SVX日記
2024-10-01(Tue) もぉええやろキミ! 〜ロードスター篇
ロードスターは狭い。シートもタイト。なので、ズボンの尻ポケットの中身を取り出す。財布だ。ドアを開け、座る前にキャビンに頭を突っ込んで座席間のコンソールボックスを開けて財布を放り込む。さらにズボンの左前のポケットの中身も運転のジャマ。スマホだ。座る前にキャビンに頭を突っ込んでシフトチェンジレバーの前のスキ間にスマホを突っ込む。で、頭をキャビンから出す時に窓枠に激突させて悶絶する。
降りる時も面倒くさい。座った姿勢のままズボンのポケットに物は入れられないし、座った姿勢のまま座席間のコンソールボックスを開けるのは体勢がキツい。ドアを開け、降りてからキャビンに頭を突っ込んで座席間のコンソールボックスを開けて財布を取り出し、シフトチェンジレバーの前のスキ間からスマホを抜き出し、ズボンのポケットに入れる。で、頭をキャビンから出す時に窓枠に激突させて悶絶する。
でもって、ちょっとトイレ行って用を済ませたら、クルマに戻る。ドアを開け、座る前にキャビンに頭を突っ込んで座席間のコンソールボックスを開けて財布を放り込み、シフトチェンジレバーの前のスキ間にスマホを突っ込む。で、頭をキャビンから出す時に窓枠に激突させて悶絶する。
でもって、ちょっと走ったら観光スポットだ。クルマから降りる。ドアを開け、降りてからキャビンに頭を突っ込んで座席間のコンソールボックスを開けて財布を取り出し、シフトチェンジレバーの前のスキ間からスマホを抜き出し、ズボンのポケットに入れる。で、頭をキャビンから出す時に窓枠に激突させて悶絶する。
クルマに戻る。財布を放り込み、スマホを突っ込み、頭を激突させて悶絶する。クルマから降りる。ドアを開け、財布を取り出し、スマホを抜き出し、頭を激突させて悶絶する。クルマに戻る。財布を放り込み、スマホを突っ込み、頭を激突させて悶絶する。クルマから降りる。ドアを開け、財布を取り出し、スマホを抜き出し、頭を激突させて悶絶する。
放り込み、突っ込み、激突、悶絶。取り出し、抜き出し、激突、悶絶。放り込み、突っ込み、激突、悶絶。取り出し、抜き出し、激突、悶絶……あ゛ぁ〜、もぉええやろキミィ〜! ……というわけで、こんなものを作ってみた。
元はダイソーの「抗菌PP収納リモコンBOX」というもの。車内の灼熱にも耐えられそうな素材だし、この厚みならナントカ入るだろう、と思って買ったら私は足が長すぎるので(おっと!?)座席の後の余裕が少なくギリ入らなかった。なので、フレームの一部を金ノコで切断し、斜めに曲げて少し幅を詰め、ついでにスマホが転がらないようにヒモで枠を追加する加工を施してある。
2024-10-06(Sun) ろどキャン△
40年来の友人とキャンプすることになった。本格的に泊まりでだ。やってみたいと思いつつ、テントだけ買ってあったので、シュラフを買い足した。が、やったことないので、思いっきり経験者の友人に頼る。アイテムの多くはお任せ。場所もお任せで笠置キャンプ場。でも、ふたり揃ってスポーツカーという場違いなコンビ。
2024-10-07(Mon) 傷の付けどころは、シャープのあと。
そしてPCとしての展示ではなくMZ-2000。X1を所有する前、圧倒的に欲しかったマシンだ。このカタチ、自分的には今でもベスト・オブ・ベストなのだ。実は今でも欲しいのだが、ここに来れば会えるのだと、心に仕舞っておこう。
一通り見終わって思うのは、ホント、良くも悪くも「目の付けどころが、シャープでしょ。」ってことだ。なにしろ技術偏重で突っ走り気味。ホントに心から好きだ。でも、あらゆるモノのコモディティ化が進む昨今。その方向性で進むキビしさは増しているよなぁ。
ロビーでお茶して友人とはお別れ。そして……前から通りたかった「オメガカーブをショートカットする狭い道」に挑戦することにした。都祁山道(つげさんどう)という路線の一部らしい。入口には「中型車以上通行困難」とあり、通る必要はまったくないのだが、自分的には通らない選択はない。ちょっと怖いが、イザッ!
