SVX日記
2005-07-02(Sat) ライツアウトにノックアウト
転職後、初の休日。これからしばらく、実家で過ごすコトになるので、この時のために用意しておいた、無線LANルータを取り出すのである。二階のADSLモデムのあるオヤジの部屋にルータをセットし、適当にセットアップ。おろ? 想像以上に簡単に設定が完了してしまった。
さて、問題は電波が一階まで十分に届くか、であるが……一階の居間はギリギリだ。途切れ途切れって感じ。使用に耐えない。んじゃ、オイラのメインの作業場となる一階の和室は……おぉ!! OKだ!! しかも電波条件は100%バリバリだ。そんなに距離に差があるようには感じないが、アレか。別に電波は階段をトコトコと下りるワケじゃないから、あとは電波を遮る鉄板の有無か。まー、なんにせよ、とりあえず、ネット接続である。快適である。よかったよかった。
早速ではあるが、環境構築である。デカい机があるので、それの上にアイテムをひろげる。一瞬でいつもの作業場な雰囲気になってしまった。無線LANでネットワークが来ているので、自宅サーバとの接続もほとんど変わりない。開発に使うcvsへの接続も、サーバ管理のためのsshでの接続も、いつもどおり。違いはsambaが使えないコトくらいだが、ビデオ録画を観たい場合はftpすればいいだけだ。これって、ユビキタス!? オイラ的にはこれで満足ですわ。
で、オモムロにこんなモノを取り出す。その筋からの借り物である。かなり以前にちょっと流行った「ライツアウト」というパズルゲームだ。基本ルールは簡単。ボタンを押すと、押したボタンとその周囲上下左右の5つのボタンの点灯状態が反転する。最初に与えられた点灯パターンをすべて消灯(=ライツアウト)すれば勝利である。
なんでも壊れているらしいとのコトだが、そんなモンは、文字通り「フタを開けて」みなくてはワカらないのである。とりあえず、裏ブタを外し、基板を外す。非常にシンプルな回路だ。制御部はちょっと前の「缶ゲー」と似たような感じのマスクロムである。電池が腐って液漏れし、周囲を汚染しまくっているので、その辺をキレイに掃除してやれば動くんじゃないだろうか?
年代モノなので、かなりホコリをカブっている。分解ついでに、いつものようにジャブジャブと洗う。ピカピカになれば気持ちいいしね。特に電池ボックスの緑サビみたいなのは、歯ブラシでガシガシ。思ったよりはキレイにならなかったが、まぁ、こんなモンだろう。
電池ボックス周辺の配線も腐っているのでやり直す。で、フタを開けたままスイッチオン。ピロピロと音がして、ボタンを押すと反応する。お? モトの動作がワカらんのでアレだが、なんか意味のありそうなパターンが明滅したりする。治ったのか?
組み上げて、遊んでみる……が、なんじゃこれ。説明書がないのでゲームがスタートしてるのかどうかも、よくワカらんが、どう考えてもこちらの押したボタンに対してマトモな反応を示しているようにみえない。うわ。壊れているって、こーゆー壊れ方なのかよ。やべぇ……。
もう一度、開腹して、電源安定用の電解コンデンサを交換してみる。オイラはSVXのエアコン修理の成功以来、バカのひとつ覚えのように電解コンデンサを交換しまくっているが……ダメだ……状況に変化はない。これじゃ、ゲームにならないぞ……うひゃー、さむー。
2005-07-03(Sun) イエローちゃん進捗
すべての部品は基板の上に実装され、ガワの加工もすべて完了しているのだが、ちょっと躊躇するのが、このふたつの接続である。ハンダ付けしてしまうと、その後のハンドリングが非常に悪くなるからだ。常に基板にガワがくっついてきてしまうので、回路の修正もやりにくい。しかしながら、つないでしまわないコトには、逆に電源の供給なんかが面倒だ。ICクリップとかがプラプラするし、コードがモジャモジャの状態では、非常にテスト作業がやりにくい。まぁ、折衷案としてピンヘッダなどを利用して、接続と分離を簡単に繰り返せるようにするというテもあるが、これしきのコトでコネクタっつーのもオオゲサでねぇ……。
