SVX日記

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2022-05-11(Wed) 取説に ワクワク止まぬ 帰り道

  なんとなく、久々に任天堂のスイッチを立ち上げてみた。ちょっと前にグノーシアモンスターワールドIVのリメイク版を遊んで以来、あまり触っていない。いくつか体験版をダウンロードして次々と味見してみる。

  自分は割と、一点突破のアイデアで勝負しているインディーズゲームが好きだ。安いから気軽に試せるし。しかし、今回試したものは、いずれもクラフトビールっぽい味わいだ。つまり、どれを呑んでもどこかで呑んだことあるような「クラフトビール味」。どれを遊んでもどこかで遊んだことあるような「一点突破のアイデア」という印象。

  その中で意外にも興味を引いたのが「十三機兵防衛圏」というイカにも大作っぽいゲームだった。でも、たまにはフルプライスのゲームをゆっくり遊んでみたいという気持ちもあった。絵は美しいし、システムも面白い、操作も割と直感的でスムーズ。だいぶ前にPS4で発売されたゲームのようだが、評価はかなり高いようだ。星雲賞の候補だったってのも背中を押す。その時の受賞は「彼方のアストラ」だったようだが「HELLOWORLD」とも同期か。どっちも面白かったからなぁ。

  そもそもだいぶ前から、ロボットのパイロットが主人公のRPGを作りたいと思っていた。もっとハッキリ言えば「ガンダム」っぽいRPG。この作品は「ガンダム」というよりは「ぼくらの」っぽいが。それだっていい。ダメ押しでゲーム好きの同僚に「十三機兵って知ってる?」と突っ込んだら「最近の中でベスト」と絶賛された。語れる相手も見つかったことだし購入決定である。

  さて、どう購入するか。なぜか最近は、ダウンロード版よりもパッケージ版のが安いのだよな。これ系のゲームは集中的に遊んだら終了なので、カセットメディアでも問題ない。そうだ。久々の通勤で街に出る都合もあるし、ひとつ数年ぶりに店頭で買ってみるとしようか。

  X1やファミコンやX68kやメガドライブが現役だった頃は、店頭でゲームを購入したら、電車やバスの中で開封し、取扱説明書に目を通しつつワクワクが止まらない帰り道だったよな。久々にアレをやりたい……

  画像の説明

  ……がッ! まぁ、予測どおりというか、案の定というか、取扱説明書は入ってなかったよッ! まぁ、それが今風ってことだわな。しゃーない。

  しかし、体験版で遊んだ限りでも、登場人物が多い。しかも、時代を行き来するらしい。体験版だから、ぼやーっと、遊んでいたこともあり、既にだいぶ多くの仕掛けをスルーしている気がする。そもそも自分は登場人物を覚えるのが苦手なんだよな。小説なんかでも最後になって誰だっけ? なんてこともあるくらい。このゲームは主人公だけで13人もいるので、だいぶ敷居が高い。一応、3時間分らしい体験版を、3時間強で終わらせはしたが、納得できてない。なので、セーブデータを完全に削除し、メモを取りながら、最初からじっくりとやり直すことにする。

  と、始めたばかりでアレだが「ガンダム」っぽいRPGもやってみたい。「レイノス」や「ヴァルケン」も素晴らしかったんだけど。なんかこう、宇宙戦艦のブリッジで艦長に頬を張られたところで、第一種警戒態勢のサイレンが鳴り、慌てて格納庫に走ってコクピットに飛び込み、心配する女性オペレータに「俺なら大丈夫、出撃します」と告げ、カタパルトから射出「これが地球の重力…」と呟いたところで、機体をビームが掠め「また会ったな、白い機体ッ!」と通信に割り込まれ……みたいな感じのヤツだよ! わかるでしょ!?


2022-04-11(Mon) もう食べられないよ〜

  なんというか、このまま進めば、そうなるのか? そうはならないのか? とは思っていたのだが、なんとなく「そうなってしまった感」がある。

  体作りが進み、筋肉が付き、ポテンシャルが高いぶん、燃費が悪めの体になり「腹いっぱい食べても、肥満にならない体」になったのはいいんだが、それが行きすぎて、遂に努力して食べても太れない領域に入ってしまったようなのだ。代謝が上がりすぎである、50歳を越えてるのに。

  これまでの傾向から、呑み会などの翌日に1キロくらい増えることがあるが、それは「塩気+水分」による一時的なものであり、すぐに戻ること。逆に、十分な食事を摂らずにハードな活動を行うと、ストンと体重が落ちてしまい、こっちはなかなか回復しないこと。などが判明している。

  昨日の作業ではひどく疲労したが、既にほぼ回復しつつあり、その回復速度は以前よりも速いくらいであるが、体重がストンと落ちることを見越して、だいぶ無理目に食べておいたにもかかわらず、それでもそこそこ体重がストンと落ちてしまい、そのぶん食わなければならないのに、疲労のせいかその気が起きない。まさに「もう食べられないよ〜」状態なのである。

