SVX日記

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2005-03-23(Wed) 調光により調光する調光器、完成

  先日「テレビの影響について考える」を書いた矢先ではあるが、再びアメリカで銃乱射事件が起きたようだ。コロンバイン高校の事件と酷似しており、ニュースではボウリングフォーコロンバインという映画の存在についても言及していた。当然だろうと思う。果たしてこの映画は、銃の規制は必要だという啓蒙と、銃乱射事件の犯人予備軍の育成と、どっちの効果が大きかったのだろうかと考えてしまう……よりは「ほれみれ!!」と素直に思ってしまうオイラである。

  そんな映画を進んで輸入して、喜んでいるのが現実の日本である。オイラも喜んで観た。確かにオモシロかった。オイラは娯楽として受け取ったが、そうでない人間もいるコトと思う。映画の輸入と同時に、事件を起こす種も輸入してしまったワケだ。そのうち銃乱射事件は日本でも起こるかもしれない。いや、既に事件を起こす種は、包丁殺人に形を変えて花を咲かせているのかもしれない。

  星新一のショートSFに「白い服の男」という話があった。ある「悪」を極度に排除した世界を書いた話で、言論や思想の規制についても言及されていた気がするが、最終的な主題が思い出せない。もう一度、読んでみる必要がある気がするな。

  ……と、毎度ひとしきり余談をブチまいた後ではあるが、今日の工作である。昨日の自作フォトカプラを調光器に組み込むのである。なにしろφ20mmのCdSは巨大であり、それを膨らませた自作フォトカプラはマンモス級のデカさである。恐るべきピン間も6x2.54mm。気合で実装、載ったらマンモスラッピーじゃ!!

  画像の説明 画像の説明

  横にしたらなんとか載った。ケース作成時には全く想定していなかったので、単なる幸運だがピッタリである。そしてケース外にフォトカプラのLEDを点灯するためのコネクタを出す。コネクタは2芯でアノードとカソードに直結、ケースにカッターで四角く穴を開け、ホットボンドで内部から固定した。

  とりあえず動作テスト。CdSは既存のボリュームと並列に接続しているので、ケースのフタを閉めた状態だとCdSは十分に大きな抵抗を発揮し、従来どおりにボリュームで調光できるコトを確認する……OKだ。次はボリュームを最大抵抗に調整し、フタを開けてフォトカプラをペンライトで照らす……よしっ!! 調光器に接続された電灯はペンライトの動きに反応して明暗変化を繰り返した。これにて調光器計画の第2段階は完了である。計画はこれから最終段階に入るッ!! んじゃ、急いでるんで、またねッ!!