といっても、ガスセンサへの接続だけは、ちょっとタンマ。先日述べたようにセンサに「連続的に電圧をかける」と破壊してしまうからだ。このガスセンサは300円と非常に高価なので、こいつを壊してしまうと財布へのクリティカルヒットとなる。よってフツーの抵抗器をガスセンサに見立て、十分にシミュレートしてから実際の接続を行う予定なのである。具体的には、最終的にセンサに接続するための線を少し長めに引き出して、先端に部品の足をハンダ付けしてブレッドボードに接続する。この状態でファームウェアの開発を行っていくのである。
A/D変換処理はちょっと置いといて、メータのPWM制御、ヒータ及びセンサへの断続的給電を行うプログラムをPICに書き込む。で、テスト。うむ。ちゃんと針が振れるわい。よっしゃよっしゃ。ほんじゃ、オシロでヒータ及びセンサへの給電時間を確認してみよう。あまり長く電圧をかけるコトだけはやってはいけない。壊れると300円、壊れると300円、壊れると300円……。
2005-07-06(Wed) GO/DONEがズレとったドーン
ここ二日間、仕事から帰るとメシ食って、PCの電源入れてグダグダして寝ていた。よって「イエローちゃん」がぜんぜん進捗しない。例のA/D変換が終了せず、結果的に無限ループに落ちいる現象は未だ解決されていないのだ。むきー。こんなつまらんコトで、なんでブロッキングなんじゃー。わしゃ、PIC16F648Aでなら、一度はA/D変換プログラムを動かしたことがあるんじゃぞー。
PICでは、A/D変換制御を行うレジスタのGO/DONEビットをセットするコトでA/D変換が開始される。終わりは、割り込みで通知してもらうこともできるし、ループでGO/DONEビットがリセットされるのを検出してもいい。今はとりあえず後者の方法を試している。メインループでPWM制御をしている都合上、A/D変換には若干の時間が必要ということもあり、PWMの流れを乱さないためには、割り込みを用いたほうがモアベターであるが、それでもとりあえず一度は後者の方法で動かさないコトには割り込みどころではないだろう。しかし、どうしてもGO/DONEがリセットされんのじゃ。A/D変換器の初期設定になんか問題でもあるのか?
ちゅーか、PIC16F648Aで動いて、PIC12F675で動かんつーことは、A/D変換制御を行うレジスタの構成でも変わっとるんちゃうか? 実際、ポートのアナログ/デジタルモードの選択方法は結構違う。GO/DONEビットの位置も違うとか? ヘッダファイルだ。自作のヘッダファイルを確認してみよう……。
……動いたよ。ちゃんと電源パルスが出るようになったよ。あれ? でも、今度はA/D変換に使用するピンの電圧が常にゼロだ。一応、センサの代替りに10kΩをつけているから、1.5Vが出ないとイケないんだけどな。コレはアレか、ソレだ。ドレだ? そうそう、入出力設定のTRISIOがマズいに違いない。
2005-07-09(Sat) 大須で会おうっす
さて、やっぱりというかなんというか、名古屋に帰ってきたからには大須に行くしかないのである。学生時代の旧友と遊ぶ約束をしたら、イキナリ大須を会う場所に指定された。偶然というか、必然というか……たぶん、必然なのだろうな。ともかく、10時頃に集合という約束である。
で、イキナリゲーセンかよッ!! というツッコミを覚悟しつつ、稼動開始からエラく時間が過ぎてしまった「湾岸ナイトミッド2(検索にヒットしすぎるので、あえてひっくり返す)」を発見である。珍しくSVXが登場するというこのゲーム、やってみたかったんだよねぇ。個人的にはマンガは「湾岸ナイトミッド」より「文字頭D」の方が好みなのだが、SVXが登場するなら捨てておけないのである。
