SVX日記

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2005-03-30(Wed) USBパラレル変換回路、製作好調

  さて本日は昨日の予定通り「イ号作戦」完遂に向けて半田ごてを振り回すのである。まずはその前に、実態配線図を実態に合わせて修正する。

  画像の説明

  なお、当初の予定より縦が一列減ったので、回路が押し込み気味になった結果、PORT-Bの3番がGND固定になってしまった。悲しいコトにB-3雪風は永遠に地上から飛び立てないのである。なお、このよーに基板サイズを無理すると、ちょいと予定が狂ってポートが足りなくなった場合などに、作り直しになるなどの致命傷に至る可能性がある。よい子はマネをしないようにしましょう。

  ちなみに、基板からは電源ライン以外に10本の信号線が引き出される予定になっているが、この時点ではピンアサインを完全に決定していない。できるだけソフトを組むときにラクできるようにしたいとは考えているが、あまりに無理な配線状態になるようならソフトで苦労するつもりなのである。

  ここでハンダゴテを出す前に、最後のモルツタイムに入るコトにしよう。今日は「赤城山水系」である。プシュ。おぉ、最後のモルツは「爽やかな風の中に泳ぐクリオネ」という印象である。決して、飛蚊症を患っているワケではないので念のため。

  ここ数日、サントリーのモルツというビールについて前衛的表現を繰り返してきたが、実はコレ、美食評論家の意味不明な味表現に対する皮肉のつもりもあった。食べ物の味などというモノは、人の感じ方に大きく左右されるモノで、絶対的指標は存在しないのである。そーゆー意味で、オイラは「料理の鉄人」という番組が大キライであった。ただでさえウマい料理を食っておきながら、それに文句つけるとはどういう了見でぃ、べらんめぇ。

  その点を意識したかどうかは知る術もないが「どっちの料理ショー」は、実に文句のつけようのない番組である。個人の好き嫌いで食べる前から料理の優劣を決めるというのがイヤミがないし、食う時はみんなウマいウマいと食う。実に楽しそうだし、料理の勉強になる面さえある。負けた料理人の作った料理を無駄にしているようなイメージもあるが、あれは番組の都合であって、実際には裏で楽しく食べられているのに違いない。番組は4月からリニューアルされるようであるが、個人的に健闘を期待する。

  画像の説明

  さて、余談はこれくらいにして、ハンダ付けを始めよう。まずは両基板に載せる部品をしかるべき場所にハンダ付けする。次は手元にある40芯程度のフラットケーブルから、10芯分を裂き、チョン切って片側を基板に接続。そのあとピンアサインを考えながら逆側をピンヘッダにハンダ付け。昨日、ピンヘッダのピン幅とプリンタのメスコネクタのピン幅とは若干幅が異なると書いたが、10ピンまでは無理すればなんとか刺さった。残り4ピンは電源ラインなので、別途DCジャックと接続する。

  イ号作戦のハード製作はこれで完了。次はソフト。PIC16F648Aを用意し、STROBEピンの信号を上げ下げする制御プログラムを書き込む。2枚の基板をドッキングし、STROBEピンに470Ωの抵抗と青LEDを直列に接続して、USB端子からPICに電源を供給……LEDが点滅!! 実は、意外と制御プログラムを書くのに手間取ったので、今日はココまで。明日はセントロニクス仕様の通信スタックを実装する予定である。明日にゃカチャカチャいわすゼッ!!