SVX日記
2025-04-05(Sat) 年貸しキャンプ場の内覧に行く
2025-04-06(Sun) 瞬間再燃F1ブーム
始まりは学生時代の修学旅行の夜であった。ぼちぼち寝る時間というところで、同室の誰かが「F1観ようぜ!」とテレビを点けた。当時は興味がなかったので、寝たいのに迷惑だと思った。オープンホイールのクルマをカッコイイとは思わなかったし。しかし、観ているうちに引き込まれていた。もしかしたら、あれは1990年のアメリカグランプリだったかも。セナとアレジのバトルに見覚えがある。あれですっかりアレジのファンになってしまった。
で、1991, 93, 94年と鈴鹿に行き、その後もしばらくは深夜の番組を楽しみに観ていたが、日本グランプリを富士でやったことにはシラけたのを覚えている。気づけば、地上波での放送もなくなり、ニュースのヘッドラインを読む程度の興味レベルに。2016年には、気まぐれに鈴鹿にプラクティスの1日目だけ観に行ったりもしたが、いつしかレギュレーションもチームもドライバもあやふやな認識レベルにまで落ちてしまっていた。
んが。今シーズンの頭。日本人ドライバの角田の評価が不当に低い、というようなニュースを目にしたかと思ったら、いきなりトップチームの一角であるレッドブルに昇格が決定だと!? トップチームに日本人というのは、ようやくの悲願の達成ではないか。Red Bullは飲まないし、ORACLEも大キラいだけれども、ちょうど鈴鹿から出走とのこと。そりゃ、観戦するしかないぜ! ……と思ったら、やっぱり地上波ではやらないらしい。
自分は例のフジテレビ問題については擁護寄りだ。番組が始まってみると、いつものTRUTH、いつもの解説陣で実家に帰ったような気分だ。まさに、そういうのでいいんだよフジテレビって感じ。しかし、みんな白髪だらけ、シミだらけ、爺さんだらけになっとるなw。人のことも言えんけども。
2025-04-07(Mon) 安藤⇔歌川広重
広重美術館に行きそこねたからか、妙に東海道五十三次の浮世絵が気になってきてしまった。なんか子供の頃に菓子のオマケに小さなカードが付いていた気がするのだが……ハイクラウンチョコだっけ? ……って、調べてみたら永谷園のお茶づけだった。そらそうかw。
ちょうど抽選でカードのフルセットが当たるキャンペーンを実施中ということなので、カミさんにひとつ買ってきてもらったら「沼津」が出た。子供の頃は、なんじゃこら、と思っていたが、歳を取ったからか、結構しみじみと眺められてしまう。
2025-04-11(Fri) 桜・アンド・デッドコレクション
そんなら、というわけで、前回の遠出から大して経っていないが、また遠出することにした。宿の割引に使えるポイントが余っているし。別にどこでもいいのだが、根尾の宿が空いている。ちょっと近いが、何年かぶりに、のんびりと淡墨桜でも観に行こうかしらん。
家をのんびり出たら、22号が漫然と渋滞気味で参る。どうにか岐阜を抜け、郊外に出たところでスーパーで買物。樽見にはスーパー、コンビニの類がなく、素泊まりだと買い込んでいかないと詰むのだ。予備として保存の効くものも買いつつ、スガキヤで昼飯も済ます。
通り道なので、岐阜レトロミュージアムに寄ってみる。オペレーションウルフをプレイ。コンティニューするがクリアできず。山のぼりゲームはクリア。オートレストランコーナーは意外と充実していたが、昼のラーメンのせいで食べられず。パチンコには興味がないので、雰囲気だけ味わって1時間を待たず退出。でも、いつまでも在ってほしい場所だな。
2025-04-12(Sat) 今日も桜・アンド・デッドコレクション
宿で7時起床。買い込んだ焼きそばとおにぎりが朝食。食べたらチェックアウトし、歩いて三度淡墨桜を観に行く。ヒドい渋滞が起きているのを尻目に。いや、これは関わりたくないレベルの混雑だわ。泊まってよかった。
続いて県道255号を北上する。なんでも157号の「倉見渓谷は避けるべき、猫峠経由が望ましい」という記述を見てから、折越峠を抜けてみたくて仕方なかったのだ。んが、冬期という理由ではなく、崩落で通行止めらしい。まぁ、よくあることだ。それを知った上で、上大須ダムでも楽しもうかと向かうのだ。
それにしても、県道255号はものすごい快走路だ。ほぼ2車線幅が確保されている。多少の酷道を期待しただけに拍子抜けだ。アッサリと折越峠への分岐に到着。まずは、直進して上大須ダムへ向かう。ちょっと落石が多くて気を使うが。
2025-04-26(Sat) マルチブートは任天Do!