このゲームは磁気カードシステムの利用により、プレイ毎に、車を少しずつチューンし、育てていくコトができるというトコロが、また、愛車ゴコロをくすぐるのである。カードを購入して、当然のようにSVXを選択。カラーリングは……ルーフの黒いライトシルバーがない。当然か。ま、いーや。比較的近いシルバー系を選択、名前は……5文字しか入れられないやんけ!! フルタニアって、なんだよぉ。尻切れトンボこの上ない。しゃあねぇなぁ。
さぁ!! 走るぜ!! ……お、重い……動きが重い。リアルといえばリアルなのか? ガードレールをコスっても、たいして速度が落ちるワケでもなく、パチンコ玉のように滑っていく。これはSVXだからなのか? このゲームの他の車を試していないのでなんともいえないが、クルマの挙動はかなり重い感じだ。
2回やって、2回とも勝った。がっはっは。勝つとチューンアップできるらしい。両方ともパワーをチューンしておいた。ボルトオンターボとマフラー交換。現実なら、そんなコト絶対にしないが。SVXにターボなんてアホすぎ。
ゲームが終わったあたりで、友人から電話。二人の旧い友人と合流。おぉー、ひさしぶ……え? なに!? いきなりメイド喫茶でダベろうってぇ!? えーッ!! オイラ、それはちょっと……ま、マジでぇ?……あぁ、よかった。満席だよ。しかし、朝から満席っていうのも、いったいなんなんだ!? ……っていうか、満席はイイけどさ、入り口で深々と頭を下げるメイドさん、満席は別にイイんだよ……しかしだ、悪い、ゴメン、キミに罪はない、奥のほうにいたもうひとりのメイドさん、キミも同様に決して罪はない、人間は持って生まれたモノを大事にするべきだ。それはそれでいいんだよ。悪いのは、採用担当。オマエは死刑。次に生まれ変わっても、もう一度、死刑。絶対に死刑ッ!! 死刑ッ!! 死刑ッ!! 死刑ーッ!!
結局、朝の10時から20時過ぎまで適当に店を回りつつも、ほとんどの時間を喫茶店と呑み屋でダベって過ごした。んが、まったくもってココに書けるようなマトモな話題は皆無。オマエら、アブなすぎ(オレもだが)。
さて、今日の収穫は、大須の第一アメ横ビル2階、ジャンク屋のボントンで買った、ファンとリード線。職場で使っていたミニ扇風機を家に忘れたので、即興でUSB扇風機でも組もうかと思ってのモノだ。もちろん1/f機能は付ける予定。
それから、デザートタイプのカモフラージュ柄のズタ袋を、軍放出品を扱う店で購入。これは、モノホンの放出品ではないが、かなり容積あるし、なんでも放り込めるし、肩に掛けられるし、ラクでイイ。まさに先日から100%コレそのものなアイテムが欲しかったのよね。最高!!
2005-07-11(Mon) 中年力で戦ってみる
ココんトコ、自分の性格が変わったと、強く感じるコトがままある。物事に対して、ネバリ強くなったというか、ノンキになったというか、あきらめが悪くなったというか。しかし、自分ではこの性格の変化をポジティブに受け止めている。実際、その結果が好ましい方向に出ることが多い。
赤瀬川源平という人が「老人力」という概念を説いているという。本を読んだことがないので、詳しいことは知らないが、たぶん老人になったことによって、若い頃よりも体力も頭の回転も落ちたが、それは経験や余暇でカバーできる。その結果、若い頃にはできなかったコトが可能になり、人生を楽しむことができる……そういうコトであろう(たぶん)。
それを踏まえてオイラが提唱するのが「中年力」である。あまり言いたくはないが、既に三十台中盤にさしかかりつつあるオイラである。すっかり中年である。語感が悪いので、書きたくはないが、中年は中年、オヤジはオヤジ、ハゲはハゲなのである。くそぉ、ハラ立つわ。しゃーないけど。
最初の事例として、昨日ゲーセンで遊んだ「アルカノイド」を取り上げる。このゲームはブロック崩しのリバイバルブームを起こしたゲームで、内容は基本的にブロック崩し以外のナニモノでもない。このゲームが誰にウケたかって、おっさん連中にハゲしくウケた。まさに中年ウケしたゲームだといえよう。シューティングゲーム等がどんどん過激になっていく中、シンプルなゲームシステムを引っさげて「オレにもできそう」と思わせたトコロはほんとうに見事だ。実は難易度はかなり高いのだが、ゲームに挑戦したいという気持ちになるかどうかは、あまり難易度とは関係ないのである。相手がどんなに人気の美人であろうが、本気で好きになってしまったら、どうにか攻略すべくアノ手コノ手を繰り出してしまうのと同じである(?)。