  画像の説明

  以前のような「太らないよう食事の量を抑えて空腹感に耐える」という状況からしたら実に贅沢な悩みなのだが、ちょっと食べることに疲れてきたのも確かなのである。特に疲れ気味の時に顕著。なにせ、ここ1ヶ月くらい、努力して食べざかりの若者レベルで食べているつもりなのに、増加傾向に持って行けていない。さすがに米の消費量も気になり始めてきた。どこかに穴でも空いているんじゃねぇのか。

  自分よりマッチョなんていくらでもいるが、みんな自分以上に食っているのだろうか。毎日のように走っているのが走りすぎなのだろうか。まったくもって、おかしな状態になってしまったもんである……。


2022-04-10(Sun) 自分でサスペンションを交換する

  ショック一式を組み直してからしばらく経つが、アレコレと準備を進めてきて、いよいよショックの交換である。前回のタイヤ交換に引き続き、普通なら経験する必要のないことに、ワザワザ取り組んだのであるから、ありとあらゆることを記録しておきたい。

  ちなみに、現在は走行38000kmオーバ。オークションで購入したショック・アブソーバは走行10000kmチョイ(らしい)。なので、ちょっと早いが、足回りのリフレッシュも兼ねての交換である。

  前回と同じレンタルピットを予約し、十分に、十二分に、十ぅ〜五分に、動画サイトで各種作業方法を学びつつメモを取り、イザ、なのである。思いつく限りの作業をイメージし手順をメモしたものを作成してある。

  4本のショックはロードスターのトランクに余裕で積めたし、道具類も助手席の足元に余裕で積めた。今回も割と早めに出発し、前回と同じく9時わずか過ぎに現場に到着。すべての荷物を下ろし、作業開始である。

  いきなりだが、車高チェック。タイヤハウスの上端から、ホイールの中心までの長さを測る。約360mm。後述するが、作業開始時点ではあまり効果を信じていなかった「1G締め」のための下準備である。

  次に、ジャッキアップの前段階として前タイヤをスロープに載せるのだが、前回、ピットの床が滑りやすく、スロープが前に逃げて載れなかったので、今回、2mm厚、100mm幅のゴムシートを準備していったのだが、これがジャストミート。スロープ手前部分の下に敷いたら、至極アッサリとスロープに載せることができた。よっしゃ、よっしゃ。

  ジャッキアップ前に、トランクの内装を剥がす。ロードスターのリヤ・ショックの頭は、トランクの奥の左右にあるのだ。順に外していくが、実にプラのファスナ19個を外す必要がある。無くさないよう用意した紙コップに保持。

  内装を剥がすと、給油口と燃料タンクをつなぐパイプを保護するフューエル・フィラ・パイプ・プロテクタというアルミ板があるので、ボルト5本を抜いて、それも外す。それで左側のショックの頭のナットにもメガネが掛けられるようになる。リヤ・ショックの上部は2個のナットで止まっているので、左右計4つのナットをわずかに緩めておく。

  ホイール・ナットも忘れずに緩めてから、ジャッキアップ。前回はメインイベントのひとつだったが、今回は2度目なので気楽だ。前側のジャッキアップポイントには慎重に当てる必要があるが、今回も特段の問題なく、無事、4輪とも上げることに成功した。この時点で50分が経過しており、前回と同じ時刻であるが、今回は内装剥がしを済ませているのであるから、だいぶスピードアップしたと言える。まぁ、当然といえば、当然だろう。ここからが本番である。

  リヤのタイヤを外し、左から始める。養生のつもりでフェンダーに養生テープでタオルを貼り付ける。まずはABSセンサを外す。整備書の図で予習したもののどうもピンとこなかったが、目視で見ればナルホドである。タイヤハウス内は暗いのだが、こんなこともあろうかと、だいぶ前から愛用している、ダイソーの小さなスタンドライト(改良済)を持ってきていたが、スゴく役に立った。

  画像の説明

  ショックの下部は1本のボルトで止まっているので、それを外す。だいぶ強く締まっているが、標準的なラチェットでギリギリ緩められる……が抜けない。ホイール・ハブ部分には上に強い力が働いているのだ。このことは事前に動画サイトで予習していたのだが、ここまで強い力とは思わなかった。手では十分に押し下げられないし、足だと体勢的にボルトに手が届かない。仕方ないので、ボルトのネジ山を利用してひたすら回して抜く。

  上部のナットを外したら、ショックを取り外すのだが、先の状況なのでこれがキツい。手で揺らしながらどうにか取り外す。と、ここで気づく。もしかして、これが「ブッシュの縒れ」というヤツなのだろうか、と。

  NDのリヤ・サスペンションは5本のアームを持つマルチリンク形式だが、基本ショック・アブソーバとコイル・スプリングで、路面からの衝撃を受ける。それを外してしまっているのに、これだけ上向きに強い力が働いているとすれば、それは、アームの関節部分のゴムブッシュの作用以外に考えられない。えー、そうなのー?

