SVX日記
2011-07-05(Tue) 照明のリモコン制御化タイマー付き、電池切れた
先日、実用を開始した「自作の照明のリモコン制御化タイマー付き」であるが、今日になって電池が切れ、動かなくなっていた。実用開始から20日。ちょっと早いなぁ。
ちなみに、単二マンガン電池の電圧は0.9V程度だったが、テスタを当てている最中、どんどん回復し、最終的に1.079Vで安定した。マンガン電池は休ませると回復する、というが、まさかその現象が目視で確認できるものとは思わなかった。
2011-07-14(Thu) ようやく一息
もう一息と思いつつ、赤外線信号がさっぱり飛ばなくなってしまい、すっかりハマってしまっていたプロジェクトだが、赤外線LEDを光らせつつ、赤外線リモコン受信モジュールの出す信号をオシロで観察していたら、出ている信号がどうにも長すぎることに気づいた。改めてコードを見ると自分が決めた信号のバイト列のエンドコードをセットし忘れていた。リファクタリングの時に削除してしまっていたようだ。バカでぇ。
エンドコードをセットするようにしたら、サクッと動くようになった。ほぼ完成。パッケージを置いておく。
これで、壁のスイッチで照明をオン、オフにすることができるようになった。今まで、床に置いてある学習リモコンを、イチイチ腰をかがめて拾って操作していたのだが、特に暗い時はサッと見つけられずに困っていた。ちなみに、取り付けたケースは、少し上方にズラしてあるので、元のスイッチも操作できるようにしてある。
2011-07-15(Fri) PDFを集めれバインダ
もう7年も前に悪態をつきまくったPDFであるが、いまだに文書ファイルのフォーマットとしてデファクトスタンダードの位置にある。まったくもって不快この上ないが、Web上にある電子部品のデータシートは決まってPDFだ。もはや、逆らおうにもどうにもならない。
最近、ZiiOというAndroidタブレットを購入したのだが、触ってみて驚いた。どのアプリも、PC版に比べて極端に機能が低い。ん?「ファミコン版」なの? これは? という感じ。おまけに動作が不安定。ガタイがノートPC大である10インチ版を購入したこともあって、より激しい錯覚を起こしているのかもしれないが、現在のところ「所詮は携帯向けのOSだな」という評価に留まらざるを得ない。それにしたって、不安定すぎる気もするが。
と、話は替わって、PDF閲覧UIに対する不満とは別に、利用する端末が増えてくると、これまたPDFは面倒である。ファイルサイズがデカいから、ダウンロードに時間がかかる。で、どの端末でダウンロードしたかを忘れてしまうから、以前にダウンロードしたはずだ、とディレクトリを探し回った挙げ句、ダウンロードしてなかったことに気づいたりしてイライラするわけだ。探し回るのを効率化するため、分類して整理するのも手ではあるが、んなこと端末毎にチマチマやってられっかッ!!
ちなみにオイラ、いわゆるブラウザのブックマークについては、自宅サーバ上に配した自作のスクリプトによって、全環境で共有化している。カテゴリ分け可能、かつ、アクセスすると勝手に上位に移動する仕組みで、鼻血が止まらないくらい便利な環境を構築済みなのである。じゃ、PDFについても、似たようなことをすればいいんじゃないか。どの環境からでもPDFを自宅のサーバ上に集められるようにし、かつ、閲覧できるようにすればいい。そうだ! 自宅サーバをバインダ代わりにして「PDFを集めれバインダ」!!