この「アルカノイド」は、オイラも登場当時にチョコっとやったが、かなりヘタだった。パワーアップアイテムが出てくると、そっちを優先してボールを落とすし、ボールが複数になると、二兎を追って両方を落とすし、パドルから弾が出るようになると、連射しすぎてボールを忘れるし、残りのブロックがわずかになると、なかなか当たらないことにイライラして、やっぱりボールを落とす……しかしッ!! しかしだッ!! 昨日のプレイでは軽く5面まで進んでしまったのだ。しかも、上記のようなタコミスをほとんどしなかったのである。
これこそまさに中年力である。おっさん連中がこのゲームにこぞってハマった理由が、今まさに別の視点から理解できる。このゲームはおっさん向きなのだ。サクサクとブロックを消そうなどと考えてはイケないのである。100円入れたのだから、少しでも長時間遊べればイイじゃないか。別にブロックに当たらなくたって、とりあえずボールを跳ね返せば続けられるじゃん……そんな気分で臨むべきゲームなのである。
このゲームはブロックが少なくなると、敵が画面上部からフワフワと下の方まで降りてきて、パドルが跳ね返したボールを、スグに跳ね返すことで、ミスを誘発するようになっている。しかし、若い頃に比べて反射神経が落ちているにもかかわらず、それに対する対応力は向上していた気がした。おそらくこれも中年力であろう。ヤバイと思っても、決してアキらめず、その瞬間に集中力を結集するコトができるうようになった、その結果であろう。あぁ、ヤバい……アルカノイドが家に欲しい。例のプロダクトのシリーズにPaddle Gamas in 1としてラインナップされないだろうか? 頼むッ!! JAKKS!!
気を取り直して、次の事例の「スターフォース」だ。これはシンプルな縦スクロールシューティングである。敵も自分もスクロール速度もBGMまでがすべてが速めで、ボタンは1個だけ。あらゆる爽快感を集めて結晶化したようなゲームである。
さて、早速だが中年力を発揮してしまおう。ほれみろ。久々にプレイしたにも関わらず、軽く未知のゾーンまで進んでしまったではないか。これはやっぱり中年力にその原因があるのである。このタイプのゲームは基本的に自機を移動し続けることによって敵弾を避けるのだが、このゲームの自機は移動速度が速いので、ずーっと動いていると、すぐに敵弾に追い詰められてしまう。そこで、できるだけ敵弾を引き付け、ちょっとずつ移動し、敵弾を紙一重でかわすのがコツなのだ。それに気づき、実践できるようになったのは中年力のオカゲに違いないのである。
2005-07-13(Wed) 中年力で勝ってみる
そう、次の事例は「ストリートファイターII」だ。これは、直接に友人に指摘された。「オマエ、体力ゲージがほとんど残ってないのに、そこからネバるなぁ」と。そうなのだ。以前のオイラなら、体力ゲージが1/4あたりを割った時点で、そのラウンドを捨てていた気がするのだ。そして、既にヒトツ黒星が付いていたら、そのゲームをアキらめていた気がするのだ。しかし、気が付けば、体力がキッカリゼロ。つまり、必殺技で削られるだけでKOされる状態にも関わらず、勝負を捨てないオイラがいるのである。これも中年力である。
逆境に置かれても、決して最後まで勝負を捨てない。今なら理解できるぞ。ハーロックの「男には負けるとわかっていても戦わなければならない時がある」というセリフの真の意味が。そして、負けたとしても、自分の理解のなかで負ける。ベストを尽くしたのならば、それで仕方ないではないかと。そして、それは次の戦いにフィードバックされるのだ。負けた時に、自分の理解のなかで、潔く負けられるように、今、ベストを尽くしておこうとッ!!