  過去に車のラジコンの組み立てでダブル・ウィッシュボーンの構成はよく理解しているつもりだったが、ラジコンにはブッシュがないのでショックを外すとホイール・ハブの動きはスカスカになる。実車ではブッシュがこれだけの力を受け持っているとすれば、そりゃ1G締めが意味を持ってくるはずである。

  画像の説明

  などと納得している場合ではない。ショックの装着部を軽く拭き掃除してから、ショックを組み込もうとしたが、差し入れるのが大変である。なんとか差し入れたものの、下部のボルトが通らない。反対側のネジ山にかからないのだ。散々、汗だくで悪戦苦闘したが、遂にギブアップ。ピットのオヤジさんに声を掛ける。

  ピットのオヤジさんにお願いして足でホイール・ハブを揺らしてもらいつつ、ボルトを回す。それでも、しばらくかかったが、ようやく反対側のネジ山にかかった。こんなん、ひとりでは無理じゃないのか……あー、キツい。でも、ひと安心。

  ショックの上部のナットを締める。トルクレンチは入らないので、メガネで。トルクを増やすため、2本を組み合わせて強めに本締め。一方で、下部は1G締めの意味を体感したので、1G締めする。ホイール・ハブの下にジャッキを入れ、タイヤハウスの上端から、ホイールの中心までの長さが約360mmになるよう持ち上げ、トルクレンチを73Nmに設定して本締め。ジャッキを外し、ABSセンサを元に戻す。これにて、左リヤの作業完了、である。実に1時間もかかってしまった。

  次は右のリヤ……の前に、左の養生テープを剥がしたら、ボディに糊の跡が付いてしまった……容易には取れない。やるんじゃなかった。気にはなるが、後回しにする。といっても、右も左と作業は同じだ。もちろん、困難の度合いもだが。再びピットのオヤジさんにヘルプをお願いしつつ、作業完了、である。右は40分で終わった。

  が、ここでガチョーン……ショックの一番上に透明なシートを挟むのを忘れてしまった。ほぼ全部の作業のやり直しになる……これは、手順をメモしておくべきだったなぁ。うーむ。とはいえ、心残りではあるが、重大な影響はないだろう。あきらめることにする。

  さて、リヤにタイヤを取り付けるついでにローテーションする。走行2000kmチョイだが、ついでなので。しかし、疲労でタイヤが重く感じる。どうにか取り付けてホイール・ナットを手で締めたら、カラカラの喉にプロテインドリンクを一気飲みして、フロントだ。

  なぜか右から作業していた。フロントはABSセンサに加え、ブレーキホースも避ける。ショックを抜くために上のアーム(ウィッシュボーン)の奥を外す必要があるのだが、その左右に付いているからだ。

  フロントの場合、ショックの頭のナットは3個だが、エンジンルームの左右にあるので、リヤに比べて作業はラクラクである。わずかに緩めておく。

  ショック下部は1本のボルトで止まっているが、リヤがショック本体にナットが溶接されていたのに対し、フロントは通常のナットである。加えて、上のアームの左右のボルトも外す。どれもリヤと同じく、だいぶ強く締まっているが、標準的なラチェットでギリギリ緩められる。

  リヤと同じく、ホイール・ハブ部分には上に力が働いているが、フロントの場合、上のアームを外しているので、リヤよりも作用しているブッシュの数は少なく、わずかながらやりやすい。ただし、ショックを取り外す際に、上のアームが干渉するので、わずかに知恵の輪っぽい感じになる。少しばかりショックと頭をヒネって取り外す。

  ショックの装着部を軽く拭き掃除してから、ショックを組み込む。今度はショックの一番上に透明なシートを挟むのを忘れない。上のアームの位置取りが悪くやり直しもあったが、なんとかひとりで入れられた。下部のボルトと上のアームのボルトを仮締めしたら、ショックの上部のナットを締める。トルクレンチを54Nmに設定して本締め。下部の3箇所は1G締め。リヤと同じようにホイール・ハブを持ち上げたら、トルクレンチを59Nmに設定して本締め。ジャッキを外し、ABSセンサとブレーキホースを元に戻す。これにて、右フロントの作業完了、である。作業時間50分強。

  最後は左のフロント。左も右と作業は同じだ……が、ショックの装着部の上側を軽く拭き掃除してたら、右の中指と薬指の爪の手前を切ってしまって流血。油断した。とはいえ、作業完了しないと帰れない。でも、ちゃんと絆創膏も持ってきているのだ。強めに貼って作業継続。作業完了、である。作業時間50分弱。

  フロントにタイヤを取り付けたらジャッキダウン。奇しくも前回と同じく13時半。実に4時間半もかかった。喉がカラカラだし、腹も減った。

  後は片付け。今回は、利用したツール類もゴミも少ないが、トランクの内装を戻すのと、外したショックを積む作業がある。さすがに疲労してるし腰も痛いが、休まずにやり切る。

  結果、ピットのレンタル料金は発生したが、サスペンションの交換作業を依頼すると概ね1万後半くらいが相場らしいので、裕に1万以上は浮かすことができた計算になる。また少し整備書の代金を回収できたかな。

