SVX日記
2013-11-15(Fri) 艦これ+NAVAL WAR=艦娘うぉー
2013-11-17(Sun) 艦これ+NAVAL WAR=艦娘うぉー、プレイ
英才教育の甲斐もあって、ウチのガキはしっかりゲーム好きなのだが、取り組むゲームがテレビゲームばかりというのも幅がない。そこで、アレやコレやと、電気を使わないゲームでも大いに盛り上がっているのだが、そこでふと、学生時代に遊んだカードゲームを思い出した。
多人数で、互いに戦車で撃ち合うゲームだったのだが、名前が思い出せない。ヤークトティーガー、ヤークトパンター、カチューシャ、愚劣指揮官などというカードが印象に残っている程度……と、当時、一緒に遊んだ友人にメールで聞いたところ、それは「タンクハンター」ではないか、とのこと。ググってみると、まさにそのとおり。
……と、それ関係をググっていると、見つかったのが「NAVAL WAR」という、どこかで見たような海戦カードゲーム……ッ!! これ、同時期に遊んでたやつやんかッ!! しかも、今なら「艦これ」ブームにジャストミートじゃねぇか!! ……って、これも売っちゃあいぇッ!! なんでぇッ!?
しかし、そんなもん自作してしまえばいいのだ。どこかにカードのリストとルールは落ちてないか……と、探しまくる。タンクハンターと違って洋ゲーなこともあり、どうにかそれらしい情報が集まった。カードにそれっぽい艦船と武器を割り当て、ゲーム性に一切の変化は加えず、ビジュアルだけ「艦娘」にしてみる。名付けて「艦娘うぉー」。
自作にあたっては、またTrueLegacyGraphicsライブラリを利用しようと思ったのだが、印刷を目的とする場合、ちょいと解像度が心もとない。こういう場合、どうするのがよいのかと思ったら、ちゃんと2Dグラフィックスライブラリがあるのね。その名も「カイロ・グラフィックス」。実に肩こりまで治りそうな名前である。
もちろん、Rubyバインディングからcairoを利用するのだが、せっかくなので、LegacyGraphics、TrueLegacyGraphics(tk)、TrueLegacyGraphicsGtk2を踏襲する形で、TrueLegacyGraphicsCairoを作り、カードレンダラはその上で動くように作ることにした。
……というわけで、できたのがこちら。おぉ、かなりソレっぽいデキだッ!! もちろん、ゲームとしてのデキはオリジナル通り。早速、親子で「砲雷撃戦、始めッ!!」である。攻撃時に「五十鈴には丸見えよッ!」とか、被弾時に「たかが上部兵装を少し失っただけよッ!」などと叫びながらプレイすると、ますます盛り上がる。ちなみにガキは五十鈴が好みだとか。ガキには五月雨の良さはわからんな……ふっ。
作ったカードレンダラ一式を置いておく。ちなみに、画像ファイルはごく一部を除いて添付していない。プレイ画面からキャプチャするなり、艦これWikiから持ってくるなり適当に揃えること。
……っと、話は替わるが、最近どうも書道が楽しくなってきてしまったので、100円ショップの筆ではなく、そこそこちゃんとした筆がほしくなった。で、ホームセンターに艦娘うぉー用のケント紙を買いに来たついでに文房具コーナーに寄ったところ……
な、なにこれッ!? この狙ったような「雪風」という銘の細筆はッ!? なんか、ミスプリで字の順が逆になっちゃってるみたいだが(違)。並んだ筆の中ではやや高めなのに、これを買うしかないではないか。「買わないわけにはいきませんッ!!」
ついでに太筆も買おうと思ったら、これまた「紅雲」という銘の「彩雲」とも「瑞雲」とも付かないような微妙な筆が、これまたやや高めの値付けで並んでいる。「紅雲とかって、どうかな? いける? ……いけますッ!!」
やはり、参考書がひつようということで、行書の教本も買ってしまった。さぁ、目指せ、掛軸ッ!!
2013-11-25(Mon) 物件保守祭り!
まずは、Linux用の秋月PICライタ「rakipic」。sdccの環境を整えるinc2h.plと各libを作るUbuntu向けのスクリプトを同梱。
つぎに、回路図エディタ「Qt-BSch3V」(私家版)。qtの開発環境さえ入れば、Ubuntuでもコンパイル一発だった。
最後に、8bit的グラフィックスライブラリ「LegacyGraphics」。先の「艦娘うぉー」のレンダラを含む一式。読むライブラリを切り替えるだけで、curses, tk, gtk2, cairoのいずれでも似たような出力を得られるようになっている。line文でpdfやPostScript形式のファイルを生成できたことには、我ながら感動した。
2013-11-27(Wed) カレンダーづくり
絵の部分はヘタでも見栄えしそうな「どこでもいっしょ」のキャラを水彩で。月の文字は小筆の「風雪」で自筆。カレンダー部分は、ここぞとばかりにTrueLegacyGraphicsCairoを使い、スクリプトでサクッとpdfを生成。にしても、我ながら使いごたえのあるライブラリを作ったもんだなぁ。