SVX日記
2010-01-03(Sun) ファン、仕分け
もう、何ヶ月も前からであるが、自宅のサーバが「ものすごいイオンを放出」……じゃなかった「ものすごい異音を発する」ようになっているので、正月早々、どうにかするのである。
この自宅サーバ、「Square One silver」というキューブ型ケースにDual Core Atom搭載のD945GCLF2を仕込んだブツなのだが、このマザー、CPUファンがないくせに、チップセットファンがあるという、ややおかしな野郎である。しかしながら、当時Dual Core Atom搭載ボードといえば、コレ一択だったんだからしゃーない。とはいっても、サーバとしての安定度はなかなかで、処理速度は速くないものの、最小レベルの消費電力で、64bit対応、4スレッド同時実行という性能は、今もその特異な地位を他に譲っていない。
そそくさと電源ケーブルを抜いて、フタを開ける。フタを開けつつ、こーゆー笑っちゃうような状況も想定していたのだが、それに反して、ほとんどホコリが付いてない。稼働して1年だし、こんなもんかな……って、アレ? チップセットのヒートシンクが妙に熱いな。手で触れられないほどではないが、冬にファンが回ってこの温度? ……って、ファンを手で回すと、妙な抵抗を感じるんですけど……
ここんとこ、終始、ファンが出している異音と思われる音が、ギーギーといっていたので「ギーギーいうのは回ってる証拠だぜッ!!」などと、都合のイイことを考えていたのだが、思い返せばこのケース、12センチの電源ファン、4センチのチップセットファン以外に、4センチのケースファンが2つ付いていることを忘れていた。ギーギーいっていたのは、そのケースファンのウチのひとつ。
ファンが付いているとはいえ、たいした発熱ではないのでどうにかなったのだろうが、インテル純正のファン(4010H12S)が音もなく死んでしまうとはどういうことよ。もともと、サーバ向けのマザーボードではないとはいえ、ちょっとお粗末すぎないか? 逆にいうと、D945GCLF2のチップセットファンは、何も考えずに外してしまってもどうにかなる程度、ということを証明してしまったわけだが……。
しかし、さすがにチップセットのファンについては、止まっていることを承知で運用を継続する勇気はない。手持ちの部品を漁りつつ、さすがにそんなに調子よくファンが出てくることはないよなぁ、ウチは部品屋じゃねぇんだか……って、出てきてしまった……しかもふたつも。おいおい。
まぁ、せっかく出てきたんだから使おうかと思ったら、コードの長さが足りない。ひさびさにハンダゴテ出して延長してもいいんだが、2ワイヤなので、ファンの回転数が検出できない。数ヶ月もファンレスで動作させておいて、いまさら、回転数の検出も何もないもんだが、別途、購入することにしよう。こういう物は縁起物ですから。
2010-01-12(Tue) 電球でござる、電球形蛍光灯でござる
この電球型蛍光灯は100W型で、実質は20Wのものである。結構、高かった記憶があって、もう切れたのか、と思ったが、そこはAmazon購入のよいところ。調べると履歴が出てきた。意外と昔、2007年4月中旬の購入だった。実に、3年近く持っていた計算になる。
6,000時間 ÷ (2.75年 × 365日) = 6時間/日
1日6時間使用(したでしょ?)という結果が出た。あながち間違いではない。確かにそれくらいは使っている気がする。すると、カタログスペック通りの寿命を発揮したわけだ。結構、マメに点けて切ってを繰り返していたのだが、それににもかかわらず、だ。これは素晴らしい。
(6,000時間 × 100W = 600kwh)× 22円 = 13,200円
(6,000時間 × 20W = 120kwh)× 22円 = 2,640円
こうなると、例え個体差で電球の寿命が1/3だったと仮定しても、損まではしない計算になる。すかさず、Amazonで再注文。ちょうど今は、1,480円でも配送無料なので、無理にヘンなモノを買う必要もなくて助かった。
ぼちぼちと、一般向けのLED照明も出揃い始めている今日この頃であるが、まだちょっと高価すぎる。一般向けではないコイツは高価ではなく、現在も問題なく使用できているが、かなり光量に問題がある。となると、まさにコナれてきている電球型蛍光灯は、現在、最適なソリューションということになりそうだ。
2010-01-16(Sat) 演歌で爆走する
オイラの知っているサンタは、いわゆる「デコトラ」に対して、あまりよい印象をもっていないはずなのだが、ガキとはいえ、せっかく興味を持ったのならば、与えてあげればいいじゃん、と思っているらしい。また、Amazonで極端に安く入手できることもあったのかもしれない。クリスマスの朝、彼の枕元には「爆走 デコトラ伝説 〜男一匹夢街道〜」があった。
なんでだかよくわからないが、ゲーム中のBGMは「ド演歌」だ。デコトラと演歌には切っても切れない関係があるのだろうか……とはいえ、かなりゲームの感じとマッチしているのも確か……気がつくと、ゲーム自体のデキもかなりイイ。気がつくと、彼は「♪ゆめ、ゆめ、さくらぁ〜」だの「♪風が泣いてる叫んでるぅ〜」だの口ずさんでいる。つーか、オレまで口ずさんでいる……なんか、ちょっと演歌にハマってしまったかも。
こりゃ、mp3プレイヤに放り込むしかない。ゲームのCDをPCにセットしてみた。しかし、なぜか、認識され、吸い出せるのは2トラックだけ。残りの7曲はリストに出てこない。こーなりゃ、サウンドテストから引き抜こう。サウンドテストで再生させつつ、HDDレコーダで録画する。DVD-RWに焼いたらPCへ。wav化を試みる。
前回と違って、パッと使えるWindows環境がないので、Linux環境でDVDからwavを抜き出そうとしたのだが……
vobcopy -m
cat VTS_03_1.VOB VTS_03_2.VOB | ffmpeg -i - decotra.ac3
a52dec -o wav decotra.ac3 > decotra.wav
mplayer dvd://3 -ao pcm:file=decotra.wav -vc dummy -vo null
sox decotra.wav -b 16 -r 44100 decotra441.wav
結局、試行錯誤して、上記の方法を編み出した。約40分のwavができてしまえばこちらのもの。過去に自作したcccdctを引っ張り出してきて、サックサックと切る。ついでに、微妙にアチコチ手直ししたので、新バージョンのcccdctをここに置いておく。
今まで、演歌になんてまったく興味がなかったが、歳を取ったせいで、独特の曲調が心地よく感じるようになってきたのだろうか。ガキの言うことだからとバカにせず、いっしょに付き合うと、いろいろと新鮮な発見に出会えそうだ。ハァ、アン、ア、アンアンアン。
mplayer VOLUME_IDENTIFIER/VIDEO_TS/VTS_01_1.VOB -ao pcm:file=music.wav -vc dummy -vo null
ffmpeg -i xxxxxx.flv -acodec copy xxxxxx.mp3