  今回も、自分で丁寧に作業し、ほぼ納得できる出来栄えだったことで、苦労に見合った成果を得たように思える。1G締めの理由を体感できたしな。反省点は、リヤのショックの一番上に透明なシートを挟むのを忘れた痛恨のミスだ。

  ピットを後にしたが、何しろ喉がカラカラだ。すぐに自動販売機が見つかったので、500mlの缶コーラを一気に流し込む。自宅まで帰る途中、乗り心地の違いを意識して運転したが……そう劇的な変化は感じなかった。そりゃ、スポーツカーだものなぁ。とはいえ、路面から受ける衝撃のカドはわずかに丸くなった気がする。少し強めのブレーキを踏んだ時、ノーズダイブする量も大きいような……というところで、何事もなく帰宅。まずはオニギリを頬張って、体を休める。しばらくして、トルクレンチでホイールのナットを締め直しつつ、すべての荷物を下ろす。ミッションコンプリシュト。

  今回も作業は楽しかったが、ちょっと疲れすぎたな。普段、体を鍛えていたつもりだったが、それでもキツかった。同じ5時間ブッとおしではあるが、前回よりもだいぶ。

  さて、これで我がNDロードスターは「NR-A」から「NR-S」になったわけだが、サスペンションの違いで運転の楽しさはどのように変化するのか、早く試してみたいものだ。近々、福井にでもロングドライブに行ってみることにしよう。

  ……と、しばらくしてから、参考にした動画ではショックを差し入れる作業がさほど困難そうに見えなかったのに、自分の場合はひとりでは無理だった理由に気がついた。参考にした動画では、車高が下がるような短いショックを組み込んでいるからである。場合によっては、ホイール・ハブ部分を下げるどころか、少しジャッキで上げて組み込んでいる……なんだ、そういうことかよ。

  しかし、そうなるとリヤの場合は、5本のアームとショックの下部を締め直さないと1G締めしたことにならないことになる。自分が参考にした動画ではそこまでやってなかったな。こういっちゃなんだが、ちゃんと作業の意味を考えながら作業している人って、ごくひと握りなんだろうなぁ。


2022-04-01(Fri) 敵性遊戯「元祖七種落物知育遊戯」発禁を検討

  最近のウクライナ情勢に鑑み、日本で現在もなお大きな人気を博しているコンピュータゲーム「○○○○」ですが、発禁処分が検討されています。

  画像の説明

  加えて「○○○○」は敵性語であるため、今後は「元祖七種落物知育遊戯」という名称に呼称が変更されます。

  「元祖七種落物知育遊戯」は、落ち物パズルの始祖とも言える存在であり、これに影響された他の落ち物パズルすべてに対しての発禁も検討されています。

  当面の対応として、同「テトリス」につい……じゃなかった「元祖七種落物知育遊戯」については、遊戯の実行が不可能な程度にまでモザイク処理を施された状態で運用される見込みです。

  画像の説明

  一方で、1988年に発売されたアーケードゲーム「チェルノブ」に関しては、現在ウクライナ領内に存在する地名に由来するものであるため、発禁は検討されていません。しかしながら、首都「キエフ」の「キーウ」への呼称変更の影響を受け、呼称の変更が検討されています。

  これを受けて、開発元のゲームメーカは「チェルノブはカルノフ(同社作品)の従兄弟という設定であり、原発とは全く関係ない」という主張を行っていましたが、今回の呼称の変更要請を受け、呼称およびタイトル画面を「チョルノービ」に修正するパッチ提供を予定しているとのことです。

  画像の説明

  なお、パッチの製作の実務者は「なんだか、デッドコピーを作ってるような気分で、ちょっと楽しかったw」との証言をしているとのことです。


2022-03-19(Sat) テトランを建造する

  なんだか「思考力が余っているような感じがある」こともあるので、プログラミングでもしようかと思い立った。で、なんとなく「テトラン」でも作ってみようかと。ディアゴスティーニみたいに「週刊テトランをつくる」なんて連載記事もいいかな。

  さて、どう作ろうか。三角関数をゴリゴリに使う必要があるだろうな……と、考え始めたのだが、エラいことを思いついてしまった。タートルグラフィックスだ。自製のタートルグラフィックスライブラリがあるのだ。それを使う。

require './TrueLegacyGraphicsCairo'
 
win = LegacyGraphics.new(nil, nil, nil, nil, 720, 960, 16, 8, 0, { :file => 'tetran', :type => 'png' }) # png/pdf/svg/ps
 
win.tPenUp
win.tSetPenColor([0.6, 0.6, 0.6])
win.tSetPenWidth(16)
4.times {|n|
    win.tHome
    win.tRight(n * 90)
    9.times {|n|
        win.tPenDown unless(n < 2)
        win.tForward(32)
        win.tPenUp
        win.tForward(6)
        win.tRight(4)
    }
}
 
ox = win.gx / 2; oy = win.gy / 2
win.fill(ox - 96, oy - 96, ox + 95, oy + 95, [0.6, 0.6, 0.6])
 
win.refresh
win.close

  え、これで終わり? 三角関数、使わんかったよ……。

  画像の説明

  しかし、さすがに本体がコンクリート製では悲しいので、シールを貼る。

$ diff turtleTetran0.rb turtleTetran1.rb 
25c25
< win.fill(ox - 96, oy - 96, ox + 95, oy + 95, [0.6, 0.6, 0.6])
---
> win.put_image_png(ox - 96, oy - 96, 'tetran0.png')

