SVX日記

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2017-09-03(Sun) ひょうたん結実、ロードスターに試乗

  先日のコペン(MT)に引き続き、マツダロードスターの試乗に行くことにした……ら、自宅の壁に伝わせているひょうたんが結実しているのに気づいた。花はバンバンと咲くけども……と心配していたが、ひとつでも実ってくれてうれしい。

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  店の印象は、友達付き合いみたいな軽い感じ(いい意味で)のダイハツと違い、かなりお客様的にかしこまった印象。やっぱり、メーカによって個性があるのね。

  入念にSグレードを狙っていたのに、つい前に試乗車がSSPに替わったらしい。なんじゃそら、と思う間もなく「試乗は隣にセールスマン」と言われて困る。カミさんはMTを運転できないのだ。

  んが、素直に困った顔をしたら、あっさりと「んじゃ、おふたりで」ということになった。しかも、30分くらい、どこに行ってもいいとか。近所を一周と指定されたダイハツとは違う。だよなぁ、30分位は乗りたいよなぁ。オマケに「状況が許せば5000以上回してみて!」なんて、熱いアドバイス。うれしい。

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  いきなり出だしでエンストしてしまったが、すぐに感覚が戻る。オープンでダーッと、セミ高速道路まで飛ばす。以下、インプレッション。

  クラッチが真ん中。右側に押している。ガッツリしたフットレストが、靴の左側に当たる。カタログには「最適位置」と自慢しているが。

  普段が軽なので、エンジンは過剰にパワフルに感じた。そんなに回ってなくても、十分に加速する。でも、3000以上を保っても、不快じゃない。つまり、街乗りなら、シフトは適当でいい感じ。

  ブレーキのフィーリングは効きすぎず悪くない。んが、かなり踏み込まないとアクセルと高さが合わない。レースにおけるフルブレーキングからのヒールアンドトゥに最適化してあるのかも。街乗り用に調整できるといいが、慣れれば済むか。

  ハンドルはクイックで、遊びがほとんどない。椅子は、座り心地は悪くないものの、ランバーサポートが弱い。ちょっと長時間だと腰が心配。サスは固めで、テイストは好きだが、個人的にラクはできない感じ。

  乗り込もうとして、ズタ袋すら置き場所がない。ペットボトルと携帯以外はトランクへしまう必要がある。トランクの広さは、そこそこだが、ヒップが絞られている分「意外と広い」という程度。

  幌のオープンはラク。慣れる必要すらなく、5秒。これはいいなぁ。ただ、フロントガラスは寝ているので、開放感はコペンに少し劣る。クローズだと天井と頭とはスレスレで、帽子が当たるくらい。

  30分強のドライブの後、降りたら、少し体がビリビリする感じがした。なにせ「ゆるさ」がない。シートのフィット、操作、挙動、フィードバックのすべてが「カッチリ」だ。これは、レーシングカーだと思って、多少は疲れることを覚悟する必要があるかも。

  実は、ここにきて、いきなりロードスターが有力候補になったのは、青空駐車でもソフトトップが大丈夫そうだという情報と、限定モデルとばかり思っていたNR-Aがレギュラーモデルといういうことに気づいたこと。

  快適装備はいらないので、Sで十分なのだが、どうせSを買うくらいならNR-Aを選ばないと後悔しそう。んが、SSPで疲れているくらいなのに、NR-Aを買って大丈夫なのだろうか。

  今回、気づいたのは、やはりコペンの収納スペースはキツいということ。一応、明確なユースケースとして「カミさんとふたりで『オープンにして』一泊の旅行に出かけられる」というのがあるんだよな。オジさんとオバさんでも気にせず、オープンカーの屋根はずしてかっこ良く走りたいのだ。コペンにトランクキャリアが付けられればギリOKなのだが……。

  かなり、ロードスターに傾いてきたが、もう一度、今度はコペンのSグレードに乗ってみようかしらん。コペンには、もう少し「ゆるさ」がある気がするのだよな。


2017-09-09(Sat) ひょうたん収穫、レザークラフトで定期入れ

  ひょうたんの子どもたちがポツポツとついてきたし、長男の大きさがエラいことになってきたので、長男だけ収穫することにした。ちょっと早いような気もするが。

  オイラが高枝切りバサミでグリグリし、下でカミさんが虫取り網を持って待機。重さで虫取り網が折れそうだったが、ナイスキャッチ。

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  ちょっと表面を虫が食ってしまったようだが、素晴らしく見事なくびれ。左下に単三電池を置いてみたが、水筒にしたら使いごたえがありそうな大きさだ。