具体的になにがどうとは書かないが、以前、ある高い目標を掲げ、2ヶ月以上という長いスパンを戦い抜いた時も、自らの中年力を認識した瞬間である。思うように事が運ばず、ヘコんだコトもあった。多少のゲインのあと、長く停滞する期間が続いたときは、心が折れそうもになった。若い頃ならば、アセる気持ちを抑えられずに、イチかバチかの行動に出て失敗したり、いっそアキらめてその後の努力をやめてしまっていたことだろう。そこを、耐え抜くことができたのも中年力である。
体勢が悪いときは、何もしないというのも、正しい選択肢のひとつであるコトと知ったのも中年力である。先日のアルカノイドでいえば、最後にひとつ残ったブロックは「狙う」のでなく「待つ」という意識だ。ボールを落とさなければ、必ず当たる。そう考えるのだ。こう考えるとアルカノイドは中年力養成ギプスである。アルカノイドのプレイぶりで、性格判断ができる。御社でも、入社試験にアルカノイド、どうすか?
とはいっても、地球は自分を中心に回っているわけではない。リアルはゲームと異なり、必ずエンディングにたどり着き、勝利できるという保障はないのである。しかし、そこが、おもしろい。おもしろいと思えるようになったのも中年力である。だから、自分のできる範囲でベストを尽くすのだ。そして、勝利をこの手に掴み取るのだだだだッ!!
2005-07-16(Sat) SVXを車検に出す
こーゆーヤカラに「前もツマッとんじゃこのボケッ!!」という反応を示す諸兄も多いと思うが、ココはチャンスと思わねばならん。そいつに次々と前のうっとおしい車を撃墜してもらえばいいのである。オイラはあまり派手に下品な「抜かせろ」パフォーマンスをする性格ではないが、そういう甘い考えが、ノタクタとしたドライバーの存在を許容しているのだ。ここは任せよう。サッとどいて、すぐ後ろにつける。
ガンガンと撃墜を続けるトラック。あははは。自分の手を汚さずに、爽快な気分じゃ。やっぱり土日はサンデードライバーが多いのか、後ろも見ずに追い越し車線をノタクタ走る車が多いのである。ちょっと過激に排除するのが正しいのかもしれん。
しかし、ちょっとムカッと来たのが緑のポルシェ。撃墜トラックにコバンザメしているオイラの間に無理に入ってきて、コッチはフルブレーキングじゃ!! ゴルァ!! 後ろ見て入らんかぃ!! アブねぇじゃねぇか!! 軽く抗議。しかし、なんだかこのポルシェ、運転が怪しい。よくあるポル公にありがちな過激な走りをするワケでもなく、むしろ真っ直ぐ走るコトすらおぼつかない。運転が板についてない感じだぞ。
しばらくしたら、オイラの軽い抗議にビビったのか左に逃げていった。なんだか、オイラの方をチラチラと見たりしている。なんか、気の弱そうなメガネ君だ。悪いことしちゃったかな……というか、必要以上に気の弱いやつはポルシェなんか乗るな!! ポルシェに失礼だ!!(暴言)
2005-07-18(Mon) ストライクルージュで出撃す
今日は、昔の高専の友達と、秋葉巡り……っと!! 通りに出るなり、クラブセガの店頭ポスターに目が釘付けになった。なんとアーケード版のモビルスーツチームバトルアクション第3段「機動戦士ガンダムSeed 連合vsZAFT」が稼動しているらしい!! そろそろだとは思っていたが、とうとう出たか!! フルランザラ、入店する!!