  だいぶ、それっぽくなった。横向きなので、沙羅曼蛇じゃなく、グラディウス系バージョンだな。

  画像の説明

  それっぽくなったところで、回してみよう。

$ diff turtleTetran1.rb turtleTetran2.rb 
7c7,10
< win = LegacyGraphics.new(nil, nil, nil, nil, 720, 960, 16, 8, 0, { :file => 'tetran', :type => 'png' })	# png/pdf/svg/ps
---
> # convert -delay 3 -loop 0 tetran.d/tetran*.png tetran.gif
> Dir.mkdir(@path = 'tetran.d') rescue true
> 30.times {|f|
> win = LegacyGraphics.new(nil, nil, nil, nil, 720, 960, 16, 8, 0, { :file => @path + '/tetran%03d' % f, :type => 'png' })	# png/pdf/svg/ps
13a17
> 	win.tRight(f * 3)
28a33
> }

  画像の説明

  回ったところで、ライブラリをTrueLegacyGraphicsCairoからTrueLegacyGraphicsOpenGLに置き換え、立体化してみる。

$ diff turtleTetran0.rb turtleTetran3.rb 
5c5
< require './TrueLegacyGraphicsCairo'
---
> require './TrueLegacyGraphicsOpenGL'
8a9
> win.depth3d(0, 16)
23a25
> win.depth3d(-8, 32)

  画像の説明

  立体化したはいいが、OpenGL版にはput_image_png関数が未実装なので、本体がコンクリート製に戻ってしまった。

  立体環境において「画像を描画する」ということは、つまりテクスチャマッピングを行う、ということだ。以前、やりかけたが勝手がわからず断念したコードが残っていた。で、がんばって試行錯誤しつつ、どうにか実装できた。それなりのコード追加が必要であった。

  本体のコードの変更はほぼ0→1と同じ。で、こうなる。

$ diff turtleTetran3.rb turtleTetran4.rb 
25c25
< win.depth3d(-8, 32)
---
> win.depth3d(32)
27c27
< win.fill(ox - 96, oy - 96, ox + 95, oy + 95, [0.6, 0.6, 0.6])
---
> win.put_image_png(ox - 96, oy - 96, 'tetran0.png')

  画像の説明

  再び、それっぽくなったところで、回してみたいところだが、自製のOpenGLライブラリでアニメーションさせるためには、足をスプライトの扱いにする必要がある。先のタートルグラフィックスのコードは、スプライト機能を実装する前に実装した機能なので、スプライトとして扱えない。そこで、改めてスプライトとして扱えるよう、タートルグラフィックスの処理をModule化して、スプライトクラスからもincludeするように変更した。いや、Rubyってスゴいな。で、本体コードにもちょっとコードを足す。

$ diff turtleTetran4.rb turtleTetran5.rb 
6a7,8
> # ffmpeg -y -i tetran.d/3dtetran%06d.png -vcodec libx264 -r 30 -s 480x360 tetran.mp4
> Dir.mkdir(@path = 'tetran.d') rescue true
8a11
> def draw_sprites(win, f)
9a13
> win = win.init_sprites
14a19
> 	win.tRight(f * 3)
23a29,44
> end
> draw_sprites(win, 0)
> 
> def callback(win, info, params)
> 	case(info[0])
> 	  when(:VSYNC)
> 		while(it = win.inputs[:EDGE].shift)
> 			it == 'r' and @ar = win.arotate3d(@ar ? 0 : 1)
> 			it == 'q' and exit
> 		end
> 		win.write_to_file(@path + '/3dtetran%06d.png' % ($jiffies - 1))
> 		$jiffies > 359 and exit
> 	end
> 	draw_sprites(win, $jiffies)
> end
> win.setcallback3d(method(:callback).to_proc, {})
29c50,51
< win.refresh
---
> win.arotate3d(@ar = 1)
> win.refresh(30)

 

  裏側になると足しか見えなくなるが、敢えて対処していない。

  そして、テトランといえば外せないのが、グラディウスIIで見せた「ひっぱたき」である。たぶんそうだろうなぁ、と思いつつ実装してみたら、やっぱりそうだった。長らく「もぞもぞ」しているのも勝手に再現された。実は、実装はものすごく簡単なのだ。たった1行である。

$ diff turtleTetran5.rb turtleTetran6.rb 
26c26
< 		win.tRight(4)
---
> 		win.tRight($jiffies * 2)

 

  裏側を見ると「もぞもぞ」の詳細な動きがよくわかる。

  最後にキー操作で「ひっぱたき」を発動したり、手の数を増やしたりできるようにしてみた。

$ diff turtleTetran6.rb turtleTetran7.rb 
10a11
> @hands = 4; @swing = 1440
17c18
< 4.times {|n|
---
> @hands.times {|n|
20c21
< 	win.tRight(n * 90)
---
> 	win.tRight(n * 360 / @hands)
26c27
< 		win.tRight($jiffies * 2)
---
> 		win.tRight(4 + @swing)
35a37,38
> 			it == 'h' and @hands += 1
> 			it == 's' and @swing = 0
40c43
< 		$jiffies > 359 and exit
---
> 		@swing < 1440 and @swing += 2