問題は「あらゆる道は双方向に通過したらクリア」というルールがある(?)以上、いつかは逆方向にも通りに来なければならないということだ。うーむ……次に走る時は、車体にヌルヌルな液体でも塗っておくかな。狭い場所に入ったり出たりする時には、そういう液体が役に立つということを、経験上、私は知っているのであるw。
2024-10-19(Sat) 秩父よ、私は帰ってきた!
今年の頭、深谷のゲーセンまでドライブした帰りに長瀞を通り、そのうち改めて訪れたいと思わされたのだが、三峰神社にも興味が出てきた。さらに近くにワーケーションに向く安く泊まれる施設も発見し、これは一度やってみなくては、と、ミニPCとモバイルディスプレイも買っておいてある。行ってみてアイテムが足りずに仕事ができないのは避けたいので、そのほか必要なものを周到に準備しての出発である。
基本153号をひたすら行く。飯田では裏を回り、松川町付近から152号へ。なかなかにワイルドだが走りやすい道だ。道の駅南アルプスむら長谷で昼飯。杖突峠を駆け下りたら茅野だ。少し渋滞しつつ予定給油。前はそこからビーナスラインに向かったが、今日は299号を東へ進む。
気づくと後にNCロードスター。老夫婦っぽかったが、幌を開けていない。と、気づけば自分も雨で幌を閉めてた。止んでいたのでオープンに。するといつしか、後のNCもオープンになっていた。無言のコミュニケーションw。別れ際に軽いクラクション。手を挙げて応じる。しかしその先の299号は霧も出て不気味な雰囲気。先行車がいるのは好きじゃないが、今回ばかりはいなければちょっと心細かったかも。
2024-10-30(Wed) テクニカルサポート業務を支援するXalebot
しばらく前から「客からの問い合わせに対する回答文の自動作成に取り組んでいる」と書いたが、結構、時間が経っているなぁ。ようやく動き始めたので、ちょっとまとめておこうかと。
Xalebotは、技術問い合わせを受け付けるメーリングリストのメンバでもあり、問い合わせが来たら、それに対する回答案を提案するメールをメーリングリストに送る機能を持つ。技術問い合わせに回答するサポートエンジニアは、その回答案を活用することにより省力化、または、対応力が強化されるわけだ。うまくいけば、の話ではあるが。
肝心なのはその回答案のデキだが、Xalebot自体にはAIエンジンを積んでいない。外部の生成AIサービスに依存するようになっている。逆にいえば、外部の生成AIサービスの能力向上により、Xalebotの有用性は勝手に向上していく寸法である。
なお、Xalebotの動作の大半は、既存の(ウェブ)メーラのMave(rick)に依存している。メールの受信や送信、デコード、スレッド管理などは、イチから組むとなると大伽藍の建造である。であるから、実際にXalebotのベースコンテナは、まんまMaveコンテナであり、多くの機能を外から呼び出している。
お世話になっております。山田太郎と申します。
弊社では猫型ロボットを開発中なのですが、
日本で一番有名な猫型ロボットの名前はなんだったでしょうか?
ご教授いただけますと幸いです。
AI の Xalebot[gpt-4o-mini-2024-07-18] です。
回答案を作成しました。
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お世話になっております。
ご質問いただき、ありがとうございます。日本で一番有名な猫型ロボットは
「ドラえもん」ではないかと思われます。ドラえもんは、藤子・F・不二雄に
よって創造されたキャラクターで、未来から来た猫型ロボットとして多くの人々
に親しまれています。
他にも、さまざまな猫型ロボットが存在しますが、ドラえもんが最も広く知ら
れていると考えられます。もし他にご質問やご不明点がありましたら、どうぞ
お気軽にお知らせください。
よろしくお願いいたします。
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以上です。
お世話になっております。サポートの田中次郎と申します。
> 日本で一番有名な猫型ロボットの名前はなんだったでしょうか?