結構すごい人だかり。20台は稼動しているだろうか。一番手前の台を、ちょっと見学。スゲェ。かなり感動。フォビドュン、ラゴゥまでいるぞ!! お? なんだか、妙に強いコンビが、次々に挑戦者を粉砕している……ッ!! キ、キラッ!! なにをやっている!! フリーダムを操る彼は、ラウ・ル・クルーゼのディンと組んで10連勝中だ。つっ、強い!! オマエら、一日中ゲーセンにいるんだろ!? そんな青春でいいのか!? そんなコトより、よりによってキラをクルーゼと組ませているのはどういう了見だ!! 許せん!! ……とゆーわけで、ずっと見ているだけというのもナンなので、とりあえずオイラも参戦してみるコトにした。100円コロリン。
しかし選択できるモビルスーツの数がベラボウに多い。とはいえアニメのSeedを全話観倒したオイラであるから、全部それなりにわかってしまう。どれにしよう……乱入中であるから、あまりゆっくり選択するのも気が引ける……る、ルージュ、ルージュにするぅッ!! 別にオイラはカガリ萌えなワケではないが、赤を基調としたルージュが、以前からデザイン的に好きだったのだ。ストライクルージュ、カガリ、出る……な、なにッ!?
そこに突然、援軍のモビルスーツが現れた!! じゃ、ジャスティスッ!! おまえはアスラン……アスランなのかッ!? ……あー、チラと横を見ると、ちょっと小太りなメガネ君だが、間違いなく彼はカガリを守るために現れた騎士!! よしっ、いくぞ、アスラン!!
カガリ「キラ!! オマエ……オマエ、何をやっている!! なぜクルーゼなんかと!?」
キラ「ごめん、カガリ……でも、ボクには力が……」
アスラン「キラ!! オマエは踊らされているんだッ!!」
クルーゼ「これがサダメさ!! 知りながらも突き進んだ道なのだよッ!!」
カガリ「キャーッ!!(ディンの攻撃を喰らってオイラのルージュ爆散!!)」
アスラン「カ、カガリーッ!!」
カガリ「ストライクルージュ、いくぞッ!!(アッサリ復活)」
クルーゼ「またキミか!! 厄介な奴だよ!! キミはッ!!」
アスラン「やめるんだキラ!! カガリは泣いているんだぞッ!!」
キラ「どうして君はッ!!」
カガリ「キラ!! そんなことをしてて、ほんとに最後は平和になるのかよッ!!」
キラ「ならボクはキミを討つ!!(カッキーンと種割れ)」
カガリ「キャーッ!!(フリーダムの攻撃を喰らって再び爆散!!)」
アスラン「カ、カガリーッ!!」
キラ「殺したくなんかないのにーッ!!」
アスラン「討ちたくないと言いながらなんだオマエはッ!!」
クルーゼ「世界は歌のように優しくはないのだよッ!!」
カガリ「ストライクルージュ、いくぞッ!!(再びアッサリ復活)」
アスラン「オレが!! オマエを討つ!!」
キラ「ア゛ズラア゛ーン!!(ジャスティス爆散!!)」
2005-07-19(Tue) SVX帰還セズ……
今日は再び名古屋に戻らねばならん。戻らねばならんが、SVXの車検は終わっているかな? K-STAFFに電話する、プルルル、ガチャ、はい、はぁ、やっぱり、まだ、へぇ、じゃ、よろしくお願いします……というワケで、SVXはまだ車検が終わっていませんでした。
まさかこんなコトになろうとは思ってもみなかったが、さすがに「SVXだけはゆっくり見させてもらいたいんですよ」なんていわれて、ハヨせぇ、などといえるワケもない。まぁ、早期発見、早期治療というコトで、アチコチ細かいところまで見てもらえるコトを期待しよう。
まずは、法務局に我が社の解散証明を取りにいく。あっさり取得できたが、コレ1枚で1000円とはどういう了見でぃ。住民票と似たようなモノなのに、高いったらない。ま、なんにせよ、これで「合資会社アイティーライン」は消滅である。あまり「その筋」な活躍ができなかったのは心残りだが「その筋」は一生かけて追い求めていくモノでもあるから、コレでいいのだ。