 

  当初は「週刊テトランをつくる」なんて連載記事もいいかな、などと思っていたが、意外と時間がかかってしまった。しかし、最小限のコードで、複雑な動作を再現するのは楽しい。動けばいい、というコードを書く人もいるが、自分はコードを煮詰めていくこと自体が楽しいんだよなぁ。コード一式を置いておく。

  というわけで、今回はそこそこの結果が得られたが、テトランの足が単なる箱だったり、テクスチャが透過してなかったりという課題があるので、そのうちどうにかしたい。

  ちなみに、沙羅曼蛇のテトランは高次周回になると、こんな感じになる。

  画像の説明 画像の説明

  ……天然なのにネタ状態なんですがw。「ひっぱたき」の再現方法は容易に想像がついたが、逆にこっちの動きは、どういうコードを書いたら再現できるのか、想像がつかんわw。


2022-03-05(Sat) 人類としての責任

  どうにも最近、気分がくさくさして仕方ない。特段、うまく行っていないことはないのだが、むしろ、歯ごたえのある問題に取り組めていないからだろうか。思考力が余っているような感じもあるな。

  それとは別に、ウクライナの情勢が気になって仕方ないというのもある。キューバ危機なんて、人類が愚かだった時代の、歴史上の出来事だと思っていたが、まったくそんなことはない、ということを思い知らされた。

  自分が見聞きしているニュースが、間違いなくNATO側に寄りまくっていることを勘案しても、これだけ大々的にドンパチしている原因がロシアのヒトラー二世にあることには違いない。ここに、全自分の代表としてロシアのウクライナ侵攻を非難したい。

  しかし、今回の経緯を通じても、様々な学びがあったが、そのひとつに情報の扱いがある。もちろん、ウクライナのゼレンスキー大統領の情報による各種の戦い方は言うまでもないが、それ以前に、ウクライナの国境にロシア軍が集結していることを広く報じて「来るかも……来るかも……来たッ!」という流れに持っていったバイデン大統領の手腕(だよね?)がすごいと思える。

  仮定の話ではあるが「××かも……××かも……××ッ!」というのは、人間の納得度を最大にする方法であると思う。自分は、主に技術サポートの問い合わせ業務を行っているが、この方法の威力をよく知っている。悪い状況を、早めに「××かも」と提示することで、相手の心をそこに釘付けにできる。しかも「かも」と言っている時点では反論できないうえに、覚悟だけが固まっていく。そのうえで、最後に「やっぱり××でした」と言えば、思考の向きが固定されている分、諦めもつきやすい。状況は違うが、これにより、強力に耳目を集めつつ、納得度を最大にできるのだ。

  この逆のパターンが最悪で「××です」と理由なしにいきなり結論を出してしまう方法。内容によっては、強力に耳目を集めるが、理由がわからない分だけ、議論や想像が発散状態になり、理由が判明するに従って怒りの方向も発散する。アンジャッシュというお笑いコンビは、認識のズレをネタにしたコントでズバ抜けたセンスを発揮していたが、何でこれを自分のスキャンダルにまで適用してしまったのだろう。

  話がソレたが、単に「非難する」だけではアレなので、わずかながらでも募金に応じようと思う。ちなみに「ウクライナ 募金」で検索すると「武器の購入などには使われないように寄付するには」などというサイトが引っかかるが、自分的にはウクライナ勢力に使ってもらえるならば、武器の購入に当ててもらってもぜんぜん構わないがな。むしろ、この金で買ったジャベリンでT-80を鉄クズにしてもらえたり、スティンガーでハインドを撃墜してもらえたり、暗殺スナイパーの成功報酬にしてもらえたら本望なくらいである。だって、ナチズムの破壊は、民主主義者の義務でしょ。戦いは経済で。手を出すのは反則。

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  とはいえ、逆に「武器の購入に当てます」という募金サイトも見当たらないので、代表的な募金サイトで寄付したみた。せっかくなので大台に上げるタイミングを待ってドカンと。スマホ持たない自分なのに、重課金したもんだ。

  にしても、ある程度の歳を重ねたからか、今回の出来事に対して、オトナのひとりとして責任を感じる。若い世代に対して、こんな状況を作り出してしまった世界の一員として。さらに、核戦争などが起きて人類の歴史が終了してしまうようなことになれば、これまでこの世界や文化を積み上げてきた歴史上の人物に対しても申し訳ない気持ちもある。もう歳だから、若い人のためになら、それに応じた高さのリスクを引き受けるべきだとも思い始めている。

