SVX日記
2016-11-06(Sun) ナビホーク、4度目の帰航、電波時計の電波を目視
愛用の腕時計「ナビホーク」だが、液晶の表示が薄くなっているな、と気づいた数日後には、完全に電池切れとなってしまった。今回で4回目だ。
早々(先月12日夕)にシチズンに送ったところ、部品払底で防水性能がなくなること、潤滑油の劣化で分解掃除を推奨するとのこと。見積りは、実に15660円。ぐぅ。オーバーホールなしなら5724円ということだが、長らく愛用しているし、気持ち的にケチりたくないので了承。本日、無事、戻ってきた。
と、時計つながりではないが、以前から目視してみたかった電波時計の信号だが、aitendoで「電波時計モジュール(40/60KHz)[D606C]」を売っていたので買ってみた。950円。結構、面白い部品が多いので、ついでに送料無料会員にも入会。
ぱぱっとLEDをつないだら、すぐにそれっぽい信号のキャッチに成功した。電波時計の信号は、1秒間隔のパルスで伝えられ、1情報単位は60パルス、つまり、現時刻を得るには、最低1分かかる。電波時計の時刻がなかなか合わない理由のひとつがこれだ。
2016-11-12(Sat) 投げ売りポータブック(PORTABOOK)購入
定価の9万は疑問だが、かなりシッカリしている感じ。基本的に、世間的な評価と似たような印象を受けた。が、肝心のキーボードのストロークはそれほどなく、使いやすいかは微妙。まだ、本格的に叩いてはいないけど。
2016-11-13(Sun) 酒環境充実
それほどにはピンと来なかったアードベックが終わったのと引き換えるように、タリスカーが到着したところなのだが、加えてあちらこちらで評価の高いブラックニッカブレンダーズスピリットをゲットしてしまった。基本、限定酒は気に入ったところで呑めなくなるとアホらしいので好きではないのだが、これは決して高価ではないし、ソコソコにウマければ儲けもの、というつもりで買ってみた。
と、それとは別に、先日の出張の際にコンビニで見つけつつも、荷物を増やしたくないのでスルーしていたら、こちらではサッパリ見かけずに、やや後悔していた知多の180mlボトルを、近所のコンビニで偶然に見つけゲットできてしまった。
先日、またもや「ハイローミックス」のロー側の担い手を探すべく購入したハディントンハウスと併せて、酒環境の充実っぷりにニヤニヤしている寝しなのオイラなのであった。
ちなみに、ブラックニッカブレンダーズスピリットは、確かにイイ。ちゃんと和音が成立している。以前、主に瓶を目的に買ったら、本当に呑む意味がわからないレベルで、思わず中身を捨ててしまったブラックニッカのクリアと同じブランドとは思えない。
この中で順位をつけるなら、タリスカー、ブラックニッカ、クレイモア、知多、ハディントンハウスというところか。それにしても、ピュアモルトホワイトの終売は痛い……個人的には、ラフロイグやアードベックを超える印象だったのだがなぁ。
2016-11-19(Sat) お風呂スピーカを自作開始
ちょっと前に欲しいと思いついた「お風呂スピーカ」を自作してみた。既成品も考えなかったわけではないが、風呂場は音場として最悪であるから音質にこだわる必要がなく、また、風呂場は水場であるから故障する可能性も高いため、自分で交換、修理、メンテナンスができる自作が一番である。
起き抜けに作業をし始めたら気分が乗ってしまい、ドリル、リーマ、ハンドニブラ……と、作業を進めたところで、ニブラが面倒になってきてしまい、カッターで大まかに切ろうとしたら、ミスってタッパーを割り、ひとつ無駄にしてしまった。ガッカリしつつ、予備のタッパーを取り出してきて作業のやり直し。
ハンドニブラは、いつも人差し指がコスれて水ぶくれができるので、今回は指にマスキングテープを巻いた上にゴム手袋をして齧り進む。大まかに丸く穴を開けたら、ラップの芯にサンドペーパを巻きつけて、スピーカユニットがキッカリとハマるまで中をグリグリと削りまくる。右手が完全に筋肉痛になるレベルまで一時間以上グリグリして、ようやく穴があいた。
