SVX日記
2005-03-07(Mon) FT232BM専用基板上に起つ!!
今日は朝から再び花粉症対策の注射を打ちに行く。前回は注射のタイミングが早すぎたのか、花粉が飛ばないうちに薬が切れてしまったような気もするが、今はシッカリと鼻はズルズル、目はカユカユなのである。今度こそ薬の効き目が明らかになるであろ……ビャックショイ!! ズズーッ……くそー、花粉が憎けりゃ、杉山、杉本、杉良太郎、ケイン・コスギまで憎いわ。がるるる。
帰りがけにつくば市内で対向車線をチラッと横切る、黄色のひらべったい……SVXッ!! 発見ッ!! 黄色という色も目に鮮やかだけど、視界の隅は「ひらべったい」という形状に反応したのであった。天井とトランクの上が黒だったので、余計にひらべったく感じるのかもしれん。そーか、SVXはひらべったかったのか。なるほどぉ。なんにせよ、もう少し観察したかったなぁ。
それはそうと昨日、見事なタイミングで役者が揃ったので、今日はFT232BMを専用基板上に取り付けてみるのである。QFP-32というパッケージはピン間0.8mmという狭さであり、これだけの精密なハンダ付けはオイラの未経験の領域である。やはり昨日手配した新兵器のハンダゴテCXR-30を得物にとりゃーッ!!
意外とイケるじゃん!! というか、PCBにあらかじめ塗布してあるハンダを活用しつつ、コテ先に少しハンダを含ませ、各ピンをウリウリしただけである。ひととおり作業が終わった時点では、それでも何ピンか浮いていたが、ルーペで確認しては、ウリウリ、テスターでチェックしては、ウリウリするうち、そこそこキレイ(?)にハンダ付けができたようだ。
ちなみに、オイラはカメラも趣味なので、ルーペにはNikonのAi50mm1.8Fを逆からノゾいて代用にした。また、今回は基板の撮影に三脚とマクロスライダを動員してみた。道具が揃っていれば安いデジカメでもかなり本格的なマクロ撮影ができるってモンよ。
難関であるFT232BMの取り付けを完了したら、あとは残りの部品をチャチャっと取り付けて完成である。わぉ。なかなかシンプルかつコンパクトで美しい。初めて設計したPCBにしては、かなりよいデキだといえるのではないだろうか。
……カリカリカリ……オゴソかにノートPCのHDDが回転し「新しいハードウェアが見つかりました」出ましたッ!! デバイス名は「USB <-> Serial」ということで、とりあえず成功であろうッ!! 完全に動作確認したとはいえないが、ココまでは実にあっけなく到達である。いやー、楽しい。明日からは実際に通信をさせてみる予定である。うほほぃ。
ちなみに、基板は一度に16枚もできてしまうので、たくさん余っている。欲しい人があったら必要な部品とセットで実費+手数料程度でお分けしようとも考えている。希望者はココまで……って、まだ動作確認すら終わってないのに気が早いっすか、そうすか……。