  ちょっとやわらかいので、やっぱり早かったような気もするが、仕方ない。とりあえず、カッターでヘタを切り取って、ドリルで口を開き、ズボッとドライバーを押し込んで果肉に穴を穿ち、水の中に漬けておく。

  想像を絶する臭さというが、大丈夫だろうか……。

  さて、ちょっと前にレザーの端切れを買って放置してあったのだが、エイっと工作を始めてみた。目的のアイテムは定期入れ。ちょっと特殊な機能を付けたくて、自作するしかなかったのだ。

  コピー用紙で試作して、サイズを確かめた後、GIMP上に清書して、レーザープリンタで印刷。型紙を作って端切れの上に配置し、切り分ける。端切れは756円だったが、カミさんのカードケース分を取っても、1/3くらい残った。もうひとつナニか作れるくらい。

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  ちなみに、ちょっと特殊な機能とは、片面のアルミのパンチングで、静電気に対処するためのもの。職場に出入りする際、IDカードをタッチしてから、アルミ部分に指を触れつつ、ドアノブに接触させることで、静電気のパチッという現象を避けるためのものだ。

  以前は、ボロい定期入れの片面にアルミテープを貼っていたのだが、すぐにボロボロになるわ、粘着でベタベタになるわで、静電気が本格化する冬が来る前に、どうにかならないかと思っていたのであった。

  先に、革とパンチングを適切な大きさにカットして、双方に下穴を開け、カシメでくっつける。あとは、縫い合わせるだけだ。本格的なレザークラフトのための道具はなく、以前にズタ袋を作った時に買った針と糸とロウくらいなのだが、安いドライバセットのキリで4mm間隔で下穴を空けて縫っていき、完成。

  複雑なものは作れず、シンプルながら、なかなかの仕上がり。毎日使うものなので、自作すると、毎日がちょっと楽しくなる。自作の醍醐味だ。自作すると、自分で修理できるというのもいい。

  ちょっと失敗だったのは、十分な長さの糸を準備しなかったので、途中で継ぐ必要があり、そこの縫い目が少し膨らんでしまったところ。こういう工作は、一発モノで、ふたつも作る必要がないので、如何に最初から周到に考えて作るかが重要なんだよな。まぁ、仕方ない。

  しかし、こういうのを作る時、カッティングプロッタがあると、非常に便利なんだよな。先のレーザープリンタに満足してるので、引き続きbrother製品を買いたいのだが、値段の割に、それほどの出撃回数が見込めないだろうことに躊躇している。うーむ。


2017-09-17(Sun) 糸を紡いでみる

  実は5月の初旬、ひょうたんと同時に、綿花の種も蒔いていたのだが、めでたくワタを収穫することに成功した。というか、ちょっとワタを育ててみたい、というレベルだったのに、もういいよっていうくらい実が付いた。

  で、お遊びで「糸紡ぎ」をしてみた。といっても、やり方はハイジのおばあさんと、某博物館でチラッと見た程度。トガった棒の付いた弾み車が必要なので、竹ひごとCDケースの蓋で即興で作る。

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  少し繊維を引き出して、先端付近に巻きつけ「撚る」。撚りながら、手のワタを遠ざけ、撚りを続ける。一定の太さにするのが難しい。30cmくらい撚ったら「巻き付け」て、また「撚る」。その繰り返し。

  結構、夢中になれるので楽しいといえば楽しい。なんとなく糸っぽいものができたが、Tシャツへの道はガンダーラより遠いな。

  さて、昨日のレザークラフトだが、カミさんも作りたいというので、適当に型に切ってやったら、縫い合わせてそれっぽいカードホルダが完成した。

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  嗚呼、素晴らしき哉、家内制手工業。


2017-09-28(Thu) 秋月の彼岸花、咲いてた

  昨年に植えた彼岸花の球根だが、気がつくと咲いていた。なかなかに立派である。

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  実は、もう1株、すぐ隣に白いのを植えてあるのだが、そっちは音沙汰なし。例によって、球根のチャージ量が十分でなく、花を咲かせるのを見送ったのかも。

  また、来年を楽しみにしていよう。