つーわけで作ってみたのが、この100行に満たないCGIスクリプト「PDFを集めれバインダ」。である。eRubyで書いた。というのも、CGI自身を書き換えるという奇妙な仕様にマッチするからだ。HTMLとしては、かなりの文法破りを犯しているが、とりあえずは問題なく動作するはず。今回は、借りているVPS上にスクリプトを置いてみた。おぉ、我ながら、なかなかに快適ではないか。
PDFを指すURIをテキストボックスに貼ってボタンを押すと、サーバ側でPDFをダウンロード、登録され、閲覧が可能になる。なお、ブラウザ上からは登録のみしかできず、カテゴリ分けはブラウザ上からでなく、サーバにログインしてから、直接HTMLをエディタで編集するという仕様になっている。
2011-07-24(Sun) SVX車検へ
2年前は、仕方なく近所のスバルで車検を受けたが、前回の故障した際に気分の悪くなる対応を受けたこともあり、今回はキチンと整備してもらおうとK-STAFFさんに持っておくことにした。
わざわざ車検のために名古屋から川越まで車を運ぶというのも酔狂だが、高速が千円なら、と、実は、かなり前から、ETCも用意し、計画を練っていたものだ。しかし、震災で高速千円が中断されるというハプニングがあり、正直少々迷ったりもしたが、カミさんの帰省と予定がぶつかったため、採算が合いそうなので決行と相成った。
道中、車内がややゴーゴーとうるさいことに気づいた。SVXは、リアのベアリングがすぐにイカれると聞くがコレかな、と思いつつ、ややのんびり目に川越に向かう。14時頃、川越駅前のK-STAFFに到着。なんだか、店はSVXだらけだ。
事務所の中には、話し好きのおじさんがひとり……って、後から名刺をもらって驚いた。目の前の人物こそが有名な社長じゃないのよ。そのまま、お茶をごちそうになりつつ、SVXの素晴らしさについて、語ってもらってしまった。全国からSVXが持ってこられるから、このところ台数が増えて仕方ないとか、時速ウンキロでかっ飛ばした場合、これほど安定して乗れる車はないとか。後者の話は、特にカミさんにウケてた。
2011-07-25(Mon) 次期主力候補16F688
別に特筆するほどのことではないが、最近は、Fedoraのsdcc(Cコンパイラ)を武器に、ブレッドボードにより回路を仮組みし、シリアル通信によりデバッグ出力する、という開発スタイルがメインになりつつある。そーなると、USARTが付いている16F648Aは便利である。
しかしながら、16F648Aにはアナログ入力がない。そのような場合には、12F675か16F819を使うのがこれまでの流れだったのだが、彼らにはUSARTがない。まぁ、USARTは自作するとしても、819の動作電圧が4Vということに、最近は足かせを感じることが多くなってきた。
最近の新世代PICではないものの、高機能だ。USARTとアナログ入力を併せ持っているし、2Vから動作する。ピン数が少ないのは善し悪しだが、フットプリントが小さいことはプラスの場合も多いはず。そして、なんといっても、120円という価格が魅力だ。
ただし、オイラの場合、新しいPICを使い出すに当たっては、自作の秋月ライタ用プログラマ(書き込みプログラム)を対応させなくてはならない。そのためには、秋月純正のWindows用プログラマの通信内容をスニッフィングしなければならない。ライタのアップデートも必要だ。
あれか、以前に作ったラインモニタを出すか。でも、レベル変換すんのが面倒くせぇんだよなぁ。つーか、基本的な通信内容は割れているんだから、直接にライタのラインをブッこんじまえばいいか。おぉ、アッサリと取れた。
2011-07-27(Wed) 次期主力16F688の2
先日、16F688を始めた、のだが、イレギュラな14ピンのPICだけあって、秋月ライタのゼロプレッシャソケットで直接に書き込むことができない。秋月では、ICソケットで一部だけゲタを履かせて対処する方法を例示していたが、そりゃちょっと面倒すぎるってもんである。
つーわけで、ずーっと前に作った、インサーキットプログラミング用のゲタを使い、信号をブレッドボードまで引っ張ってきて、ブレッドボード上で書き込む方法を考案した。実は、丸ピンICソケットのピンは、ブレッドボードへの抜き差しが容易かつ確実なので、作業効率は悪くないのである(製品による相性はあるだろうが)。
2011-07-29(Fri) 薪を割る
どうも最近、仕事も遊びもビリッと来てない。一年中適温の家を手に入れ、土間と流し付きの工房を手に入れ、巨大な机を手に入れて、もはや作業が捗らないイイワケすらできない状況なので、イイワケはしないが、どうも捗らない。
2011-07-30(Sat) SVX車検完了
今日は、一週間前に依頼した車検が完了するので、川越までSVXを取りに行く日である。と、その前に、また電池が切れていたので交換する。交換前0.739V。交換後1.656V。
昼頃のこだまで東京へ。今回はグリーンでないので狭い。それなりにつかれた。山手線で池袋を経由し、東武東上線で川越まで。歩いてK-STAFFまで。着くと、工場まで社長が乗せていってくれることに……って、なんじゃこのホットすぎるインプはッ!!
結局、アレコレ直してもらったら、またもや30万もかかってしまったが、プラプラのサンバイザーも、直した後に再び壊れた運転席の足下の内装も、キーレスエントリーもキレいに直してもらってしまった。いや、ありがたい。