で、暫定的に完成したのがこれ。以前にどこかで見たような見かけだが、予備としていくつも買っておいた同じ100円のタッパーを使っているから当然である。ただし、今回は、防水性が必要であるから、背面にスピーカ端子はなく、音源、アンプ、電源は内蔵する形とする。
使ったスピーカユニットは、aitendoの「スピーカユニット(4Ω5W)[SPK-4OHM5W-7878]」。耳があり、350円と安価で、水がかかっても大丈夫そうなコーンなので選択した。青色というのも、水を連想させるので、お風呂スピーカとしてピッタリだ。
アンプは、秋月の「PAM8012使用2ワットD級アンプモジュール」。特に目的もなく予備で買ってあったものを使用。安くて小さいのにノイズもなく十分な音を出してくれる。D級アンプってホントすごいな。
早速、ブレッドボードほかを適当に放り込んでフタを閉め、風呂場で鳴らしてみた。うーむ、風呂場は想像以上に音場として最悪であった。それでも、立派な音が出るので、普通に風呂タイムが楽しい。試しにスピーカにシブキをかけてみたが、普通に水を弾くので大丈夫のようだ。
2016-11-20(Sun) ミニファミコンにジョイスティックを接続
先日「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」を購入してしまった。
おまけに、家のWiiや3DSの中に、搭載ソフトの30本中の4本までが購入済みだ。基本的にゲーム黎明期からのゲーム好きのオイラにとって、レトロゲーはレトロでもなんでもなく、現在進行形であり、特に著名なゲームについては懐かしくもなんともないのである。
実際amazonに予約注文したのも「気が変わったらキャンセルすればいいや」というつもりだったのだが、発売日が近づくにつれて「ネット上が異様に盛り上がって」きたので、キャンセルするのがもったいなくなってきて、手元に届いてしまった、という感じだったりする。
と、そんなオイラなので、ソフトを追加できたらいいな、などとは全く思わないし、コントローラが小さい、という不満もない。そもそも、ゲームセンタ至上主義のオイラにとって、ファミコンのコントローラは「ファミコン版」にお似合いの「クソコントローラ」なのである。昔のままの大きさであったとしても、それはゲームを楽しむには不十分な機構なのだ。
まぁ、それはそれとして、ミニファミコンの前面の拡張端子は、単なる飾りでフタを開けることすらできない。んじゃ、どうやってジョイスティックを接続するかといえば、いわゆる「乗っ取り」である。正規のコントローラのスイッチ回路から線を引き出し、自前のジョイスティックに接続するのである。
ミニファミコンのコントローラを分解したところ、回路の細かさに一瞬アセったが、よくよく眺めると「ここにハンダ付けして乗っ取ってねッ!」といわんばかりのランドがあるではないか。なんだかよくわからんが助かった。線を引き出す場所は上部しかなかったので、上部から引き出し、既存の線に沿わせる形にする。というわけで、以下がハンダ付け箇所である。
自前のジョイスティックは、以前に自作し、パドルまで追加し、スティックをセイミツ化までした、ヴァリアブル・ジョイスティック「JS-1V」だ。見た目はショボイが、自分の指の位置に合わせてカスタマイズした世界にひとつの品。新たにミニファミコン用の専用ケーブルを製作し、コネクタを介して接続する。
2016-11-21(Mon) aiteidoの極小MP3モジュール動作
先日、送料無料会員に入会したこともあり、気になる部品があると躊躇なく購入できてしまうことから、お気に入りのaitendoなのだが、先日、購入した「極小MP3モジュール[M2801002]」がうまく動作しなかった。商品の性格上、返品規定はどうなっているのかと思って調べたら、再検査という手順を踏むらしい。
2016-11-23(Wed) あれこれ雑作業
起き抜けに、先日購入したミニファミコンにシリアルコンソールを接続すべく、ハンダ付けを始める。
その一方で、先日に購入したポータブックへ出たばかりのFedora25をインストールし始める。
