SVX日記

　 ……っと!!　久々に発売日に買いたいゲームが現れたッ!!　記事を見たときは思わず「キタッ!!」と叫んだほど。

　 「ポピュラス」のDS版だッ!!

　 比較的、1プレイが短時間で終わって、飽きずに遊べて、なんといってもタッチペンのインタフェイスとの親和性からして、DSにうってつけだ。私は以前から、なんでポピュラスがDSで出ないのか、不思議でならなかったのである。

　 思えばX68kを稼動していた頃は、かなりポピュラスにハマっていた。500面中、300面くらいまでは解いた気がする。さすがにX68kを2台は持ってなかったので、対戦をしたことはなかったが、憧れたなぁ。某誌に掲載された「祝 vs 西川」の決戦には手に汗握ったっけ。

　 だが、しかしだ。このゲームは、私が思いつく限りの……

　 「最高のブチ切れゲー」

　 ……である。高次面の悪魔(コンピュータ)側の強さはハンパではなく、超高速な整地、無駄のない攻撃、隙のない防御を完璧にこなす必要がある。しかし、それをもってしても、ジワジワと攻め入れられてしまうことも多く、神(プレイヤ)側の人民が劣勢になったが最後、一気に畳み掛けられてしまうのだ。そして、自らの民が次々と殺され、家屋が破壊されていくことは、この上ない屈辱であり、その時の気持ちたるや……

　 「マジで窓ガラスを拳で叩き割りたくなる」

　 ……ほどなのである。マジのマジだ。本海宥現だ。

　 画面イメージを見た限りでは、元祖ポピュラスに近い感じだが、心配なのはインタフェイスだ。タッチペンのインタフェイスを誤ったが最後、私の興味はゼロに収束することまちがいなし。なにせ、ポピュラスは「アクションゲーム」なのだ。PC版では、右手でマウスカーソル操作、左手はテンキーで画面スクロール、そして処理落ちまでも考慮した正確クリック連射による超高速整地がキモだったのだ。これを再現しなければポピュラスとはいえない。

　 しかし、あれだね。マウスで遊ぶゲームは、基本的にタッチペンの方が直感的に楽しく遊べるはずなのだから、名作はすべからくDSに移植すべきなのだ。わかったら、さっさとレミングスとダンジョンマスターも移植しなさい。しなさいったら、しなさいよ。