ご指摘の猫型ロボットは「ドラえもん」ではないかと思われます。
よろしくお願いします。
お世話になっております。山田太郎と申します。
> ご指摘の猫型ロボットは「ドラえもん」ではないかと思われます。
あー、確かに。そのような名前だったと思います。ご回答ありがとうございます。
弊社の製品ではその名前は避けたいと思うのですが、色かぶりも避けるべきかと考えております。
そのロボットのボディカラーは何色でしょうか?
ご教授いただけますと幸いです。
AI の Xalebot[gpt-4o-mini-2024-07-18] です。
回答案を作成しました。
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以下がその質問に対する回答案です。
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お世話になっております。
ご質問ありがとうございます。
猫型ロボットのボディカラーについてですが、具体的な色は開発段階により異
なりますが、一般的には青色が代表的です。ただし、弊社では他の色も検討し
ており、最終的な色の決定は今後のデザイン案によります。もし特にご希望の
色がございましたら、お知らせいただければ幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
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田中 次郎
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以上です。
お世話になっております。サポートの田中次郎と申します。
> そのロボットのボディカラーは何色でしょうか?
青色となります。
よろしくお願いします。
お世話になっております。山田太郎と申します。
> 青色となります。
なるほど。では、赤色か黄色であれば、そのロボットと色かぶりしませんね。
ご対応ありがとうございました。
AI の Xalebot[gpt-4o-mini-2024-07-18] です。
回答案を作成しました。
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オッケー!以下の感じでギャル語っぽく答えちゃうね☆
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あ〜、マジウケる!質問ありがとね〜!
1. そのロボットのボディカラーは何色でしょうか?
→ それ、青色だよ〜!バッチリ決まってんじゃん♪
2. 日本で一番有名な猫型ロボットの名前はなんだったでしょうか?
→ そんなん、ドラえもんしかないっしょ!みんな知ってるし〜!
って感じで、どうかな?もっと聞きたいことあったら教えてね〜!?
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以上です。
ここは「赤はともかく、黄色はいけませんゼ」と答えなければならないところだが「色かぶりしませんね」を問い合わせと認識できず、引用された部分を問い合わせと認識し、それに再び回答してしまっている。「gpt-4o-mini」でなく「gpt-4o」なら結果は違ったかもしれない。
まぁ、ちょっと最後が残念っぽい感じにはなったが、機能としては意図したことが実現できていると言えよう。さらに、Xalebotには再学習用に事例を出力する機能も備えている。つまり、問い合わせとサポートエンジニアの回答(正解)を要約したものだ。
最初に、以下のような問い合わせがありました。
「『日本で一番有名な猫型ロボットの名前はなんだったでしょうか?』」
それに対して、以下の回答を行いました。
「ご指摘の猫型ロボットは『ドラえもん』ではないかと思われます。」
それを受けて、以下のような問い合わせがありました。
「以下が質問内容のみを抜き出したものです。
そのロボットのボディカラーは何色でしょうか?」
それに対して、以下の回答を行いました。
「青色となります。」
2024-10-31(Thu) 宇宙を目指してリモートデスクトップ
自分は自宅でも職場でも主にFedoraのMATEデスクトップ環境を使って作業をしているのだが、自宅のメインマシンであるThinkPad A285がそろそろピンチである。
「四の五の言わんとカーネル上げるんだよゴルァッ!!」と客に叫びまくっている割には、自分の環境はFedora30に5年以上も塩漬けである。いや、だってねぇ、デスクトップ環境を整備すんのは面倒なのよ。ちょっとずつ変わるから、常に同じ方法で同じ使い勝手が維持できるとは限らないし。せめて、前の環境を残しつつ切り替えられればいいけれど、前に試したらうまくいかなかったし。