んが、どちらも期待を下回る結果。ミニファミコンはカーネルの起動メッセージすら出してくれないし、キー入力に反応してもくれない。何か手落ちがあるのかもしれんが。ポータブックの方は、ある意味、想定通りだが、やはり無線LANは動かないわ、スリープはできないわ。まぁ、最悪どっちもダメでも使えないこたないのだが。
ちなみに、ミニファミコンから、どうやって線を引き出そうか、ちょっと粋な方法はないかと考えたのだが、手前の拡張ポートのフタは下部ケースと一体だし、カセットのフタの下は埋まっているし、イジェクトレバーは飾りだし……で、結局、カセットのフタの取り付け穴から引き出すという、面白くもなんともない方法に落ち着いた。まぁ、どうでもいいけど。
このLEDスタンド、何しろ軽くてワイヤレスなので、ちょっと手元を照らすのに便利なのだ。最初、ふたつ買い、追加でひとつ買って、家に、黒、白、赤と3つもあるのだが、黒は朝に自分の顔を照らす用途に、白はカミさんが寝床で、赤はハンダ付けの際に、とフル活用している。
ただ、ひとつ「明かりがチラつく」という問題があるのが玉にキズ。最初は原因がわからなかったのだが、どこかのサイトに「照明の電流がスイッチを経由してるから」という情報を見つけ、そのうちFETでスイッチングする形に改良してやろうと思っていたのであった。
このスタンドは単3電池3本なので、定格4.5Vであり、十分FETを駆動できる。使用するFETは、2SK1772という小さくて10円チョイの安価なもの。ちょいちょいとブレッドボード上で試作して、ささっと組み上げた。
結果、チラつきは完全に解消された。オマケに、手を抜いてFETのゲートに直結したので、微妙なキャパシタンスの副作用で、ふわぁ〜っと約1秒かけて消灯する動作まで追加された。そのうちカミさんの個体も改良してやるとしよう。
1000円だから、最悪、付属のステレオミニケーブルを買ったつもりで、と、まったく期待していなかったが、ちゃんとBluetoothでPCから音楽が飛ばせたし、mp3は再生できたし、有線接続で普通のヘッドフォンとしても使えた。
2016-11-27(Sun) お風呂mp3スピーカを進捗
なんとなく、製作中のお風呂スピーカにmp3モジュールを内蔵する作業を始めてしまった。
ちなみに、内蔵するmp3モジュールは、極小mp3モジュール[M2801002]であり、先日動作テストを行ったものだが、このモジュールには、この赤外線リモコン(mp3)[P3-IR21SIL]が適合する。aitendoのサイトには何も書いてないのでダメ元のつもりだったが、今回の製作対象は防水能力が必須なので、これが動いてホントによかった。ちなみに、受光モジュールはなんでもよいのだろうが、今回は赤外線リモコン受信モジュールGP1UXC41QSを使った。
まずは試しと、ブレッドボード上でPAM8012使用2ワットD級アンプモジュールとつなぎ、音が出るように組んでみたが、ひどくノイズが乗る。mp3モジュールの音量設定とは無関係に、プチプチと等間隔で鳴り続ける。リモコンで「停止」すると消えるが「消音」だと乗る。音声信号の線を抜いても止まらないので「楽曲の再生」に伴って電源から回り込んでいるっぽい。ちょっと我慢できない大きさなんだよなぁ。
あちこちにバイパスコンデンサを足すが、効果がない。んが、mp3モジュールに触れたらノイズの大きさが変わった。電源との接触が悪いから出てるってこと? とりあえず、電源ラインにはできるだけ太い線を使うことにしよう。
実体配線図をデザインしたら、工作にかかる。必要なピンヘッダ、ピンフレームを切り出したら、2mmピッチのmp3モジュールを、空中配線で2.54mmピッチに変更する。あとは、だーっとハンダ付けしてメイン基板を仕上げる。
なお、最終的には以前に使ったPAM8403使用D級ステレオアンプモジュールを搭載する予定なのだが、ケチってamazonで1個134円の輸入モノを注文したので、当分の間は届かない。暫定的にブレッドボード上に組んだアンプを空中配置で動くようにするハーネスを作って対処する。