SVX日記
2008-03-03(Mon) フォロれんことに気づく
……という記述を発見。あわてて、データシートを引っくり返すと、確かに「+2倍または-1倍の低利得でも安定動作します」と書いてある。こんな記述、すっかり読み飛ばしておったわい。「+2倍または-1倍の低利得」というと非常に回りくどいが、要するに、非反転増幅回路では2倍以上にすれ、反転増幅回路では1倍未満にするな、ということだ。ボルテージフォロアはオペアンプ自身にはキビしい動作条件である、などという記述をどこかで読んだ気がするが、LM7171はその性能の反面、やや気難しいオペアンプらしい。
昨日、散々ハンダ付けした後に知る、驚愕の事実。でもまぁ、ピンアサインが同じで、もう少しスルーレートの低めの、フツーのオペアンプに付け替えれば捨てることはないかな。そういうオペアンプを手配しよう。どうも、LF411なんて、よさそうだ。
2008-03-04(Tue) オシレータ発振せず
しかし、32kの水晶といえば、なんか以前にバタバタしたような記憶があるのだよなぁ……と、思いながら、単にLEDを点滅するだけのプログラムを動かそうとしたところ、サッパリ動きゃしねぇ。点灯しっぱなしてのもヘンな話だが。
2008-03-05(Wed) 通勤途中で部品を買う
突然だが、おいらの通勤経路には電子部品の店がある。まぁ、フツーに遅刻しないで職場に行き、適当に働いて帰れば、店が開いている状態に出くわすコトはないハズなのだが、そこはそれ、時々は開いている時間に店を通りかかることもままあるのである。しかしながら、妙に狭い店だし、なんとなく入りづらくて、この2年半もの間、横目に見つつも、一度も入ったことはなかった。
ついでにもらった名刺には「技術者がサポートできる電子パーツショップ」とあるから、電話して調査を依頼すれば教えてくれるかなぁ。しかし、あまり感じのいい店員ではなかったなぁ。まぁ、いいかな。正直、よほどのことがない限り、もう一度、行きたいとも思わんし。
さて、帰って、買ったばかりのコンデンサを、昨日の回路に適用する……あかん、やっぱり発振せん……というか、もしかして? あーッ!? ……16F648Aのコードをベースに作っていたら、時間待ち用のループカウンタのアドレスを変更し忘れたのが原因か。70h〜7Fhに置いていたのだが、12F629の60h〜7Fhにはメモリが載っていない。
無事、動くようになったので、手持ちのすべての水晶が10pF/15pFで動くかどうか試してみた。結局、以前に動かなかったヤツは10pFでもやっぱりマトモに動かなかった。なぜか、円筒のケースを手でつまむと、いずれも不定期なタイミングで発振してしまうのはなんとも不思議だが、ケースをグランドに落とせばいいというわけでもない。よくわからん。
2008-03-06(Thu) もっと箱入りでアートっぽく
オシロが進まないので、先日、イイ感じに加工できたケースをさらに加工するのである。
少なくとも、ボタン1個とロータリーエンコーダは取り付ける必要がある。さて、どこに取り付けようか。ボタンは目覚まし音の停止にも使うだろうから、単純に上面の中心にするとして、ロータリーエンコーダは……右の側面ッ!! これに決まりだ。
2008-03-09(Sun) 小さなアンプ回路完成
今度は、蚊の鳴くようなゲルマニウムラジオの音声出力を、スピーカに出力するためのアンプ回路を作る。といっても、先日、試験したTA7368を素で使うだけの回路だ。
2008-03-13(Thu) 抵抗を選別! 選別ゥ!
インスツルメンテーションアンプ回路の構築のため、ペアで使う抵抗を選別する。以前にラダー型DACを作ろうと思って購入した、1kΩと2kΩの金属皮膜抵抗をメインに、470Ωのカーボン抵抗と、入力電圧の分圧に使う1MΩのカーボン抵抗が対象。
2008-03-15(Sat) ジャンクで乾杯
まずは、日米商事。一番安いことが多いので、まずはここから回る。10MΩの抵抗が欲しくてコンテナを物色したが発見できず、5.1MΩで手を打つ。消費しがちな100uFのコンデンサと、ちょっとしたアンプ回路のカップリング用の470uF。
それから、以前に買ってはみたものの耐圧が不明で気分が悪いままのAC100V絶縁用のコンデンサ。しかし、このガタイで1kVってホンマか? 18pFなら32kの水晶の負荷にも流用できそうな容量ではあるが。
次は秋月。なんと、電解コンデンサが日米商事より安かったので470uFと1000uFを追加購入。最近、気に入っている簡易オーディオパワーアンプTA7368と、消費しがちなピンフレーム、なんとなくプラネジセット等も購入。コンデンサマイクは思いつき。それから、ポテンショメータを大量購入。10Mx10、20Mx2、50Mx2。最後に、今回の主目的である、計測用オペアンプ。LF411CNx5とLF412CNx4。まぎらわしい買い方をしたので、数を間違えられて余計に50円を取られた。がちょーん。