  だから、銃を取って世界のために戦いたい、という気持ちもゼロではない。この際、日本も北方領土の奪還作戦を開始しないものかね。ロシアを二正面作戦にすれば、ウクライナへの直接的な支援にもなる。北海道なら行くし、教えてもらえれば銃も撃ちます。この歳にしては、体力もある方なので。とりあえず、コナミのRUSH'N ATTACK(グリーンベレー)やタイトーのOPERATION WOLFで訓練を始めておきます。



2022-02-22(Tue) 筋トレの意味、バネばかりを修理

  前回の状況から増量を続けている。ちょっと今回はペースが速すぎるような気もするが、以前のピークと同程度の筋肉量に達した状態まできて、体重はわずかに低く抑えられており、現状でも既に少し以前よりも向上していることがわかる。

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  そんな昨今、とある女性タレントが「筋トレって世界で一番意味わかんない」という発言して半炎上している。まぁ、よくある「筋トレで付けた筋肉は見た目だけで役に立たない」「筋肉は実際の競技などで付けないと意味がない」系の意見である。

  まー、実際、筋トレとは、特段の用事もないのに、わざわざ重いものを持ち上げたりする行為なわけで、その観点からすれば、非常に無駄な取り組みであると言わざるを得ない。意味がわからない、と言えば、意味がわからない。

  しかし、人間は動物であり、動物は「動く物」であるから、最低限は動かないと異常な状態に陥ってしまうのである。一般的に言えば、体力が落ちたり、糖尿病になったり、デブになったりである。

  人間は長らく、狩りや農作業などで動くことを強いられてきたが、近代化によって動かなくても済む生活を手に入れてしまい、上記のような弊害が出ている。それを鑑みれば、特段の用事もないのに、わざわざ動くことは絶対に必要なことなのである。言われなくても、運動が健康維持に必要なことは、もはや常識になっている。だから、筋トレは無駄ではないし、意味があるのだ。

  健康維持には、筋トレとジョギングが双璧である。ジョギングとは、特段の用事もないのに、わざわざ高速で場所を移動する行為なわけで、その観点からすれば、非常に無駄な取り組みであると言わざるを得ない。意味がわからない、と言えば、意味がわからない。

  件の女性タレントは、マラソン大会に出たりしたことがあるようだが、筋トレには意味がなく、マラソンには意味がある、その理由を聞いてみたいものである。

  ちなみに「筋トレで付けた筋肉は役に立たない」というが、そんなことはない。ムキムキした見た目は好みの問題としても、筋肉が付いていることで、腹いっぱい食べても、肥満にならない体になるし、間違いなく体のポテンシャルは上がる。

  腕の筋肉が付いていることで、サスの組み換えなどの重作業を軽くこなせるし、足の筋肉が付いていることで、スノーボードに行ってもずっと滑っていられるし、腰の筋肉が付いていることで、長時間ドライブしても腰が痛くなることもない。そして、翌日に筋肉痛を持ち越すこともない。

  また、筋トレ自体、意味のない動作のようで実はそうでもない。筋肉を鍛えるためには、対象の筋肉に最大の負荷を掛けることが重要で、そのためにはフォームが大切なのだが、逆に言えば、そのフォームとは、関節などへの負荷が小さく、筋肉に最大の力を発揮させる作法でもある。つまり、普段の生活の中で力を出す必要がある状況で、ギックリ腰など体を痛めることなく、自然に上手く体を使い、効率よく大きな力を出すことができるスキルが身につくわけだ。

  さて、昨日「手元にはバネばかりばかりが3つもあって、ひとつは不良」と書いたが、返金も終わり、正式にゴミ扱いになったので、修理ができないものか、分解してみることにした。

  まず、裏の両端の2本のネジを外すと、表面のパネルが剥がれた。

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  基板も両端の2本のネジで留められている。外すほかないので、外してみる。

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  基板上には、表示パネルが直付けされており、裏から4本のネジで留められている。「表示が壊れていて読めない」という故障状態であるから、これを外すほかないので、外してみる。

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  と、ネジで留められていたフレームが外れ、挟まれていたバックライトパネルと液晶パネルがバラけた。

  なんと、液晶パネルの接点は、上から抑える力だけで接続されている状態であった。試しに、ちょっと指で押してみたら正しい表示が得られる。つまり、これがわずかに浮いていたことが、表示が壊れていた原因である。

  そうとわかれば、フレームの裏に少し養生テープでも挟んで、上から抑える力を増してやればいい。組み付け直したら、アッサリと直った。修理完了である。

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  ちなみに、このガジェット「UNIT」ボタンを押すことで「kg」「lb」「℃」「℉」が切り替わるのだが……って「℃」「℉」ってなんだよッ! そんなの、気温に決まってるだろッ! じゃなくて、バネばかりにそんな機能いらんだろッ!


