきり経験者の友人に頼る。アイテムの多くはお任せ。場所もお任せで笠置キャンプ場。でも、ふたり揃ってスポーツカーという場違いなコンビ。

  画像の説明

  まずは弁当を買ってきてサイトで昼飯。んが、まだ暑かった。腹減ってたんで、タープの設置を後回しにして炎天下で食ったら、いきなりシャツが汗でビショビショになってしまった。日陰は大事だった。

  画像の説明

  タープを張ってひと休み。テントを張って、夕方になると過ごしやすくなった。焚火を起こして晩飯。そのまま、零時過ぎまで、焚火を眺めながらふたりで話していた。キャンプって、暗くなったらサッサと寝ちまうものかと思ってたが、焚火の明かりでボーッとするのもアリなんだな。虫も来ない。しかし、夏でも夜は冷え込む。ウィンドブレーカでも少し足りないくらいだ。経験は大事だ。

  テントに入ると秘密基地感が楽しい。すぐ寝てしまったが、寝ながら、少し雨が降り出したことに気づく。このポテポテという音、好きなんだよなぁ。


2024-10-07(Mon) 傷の付けどころは、シャープのあと。

  キャンプ場で起床。割とぐっすりと寝られた。朝飯を食ったら、お片付け。ラッキーなことに陽が出てテントが乾いていく。濡れていると大変らしい。

  いい感じの細い道を通って針テラスへ。「はり温泉らんど」で入浴。月曜だからガラガラだ。「焼肉ぷらす」で昼飯。ラーメン一蘭みたいな鳥小屋席+セルフの安いシステムがお気に入り。

  その後はオメガカーブを通って、ずっと前から訪れたかった「シャープミュージアム」へ。

  画像の説明

  MZ-80KとX1の初代。X1は初めて所有したマシンだ。展示がローズレッドじゃないのが残念。今見ても相当にカッコイイ。プログラミングにゲームに、使い倒したなぁ。

  画像の説明

  X68000。ACE-HD、SUPER-HD、30のcompactを使ってた。展示はXVI-HD。ここはグレーの初代を展示して欲しいトコだが。

  画像の説明

  そしてPCとしての展示ではなくMZ-2000。X1を所有する前、圧倒的に欲しかったマシンだ。このカタチ、自分的には今でもベスト・オブ・ベストなのだ。実は今でも欲しいのだが、ここに来れば会えるのだと、心に仕舞っておこう。

  一通り見終わって思うのは、ホント、良くも悪くも「目の付けどころが、シャープでしょ。」ってことだ。なにしろ技術偏重で突っ走り気味。ホントに心から好きだ。でも、あらゆるモノのコモディティ化が進む昨今。その方向性で進むキビしさは増しているよなぁ。

  ロビーでお茶して友人とはお別れ。そして……前から通りたかった「オメガカーブをショートカットする狭い道」に挑戦することにした。都祁山道(つげさんどう)という路線の一部らしい。入口には「中型車以上通行困難」とあり、通る必要はまったくないのだが、自分的には通らない選択はない。ちょっと怖いが、イザッ!

  画像の説明

  前半(西側)はともかく、後半(東側)はキツかった。離合できない以前に、木々が張り出していて、物理的に0.8車線しかない。葉っぱがペシペシ、という程度では済まない。以下はイメージ。

  画像の説明

  案の定、車体の両側に割と無視できない程度のキズを付けてしまった。初めてだな、乗って7年近くになるが、ここまでやらかしたのは。写真では薄く見えるが、レンタカーだったら絶対に怒られるレベルだ。

  画像の説明

  とはいえ、通りたくて通ったんだし、わずかでも運転をミスったわけではないので、後悔はない。まぁ、コンパウンドでコスれば気にならない程度にはなるだろう。勲章だ。

  問題は「あらゆる道は双方向に通過したらクリア」というルールがある(?)以上、いつかは逆方向にも通りに来なければならないということだ。うーむ……次に走る時は、車体にヌルヌルな液体でも塗っておくかな。狭い場所に入ったり出たりする時には、そういう液体が役に立つということを、経験上、私は知っているのであるw。

  画像の説明