オフィシャルにリリースをアップグレードする方法があればいいのに……と、思ったら、 最近はあるのか。でもなぁ。こういうのは失敗しがちだからなぁ。バックアップしたとて、環境が壊れたら戻るわけでもないし。
しかし、Firefoxが古いからか、見えないページの割合が増えてきた。Chromeを入れて凌いできたが、そのChromeもサポート外ディストリだと騒ぎ始める始末。そして、決定打はFactorio。Space Ageが出たので、最新バージョンに上げたら動きゃしない。glibcが古すぎるんだと。いや、まったくそのとおりなんですが。
こうなったら、先日のワーケーションで活躍してもらったミニPCにリモートデスクトップ環境を立ち上げ、そいつがそこそこ使い物になったら、そのノウハウをフィードバックして、メインマシンを最新のFedoraに上げる、という手順を踏むしかない。急げ、Space Ageという、宇宙ガ、マルゴト、マッテイル、のだ。
ミニPCにはFedora40が入っているが、別にたいして磨いてもいない壊れてもいい環境なので、ついでに上記のアップグレードを試してみた。工房は1階、ミニPCは2階にあるので、横着してリモートで作業したのだが、問題なくFedora41に上がった。なるほど。で、xrdpをインストールして、リモートから接続……しても、いつまでも画面真っ黒なんですが……。
そうだ。自分にはcrdplusというテもあったんだ、と、Fedora39の環境を立ち上げるが、同じ症状。なんだよもー、ごもー、ろくもー。
リモートデスクトップは、だいぶ前から幾度となく構築しているが、いつも引っかかるんだよなぁ。今回は何だよ……ということで、調べ始める……つうても、どこを調べればいいのか。そこそこの試行錯誤の後、プロセスの状態に不審な点があることに気づいた。
# pstree -p
systemd(1)-+
:
|-xrdp(406)---xrdp(448)
`-xrdp-sesman(402)---xrdp-sesexec(449)-+-Xvnc(460)-+-{Xvnc}(465)
| `-{Xvnc}(466)
|-startwm-bash.sh(468)---startwm-bash.sh(514)-+-glxinfo(515)-+-{glxinfo}(519)
| | |-{glxinfo}(520)
| | |-{glxinfo}(521)
| | `-{glxinfo}(522)
| |-grep(516)
| |-head(517)
| `-sed(518)
`-xrdp-chansrv(469)---{xrdp-chansrv}(470)
glxinfoってなんや。grep, head, sedを従えているのも極めて怪しい。んー、殺すか。死ね、glxinfo。と、killするとリモートデスクトップ画面にデスクトップが現れた。そりゃいったい、どういう理屈やねん。glxinfoが起動処理を止めていた?
起動の都度、glxinfoを殺してもいいんだが、シリアルキラーになるのも気分が良くない。もっとスマートな回避手段はないのものか、と、調べに調べていると、ようやくglxinfoを呼び出している部分が見つかった。確かに、grep, head, sedを従えている。
# cat /etc/X11/xinit/xinitrc.d/10-qt5-check-opengl2.sh
#!/usr/bin/bash
if [ -z "$QT_XCB_FORCE_SOFTWARE_OPENGL" ]; then
QT5_CHECK_OPENGL_VERSION=`LANG=C glxinfo 2> /dev/null | grep '^OpenGL version string: ' | head -n 1 | sed -e 's/^OpenGL version string: \([0-9]\).*$/\1/g'` ||:
if [ "$QT5_CHECK_OPENGL_VERSION" == "1" ]; then
QT_XCB_FORCE_SOFTWARE_OPENGL=1
export QT_XCB_FORCE_SOFTWARE_OPENGL
fi
unset QT5_CHECK_OPENGL_VERSION
なんかよーわからんが、QtにOpenGLの状態を伝える処理っぽい。「QT_XCB_FORCE_SOFTWARE_OPENGL=1」だとアクセラレーションが無効化されるらしい。glxinfoが止まるのがよくないのだろうが、QT_XCB_FORCE_SOFTWARE_OPENGLをどこかで手動で設定すれば、処理をスキップできる。
# tail ~user/.bashrc
:
export QT_XCB_FORCE_SOFTWARE_OPENGL=1