SVX日記
2009-08-01(Sat) 車検終了
SVXの車検が終了した。なにせ、平成6年登録という骨董なので、できれば、徹底的に見てもらいたく、今回もSVXに強い整備工場に車検をお願いしたかったのだが……予定が合わず、近所のスバルに持って行くことに。そのせいか、ほぼ最低限の整備費で済んでしまった。実に、前回かかった30万の半額だ。コレはコレで不安だが……。
振り返ると、今回の車検で15歳か。オイラが購入したのは平成16年だから、これで5年強の付き合いだ。10年落ちを買っておいてなんだが、10年過ぎても機関は好調。オイラ的には、他に欲しい車が「まったく出てこない状況だし」まだまだ元気で走ってもらいたい。たまたま、いまの駐車場はスクラップの脇ではあるが。
2009-08-03(Mon) ワイヤレスヘッドホンRe-Birth・Q
……んが、動かん。振動スイッチによってFETをキックし、電源をオンオフさせる仕組みなのだが、オンになりっぱなしだ。ゲートには振動スイッチを経由して電源電圧がそのまま作用する設計なのだが、ゲートの電圧が抜けているのにドレインがGNDに落ちっぱなし。FETの破壊モードってどっちだっけ? ショートならば、FETが壊れている可能性を疑うが。
よくよく考えると、このチップFET(2SK1772)は、チップ裏面の面積の多くがドレーン端子になっている。このせいで妙なところに導通してしまっているのだろうか? 一度、チップFETを外して、FET実装位置の下のパターン(アニュラリング)だけをコテでウリウリして剥がし、もう一度、実装しなおす……
2009-08-04(Tue) ワイヤレスヘッドホンRe-Birth・完
昨日、完成した電源基板を送信機に実装する。送信機本体に実装済みのジャックから、新設した電源基板の入力へとひっぱり込みつつ、新設した電源基板の出力(9V)を、送信機本体の正規の電源ラインにつっ込む形に実装する必要がある。また、送信機本体に実装済みのジャックは、心棒が微妙に太いタイプなので、これを通常タイプに交換する必要がある。
一番の問題は、送信機本体に実装済みのジャックは、プリント基板として正規の電源ラインに直付けしてあるので、それを切り離す必要がある、ということ。でないと、今回作った電源降圧回路を経由せず、接続したアダプタの電圧が正規の電源ラインに直接に作用してしまう。
極めてややこしいが、プリント基板のジャック取り付け部のパターンをカッターで切りつけ、正規の電源ラインから切り離しつつ、そこからの入力を新設した電源基板の入力に接続、そちらからの出力を正規の電源ラインに接続、という、ややこしい作業が必要になった。ああ、ややこしい。
これにて、本体を立てると電源オン、寝かすと電源オフという「石油ストーブみたい化」および「適当なアダプタを挿してもOK化」の完了である。早速、適当なACアダプタを挿してサイヴァリアである。レッツBUZZ。
相変わらず到達ステージは4、ときどき5、という晴れのち曇り状態であるが、到達ステージに対する到達レベルが徐々に上がってきている。ステージ6までにレベル100に行けるんじゃないか? ミディアムユニットは攻略記事が少ないせいで、それが普通なのかよくわからんが。
小1時間遊んで、電源オフのために本体を寝かしたところ、指に異様な感覚が……3端子レギュレータがチンチンになっとる……しまった、アダプタの電源電圧が高すぎたか。(15V - 9V) x 300mA(たぶん) = 1.8W。放熱器なしでのTA7805Sの最大許容損失は2.0W。ギリギリだったわ。TA7805Sの電圧ドロップは2Vだから、11V以上、12Vのアダプタを使うのが無難なようだ。
2009-08-08(Sat) 部品を切り出す
その内装とは、運転者の膝の上、ハンドルの下、両脇にコインケースやミラーの操作パネルが埋め込んである板状の部分のこと。向かって左側内部で金具に引っかけてある「ツメ」が折れてからというもの、左側がブラブラ状態になってしまい、常に2cmくらいの隙間が開いてしまっているのだ。みっともないことこの上ない。
そもそも、おかしいのは左側に金具がないことだ。右側は裏に金具が付いており、しっかりと車側のネジ穴に止められる仕組みになっている。にもかかわらず、左側には裏に金具が付いていない。金具のネジ受け部分は両側に形成されているのに、だ。オイラのSVXだけこうなのか?
左側にも金具を取り付けるべく、右側の金具を外し、それと同じモノをもう一個作ることにする。左側の金具の形状が右側と同じである保証はないが、このクソ暑いのに車でガタガタと現物あわせとかしてられんので、バクチで作る。つーか、この内装を外して持ってくるだけで、既に3.3リッターは汗を流してるし。
底を切って、ニブラの頭を入れるための穴を開ける。そしたら金具の平面形状に従って、ガジガジガジ……っと、やるのだが、ここで誤算。こういう部材は、円形にピンと張ってあるから強く見えるものの、実はかなり薄く、切り出すしてしまうと意外とペラペラなのだ。しかも、ペラペラ余って、ニブラの右側の刃のスキマに巻き込んでしまう。加工しにくいったらない。このニブラは左と前しか信用できないようだ。
2009-08-09(Sun) 複雑骨折を治癒
さて、複雑骨折したSVXの内装だが、こりゃ簡単に治りそうも内装……なんてダジャレている場合でもない。一応、ビールのアルミ缶を切ってはみたが、既に補強する相手の強度がまるで期待できないので、ネジとかで止めるのは無理そうだ。あっさり、廃案。
順当にハナクソボンドで止めることにした。ちなみに、オイラがハナクソボンドを多用するのは愛用しているわけではなく、たまたま手持ちであるからだ。ホントはエポキシ系とかいうヤツのが頑丈らしいので、そういうのを使った方がいいかもしれない。ただ、いずれにせよ、当初のプラスチックの性質と同様、単なる堅さよりは、ちょっと粘っこい系の強度が必要なので、ボンドの中に針金を泳がせておく。針金は、はるか以前に購入した、ゴッツいジャンクダイオードの足を切ったもの。
■ FHI [久々にSVXネタ多発で嬉しいです。 プラリペアなる粉末アクリルがこの手には良いようです。]