昼になったので、久々にラーメン屋に昼飯を食いにいく。このラーメン屋とは10年以上の付き合いになるが、やっぱりウマい。残念ながら「タマになら」という条件つきではあるが、それでもウマいものはウマい。残念ながら「食べたあと少し後悔する」のだが、それでもウマいものはウマい……ホメてんのか、ケナしてんのかワカらんが、ホメているのである。マズければ、10年以上も食い続けたりはしないのである。
2005-07-24(Sun) 御在所でカメラについて考える
本来ならオイラのSVXでビューンと行きたいトコロではあるが、SVXは埼玉の某所で車検中である。だからといって、代車で行く理由はどこにもないので、オヤジの運転するVitsで山に向かう。大人がふたり乗って、エアコンつけたら、スピードが出ないコトこの上ない。高速道路が高速道路になっていない。
この山は妙に岩石質な山である。土の場所もあるにはあるが、巨石が積み上がっていて、ロッククライミングみたいなトコロもある。花崗岩質のトコロもあったな。非常に脆くて、蹴ると欠けて飛び、指で石が剥がすコトもできる。うー、昔は地質もちょっと仕事だったのだけれど、こっちの石には興味ないなぁ。
で、1時間強くらいで、登頂。汗だくでハァハァいっていると、向かいからとても登山してきたとは思えない女の子たちの笑い声が!! それもそのハズ、この山はリフトで頂上までスンナリと来れる、観光用の山なのだ。ちっ。
頂上では、オタクっぽいニイちゃんが、巨大なデジカメをヒョロヒョロの三脚に乗せ、自分記念撮影をしていた。ついでなので、オヤジとふたりで写真に写ろうと、ニイちゃんにカメラを渡して撮影を頼む。はい、サンキュ。
で、別にどーでもイイコトだし、このニイちゃんに限ったコトではないのだが、なんでカメラを渡して撮影を頼むときは、決まって「ココ、コレを押すだけです」なんて頼むのだろうか。カメラのシャッターボタンなんて、どーしたって一目瞭然である。ボタンだらけの高級一眼レフだって、シャッターボタンがどれかくらい、オバチャンでもわかる。よって今後、オイラが撮影を頼むときは「じゃ、お願いします」だけにすることを宣言する。頼まれる方も「はい、わかりました」とだけ返事するように。決して「ココのコレを押せばイイんですね」などと確認しないように。勝手ながら、強くお願いさせていただく。以上(?)。
2005-07-25(Mon) 61) 横張り出し鉄塔
ココんトコ、仕事が立て込んでいて、日記を書く時間がない、ネタも少ない。ちゅーわけで、今日のネタは、昨日に久々に回収した、ちょっと珍しい鉄塔について語ってしまうのである。あー、本来はこーゆーコンテンツは、オイラの運営する別サイト「鉄塔・結構・小結党」に載せるべき、ネタではあるのだが。んー……まぁ、イイじゃんかよ。
さて、この鉄塔、御在所に向かう途中で見かけ、帰りにちょっと寄って回収したのだが、なんだか奇妙な形状である。素直に考えれば、鉄塔の中心から左右対象に電線をツカんでいるのがよさそうなものだが、この鉄塔は、ガッと横に張り出している腕の先で電線をツカんでいる。人間だったら、腰が痛くなりそうな体勢である。まったくご苦労なコトである。
しかも、コイツらは兄弟である。オモシロいコトに、次の鉄塔は、逆向きに腕を張り出しているのである。一体全体、どーゆー理由があってこうなっているのであろうか? ちなみに、この兄弟の後にも先にも、こういう形状の鉄塔は見当たらない。まったく妙な兄弟鉄塔である。
フツーに考えると、下にナニかがあり、そこに鉄塔を配置できないために、腕を横に張り出しているのだろうという考えにたどり着く。だが逆に、電線を必ずしも直線経路にする必要もないのだ。空から見たときに、ちょっと電線がジグザグな配置になったトコロで、そんなに大きな影響はないハズなのである。実際、電線が完全に真っ直ぐでないコトは写真からも見て取れる。