2022-02-21(Mon) カレンダとバネばかり

  2年前にダライアスモチーフの卓上カレンダの利用を始めたのだが、約2年を経て、遂にグレートシングに到達した。グレートシングだけネタイメージが横方向に倍サイズなのでどう処理しようかと思っていたが、特段なにもしなくてもイイ感じに。現状、6月以降はキングフォッスルからの再放送になっているのだが、どうしたものか。

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  一方で、ロードスターのサスペンションのナットの締結トルクの管理に使おうと、バネばかりを手配したのだが……結果、こんなことに。

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  なに、用途からして安物でいいだろうとアリエクで注文(1/3)したのだが、だいぶ経って届いた(1/21)アイテムに電池を入れると、表示が壊れていて読めない……仕方ないので、返品するつもりで、すぐさま別のショップで注文(1/22)したのだが、何日かして、たかが数百円で3週間近く待っているのがバカらしくなってきて、日本のネットショップに注文(1/26)してしまい、2日で到着(1/28)。もちろん、ちゃんとした製品だった。

  しかし問題発生。最初の不良品を返品しようとショップに連絡したのだが、送料をこっち持ち扱いにされてしまう。不良である旨や、悪い評価をつけるぞ、と伝えても、返信は「もうすぐ到着するから待ってて」という定型文を繰り返すクソ対応。仕方ないので、返品しないが返金しろ、と要求すると反応がなくなる。そんなことやってるうちに、別のショップに注文したものが到着(2/14)。同じ製品のようだが、今度は良品。まー、600円くらいいいか、と思っていたら、アリエク本体が介入してくれて無事返金された(2/19)。

  ……という経緯で、手元にはバネばかりばかりが3つもあると。ひとつは不良だが、どうするかね。これ……。


2022-02-19(Sat) スプリングコンプレッして、サスペンションを組み直す

  先週、スプリングコンプレッサを緩めると、上部のマウントと下部のネジ穴の位置関係がズレるので、4本ともやり直さないと、ということでやり直すことにした。

  またもや、地獄のスプリングコンプレッサ作業……といいたいところだが、最近は腕も鍛えているからか、たいして苦でもない。しっかり爪がかかるし、締め上げもスムーズ。8割方はラチェットの頭の部分を手首で回してスイスイと締め上げられるし。このツールは安いのに大当たりかも。

  改めて、まずはフロント側から。フロント側はリア側に比べプリロードが大きいので、締め上げる量がやや多い。スプリングが十分にガタ付いてくるまで締め上げる。

  先日は疲労してややいい加減に済ませたので、ピストンロッドナットも締め直すことにする。木片の頭にドリルで穴を空け、六角を差し込んで、締め上げ用の治具を作り直す。しっかり締め上げるためにわざわざ長めの六角を買っておいたが、この方法だと手持ちの短い六角の方が根本まで埋まるので良いようだ。土間の段差を活用して木片を足で踏み、ナットにメガネを掛け、反対側のスパナの凹部にバネばかりの紐を掛け20kgで引く。バネばかりの紐を極力短くしたらだいぶやりやすくなり、全力じゃなしに20kgで引けた。先日のテルクレンチの締めより、もう少し締まった感じ。よっしゃ。気分がいい。

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  次は問題のズレの修正。そもそも、ズレの角度を正確に計測することが難しいのが問題。ちょっと考えて、手持ちの端材を利用することを思いつく。上部のマウントの2本のボルトと下部のネジ穴が平行になればいいのだから、サスをひっくり返して置き、上部のマウントの2本のボルトに長い角材を沿わせ、下部のネジ穴に長い丸材を通せば、その2者がズレの角度を正確に示してくれるという寸法である。

  しかし、もうひとつの問題がある。締め上げたスプリングを緩めていくと、緩めきった時に角度がズレてしまうこと。これはマトモな対処方法がない。緩めていく途中で角度の修正が効かないからだ。なので、締め上げた状態で、緩めたらズレる分だけ、最初にズラしておく、という方法を採った。曖昧な方法ながら、一度の締め直しで、割とキッカリと平行を出すことができた。ちなみに、写真中の赤い線は許容誤差である3度を示している。見た目にちょっとズレていてもOKというレベルなので、これなら十分に合格であろう。しかし、この作業、ほかによい作業方法はないのだろうか?

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  どうにかフロント側の2本が終わったので、昼飯をはさんでリア側であるが、これがまた大問題。リア側のマウントは、ボルトが2本しかなく、中心のボルトが突出しているので、サスをひっくり返して置こうにも自立してくれないし、角材を沿わせて角度を計測することもできない。だいぶ考えて、厚紙で治具を作ることを思いつく。マウントの中心部分を通す直径10cmの穴と、その上下にボルトが通す穴を空け、マウントの肩部分を支える角材を貼り付ける。これをマウントに貼り付ければ、サスをひっくり返して置けるようになる。さらに、厚紙の裏側には、2本のボルトの中心を貫くガイド線が書いてあるので、下部のネジ穴に長い丸材を通せば、その2者がズレの角度を正確に示してくれるという寸法である。

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  あとはフロント側と同じように、最初にズラしておいて、緩めて平行を出す方法で作業完了である。ふー。

  だいぶカッチリと仕上がったので非常に気分がいい。だいぶ頭を使った感もあるし。あとは、車両への取り付けである。来月中には終わらせたいところだ……が、足の交換による変化が楽しみな反面、こんな楽しい作業が終わってしまうことを惜しく思う気持ちもあるのだよなぁ。