まとめに千石。ハンダとコテ先、10MΩの抵抗と9Vの電池。左上のは、100pF600Vのディップマイカ。実は、以前に買った耐圧不明のモノと「同じか」どうかの確認のため、見るだけのつもりだったのではあるが、見た目は同じものの、大きさが倍半分くらい違った。ちょっと迷ったが、あれこれ取り替えて実験するのもよかろう。んが、値段は210円。高けぇ。
箱の隅に「50Hz」と書いてある。え? つーことは、やっぱ、アレ? 電源の周波数を元に動いているってコト? 実は昔、ウチの実家にはダイニングの棚の上にラジオ付きのパタパタクロックがあったばかりか、オイラの目覚まし時計も長い間パタパタクロックだったけど、60Hzだからどうとか、そういう観点で見たことはなかったなぁ。目覚まし音が「ムギーッ!!」だったのは覚えているけど。
というか、そういうパタパタクロック体験があるので、思わずロータリーエンコーダを横に配してしまうワケなのだが。
自然に4人で入ったので、みんなアイリッシュパブは経験済みかと思ったら、3人とも初めてだった。揃って頼んだギネスの苦さに文句を言われる。オイラも初めての時は、あまりの苦味に、アホかッ!! って思ったよなぁ。でも、慣れだよね、慣れ。ほろほろと帰宅。
巨大なバリスタらしき部品と、正体不明の部品は使いようがないが、今回の収穫は抵抗器と集合抵抗。かなり多種の抵抗をまんべんなく入手できた。集合抵抗も10kΩを大量に入手。470Ω付近の集合抵抗なんか、7SegLEDのドライブにはもってこいだぞ。
2008-03-20(Thu) ケーブルをハンダ付け
2008-03-21(Fri) ラジオを動かしてみる
2008-03-23(Sun) ヤル気が減少した場合の対処法
2008-03-25(Tue) 「ワイヤレストラベルマウス」の沈黙
2008-03-26(Wed) さようなら歌ドキッ!
後藤真希の「恋の奴隷」を聞いたしばらく後から、ずっと録画(エアチェック?)しては、チマチマとiTunesに曲としてインポートしてきたが、どうも、この番組改編で終了するらしい。
つーか、ザックリいうと、ほとんど後藤真希の出演だけを期待して視聴していたのに、フューチャリング(一週間まるごと○○ちゃん)特集には、とうとう出演しないまま、番組終了になってしまった。あー、もー、アレだ、言っては悪いが、あの、あの、聴くに堪えない●●さえ、取り上げられたのに……
しかし、後藤真希の歌声は相当にレベルが高いと思う。当初、彼女には、茶色の長い髪が好み、という以上には、特に何の思い入れもなく、最初はフーンと聞き流していたのだが、純粋に、聴くほどに、心地よくなってきてしまった。
2008-03-27(Thu) 「ワイヤレストラベルマウス」回収
先日、マジかよ、と思ったワイヤレスマウスの受信モジュールの故障だが、マジだった。二晩たっても動かない。マジかよ。マジなんだけど、マジでマジかよって、感じ。
というのも「気に入ったものはふたつ買う」原理主義者のオイラなので、もうひとつ持っているのだ。しかしながら、もう片方のマウス本体には電源スイッチが付けてあり、受信モジュールは以前に愛用していたノートPCの中に埋め込んでしまってある。仕方ない。こうなったら、そっちのモジュールを取り出して、使うしかない。
かなり以前から横目で見ていた、LogicoolのVX Nanoも悪くないとは思うんだけど、ちょっと……いや、かなり値段がなぁ。ちょっと……いや、かなりヘコみ中。たかがマウスのコトなのに。
2008-03-30(Sun) PC Engines ALIX到着
以前に購入し、今もnfsroot環境で組み込みLinux(?)として稼動している、WRAPのニューモデル「ALIX」が昨日、到着した。今回、購入したのは、LANが1ポートながら、なんとVGA付きのモデル。
昨日、届いた箱を開封だけして、放置しておいたら、ウチのイッペイがプチプチをプチプチしたかったみたいで、中身である部品ムキ出しのメインボードが床に放り出されていた。ゴルァーッ、何やっとんじゃッ!! プチプチの方に興味を持ってどうするよ。遊ぶならメインボードで遊ぶべきだろッ!!(そういう問題でもない)
2008-03-31(Mon) PC Engine GRADIUSクリア
先日、カミさんの希望で家にWiiが来た。今でもゲームはキライじゃないが、一時期ほどの燃え上がる情熱はすっかり失っているオイラなので、正直、ほとんど興味はないが……あ? え? バーチャルコンソール? あ、それはちょっと興味があるかも。
権利関係の問題か、アーケード版を扱っていないのが、ゲーセン原理主義者のオイラにはかなりモノ足りないが、メガドライブがラインナップされているのは、元ハードメガドライバーでもあったオイラにはちょっとうれしい。
だが、だからといって、迷わずポチッといくほどのブツもないなぁ。PCエンジン版のスーパーダライアスがあったら、迷わないだろうけど……で、結局、PCエンジン版は未体験のグラディウスをチョイスした。いつまで経っても、グラダラなオイラである。
移植度はまぁまぁだが、リモコンをコントローラにしているので、3速にすると操作がキビしくなる。オイラはジョイスティック派なので、正直、楽しさは半減だ。もっと、バーチャルコンソールを楽しむため、ジョイスティックを自作しようかなぁ。