で、下にナニがあるかって、舗装された道がある。鉄塔が横に張り出す形状になった理由は、この道の上に鉄塔を建てられなかったからに違いない。しかしながら、さして広い道でもないのだ。むしろせまい。スゴくせまい。リッターカーがすれ違うのも難しいくらいの狭さだ。
そーゆー場合はこのような解決方法もあったのではないかとも思うが、ナゼ、ココがこのような「横張り出し兄弟鉄塔」による解決方法を選んだのかは不明である。
2005-07-30(Sat) 大須アゲイン
と、ゆーわけで、今回は友人Oと、また大須。つまりはボントンである。なんだか知らんが、オヤジが突然に「足でドリルをオンオフしたいんじゃ!!」と言い出したので、フットスイッチを買いに行くのである。フットスイッチなんてモンを探してボントンに行ったところで、フツーに見つかるワケはないが、それはそれ、先日ボントンを訪れた際に何気に発見して記憶の隅に留めておいたので、いま行けば確実にあるのであった。ジャンクとは生ものなのである。で、オヤジが欲しいなら、ついでに買ってきてやろう。でもって、適当に改造して改造費をふんだくってやろう。でもって、親孝行なトコロをアピールして、遺産を独り占めしてやろう。そういう魂胆である。うっしっし。
で、買ってきたのがコレ。なかなかにガッシリしたつくりで、おそらくプロユースに使われるシロモノである。表面は梨地加工っつーか、ザラザラした感じで、とっても高そう。つーか、ジャンクで1,380円は高いな。それと、ドリルのプラグを挿すためのメスプラグ、110円。さらに、MY2Fというオムロン製の100V対応のリレー。相手がドリルなんで、ちったぁ、容量のあるリレーを選ぶ。368円。にしても、このリレー、透明なプラスチックに収められており、とっても美しい。ちょっと萌えるほどだ。使い方がよくわからんが、ボントンのオヤジに勧めるままに購入。リレーは勉強不足でよくわからんが、電子部品なんつーのは、単価は安いんだから、買ってみてから考えるのだ。それでよし。
ついでに別のジャンク屋でアダプタを物色。10Vのブツは非常に少ないので、ガッシガッシと物色。コンテナ2個に山盛りになっている中に、3つくらいしか発見できなかった。500円とちょっと高いが、購入。これはカミさんのお兄さんに売りつけるためだ。なんでも、最近ファミコンを購入したが、アダプタが壊れたそうなのだ。ジャックだけ付け替えてやれば動くだろう。今ごろファミコンをたしなむというその心意気が気に入ったので、1,000円で売りつけるコトにする。うっしっし。
2005-07-31(Sun) ふっと、スイッチ、完成
いや、なに、そりゃ、だいたい想像はつくが、まさかそりゃないだろ、その配線だけはないだろ……と思っていたら、そうまんまだった。つまり、フットスイッチを踏むと、プラグの両端子が導通するのである。つまり、素人がコレを買ってきて、コンセントにプラグを挿し、フットスイッチを踏むと、一発でブレーカーがすっ飛ぶというシロモノなのである。うぅむ、ジャンク屋は不法地帯なのか!? こんなデンジャラスなアイテムをフツーに売ってていいのか!? そりゃ、ジャンク屋はストロングタイプなのだからいいのである。以上。
やっぱり中を開けて見る。非常にシンプルなつくり。ちょっと古いので、サビが出ていたりするが、なにせ相手はプロユース。シンプルながら非常にタフなつくりである……ん? なに? 125V10A? ……あれれ? オイラなにげにリレーを買わなきゃと思ってたけど、このスイッチ、リレーより圧倒的に高い接点容量があるじゃんよ。コタツもオンオフできそうだ。なんだぁ。じゃ、工作は簡単だ。
フットスイッチに近いところのコードを裂いて、片側をチョン切って、メスプラグをハサむだけ。これで、フットスイッチの完成である。ハンダ付けさえ必要ない。あー、オヤジ、ご所望のフットスイッチ、できたよ。もー、大変だったんだから。ん? 制作費? んー、オマケして2,000円ね。うっしっし。