ちょっと前に、メインPCのFedora30をシブシブ41に上げた。30標準のFirefoxで見えないページが増えてきたのと、Factorio Space Ageが動かないから、というしょーもない理由である。で、そのどちらも解決はしたものの、ebviewが起動しなくなってしまったり、gimpが妙にモッサリになってしまったり、emacsが時々ツッカカったり、微妙にグレードダウンした部分も少なくない。
そもそも、OSを上げる作業が一発勝負で、元には戻れないっつぅのはどうなんだ。結局は移行することになるにせよ、一時的にでもマルチブートできる環境を保持できるべきではないのか。そう思って以前にちょっと試したのだが、うまくいかなかった。んが、ちょうど旧いOSで試したいことがいくつか出てきたので、改めて試行錯誤してみることにした。いわゆる「ヤクの毛刈り」状態なのではあるが、せっかくだから前向きに「毛刈り」をしてみよう、ってトコである。
で、手持ちの3種のミニPCに、Fedora29, 30, 31, 32, 34, 35, 42を10回くらいインストールしてみたのだが……結論から言うと、概ね可能ではあるものの、結果がいまひとつ安定しない、という感じ。ミニPCのひとつは割と旧いのだが、すべてUEFI対応。新しいPCでは旧めのFedoraの動作がイマイチで、旧いPCでは新しめのFedoraの動作がイマイチ。旧めのFedoraは割と新しいモバイルディスプレイでの動作がイマイチ。今回の方法では、概ねマルチブート可能な状況にはなるものの、実際にはうまく起動しなかったり、起動しても調子が悪かったりもする。
旧いPCに、33, 34, 29の順で導入した後のGRUBのブート画面が以下。標準的に29が起動する状態だが、33, 34も選択できるようになっている。2エントリずつあるが、片方はレスキュー起動用のエントリである。
/dev/sda1 127M EFI System
/dev/sda2 896M Linux swap
/dev/sda3 1G Linux filesystem
/dev/sda4 1G Linux filesystem
/dev/sda5 1G Linux filesystem
/dev/sda6 188G Linux filesystem
/dev/sda7 64G Linux filesystem
/dev/sda8 64G Linux filesystem
/dev/sda9 64G Linux filesystem
で、旧いPCだと、Fedora34はやたらツッカカって使い物にならなかったので、ちょうど出たばかりのFedora42で上書き導入した後のGRUBのブート画面が以下。標準的に42が起動する状態だが、33, 29も選択できるようになっている。先と同じく2エントリずつあるが、片方はレスキュー起動用のエントリである。
というわけで、ある程度うまくいく方法は見つけたものの、GRUBのブート画面の様子からして、どうも最後のOSインストールの際に、既存のOSをサーチする何らかの仕組み(これはgrub2-mkconfigぽい)があり、それで旧いOSのエントリが追加され、GRUBのブート画面に出ているらしいものと察せられる。ということは、その仕組みでサーチできなかったり、追加処理がコケた場合、マルチブートできない状態になる可能性は考えられるわけだ。
また、別の情報だが、ブートエントリが壊れた場合、セキュアブート環境だと、ブートエントリを復旧する作業は非常にホネらしい。技術者としては、そこも詳しく追求すべきかもしれないが、おそらくはあまりマトモな理由ではないグダグダ成分が多そうだし、それが活用できるのはブートエントリが壊れた時だけであろうから、ここは思い切って「そっ閉じ」しておこうと思う。
マルチブートとは関係ないが、こんなこともある。最新のディストリは、リリース後2週間くらいは寝かせるべきだ。
・都度、/boot/efiは上書き、/boot, /は別領域を指定して再フォーマット、/homeは再フォーマットせずに指定、という方法が有効
・/boot/efiは再生成されるので、/etc/fstabからコメントアウトしておかないと、起動でコケる(swapを再生成した場合も同様)
・どうにもならないことはあるので、一定以上は考えず、任天Do!
・最初から、複数インストールしてマルチブート可能か確認しておく
・最後の手段として、/boot/efi(/dev/sda1)領域をまるごとddでバックアップしておくと有効か