SVX日記

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2004-10-17(Sun) 秋葉で買い物、ワイヤレスヘッドホン修理完了

  今日は先日見かけた「カーナビ技術者募集」の某社の会社説明会に品川に向かう。以前から「カーナビを作ってみたい」と思っていたので、場合によってはチャンスと思って参加したのだが、なんだかシェアはかなりのものだし、大企業なもんであまり具体的には携われそうもなさそうな感じであった。まぁ、カーナビ自体かなり複雑怪奇な代物になっているわけで、イチから作るというモノでもなくなっているのであろう。

  で、ついでなので帰りに秋葉である。前回の10/2に引き続いて、今日は10/17。2週間しか経っていないため、月イチの法則が崩れた。ま、今回はついでだしな。着いたら昼を過ぎていたので、まずは例のごとく「はなまるうどん」でしょうゆうどん食う。あいかわらず、うまい。で、またもや例のごとく秋月通り(?)に潜入するのであった。

  と、そのとき、目にとまったのが携帯のモックだ。実は、DDIのPHSであるH"にはTrevaという後付けデジカメがある。このTreva、デジカメの機能としては痛烈にショボいのだが、数pinの接続で簡単に画像が取得できるという利点があるのだ。Trevaでググるとゾロゾロ出てくるが、PICなどから簡単にコントロールできるため、簡易イメージングデバイスとしてうってつけなのである。ただ、残念ながら問題が2つあって、ひとつは既にディスコンであること、もうひとつは接続ジャックが特殊であることだ。私の場合、数年前にSANYOのJ700を購入した際になにげにTrevaも購入したもののその後まったく使っていなかったのだが、Trevaが活用できるという情報を耳にし、この特殊なジャックを探していたのだ。で、話が長くなったが、モックによってはこのジャックが付いているらしいのである。で、アサる、アサる、アサる……。なぜかモックのほとんどはH"だったが、ジャックがついているものは少ない。私の持っているJ700もあったがジャックのフタは接着されている。とはいえ、ジャックの付いているKYOSERAのPS-C2を3台も発見。なぜか値段がバラついているが、なにせジャンクのモックだ。細かいことは気にしてはいけない。無事、すべてお買い上げである。

  画像の説明

ラオックスアソビットシティ3番館
携帯モック200x2\400
携帯モック100\100
\500

  うほうほ気分で秋月。例のワイヤレスヘッドホンの部品を購入。可変抵抗器のつまみは既にあるのだけど、アンバランスにデカいつまみをつけるのもバカっぽくて面白いので、デカいつまみを買い足す(例のオレの法則に則って2倍購入)。あとは、例の8pinのPICが32.768kHzで動いてくれないので、それ用の部品も買う。秋月の店員さんによれば15pFでいいとのことだが、PICのマニュアルには68〜100pFとあるんだけどな。よくわからんが、10本で50円だし購入。

  画像の説明

秋月電子通商
可変抵抗器 10kΩ Aカーブ50x4\200
可変抵抗器用つまみ(大)30x4\120
水晶 32.768kHz50x3\150
セラミックコンデンサ 15pFx10\50
3端子レギュレータ NJU7223 3.3V 表面実装x3\200
ボタン電池 CR2032100x2\200
ボタン電池用ホルダ100\100
セラミックコンデンサ 0.1uFx10\100
\1,120

  「そ、んなに、買うもの、は、ないハズネ」とラップ調に千石電商へ。前から欲しかったホットボンドのグルーガンを購入。……とよく見たら、2連の可変抵抗器があるじゃないのぉーッ!! コレまさにうってつけじゃ……て、なんで10kΩのAカーブだけ在庫切らしてるかなッ!! あきらめずに5kΩのAカーブの場所をアサっていたら……ラッキー、あるじゃん!! 例のオレの法則を発動して2つ欲しかったが、さすがに2つは混ざってなかった。まぁ150円という値段では見つけても発動しなかったかもしれんが。ついでに可変抵抗器のつまみも買う。千石は秋月に比べて割高だが品揃えは素晴らしい。つまみだけで何種類あるんじゃ。一番バカっぽいつまみを購入。さらに、ヒューズも探してしまうが、さすが千石だけあって、いろんなタイプがあるわあるわ。メビウスのACアダプタ内には管ヒューズでなく、妙な形状(圧電スピーカ状?)のモノがハンダ付けしてあったので、そこに収まるモノを探したら抵抗型というものがあった。2.5Aがないので2Aと3Aを1本づつ購入。メビウスのアダプタが直った時に備えてプラグも買っちゃうぜ。最後っ屁に現状のワイヤレスマウスの電源スイッチに使うべくスライドスイッチとトランジスタ、ネジ類も少々。はぁはぁ。

  画像の説明

千石電商 1F
ホットボンドグルーガン\760
2連可変抵抗器 10kΩ Aカーブ\150
可変抵抗器用つまみ(数字付き)\150
抵抗型ヒューズ 250V 2A\40
抵抗型ヒューズ 250V 3A\40
スライドスイッチ30x3\90
ハンダ吸い取り線\180
\1,410
千石電商 2F
2SC1815x10\100
DCジャック(MN7680用)70x2\140
\240
千石電商 B1F
ナット 3mmx100\190
平ワッシャ 2mmx100\75
スプリングワッシャ 3mmx100\75
\340

  仕上げは、毎度のトライアミューズメントタワーでゼビウス……が空いてなかったので、とりあえずファンタジーゾーン。なんだか、1週目で3機もミスって2機も自機を購入しちゃったけど、その後は調子よく3週目の3面まで。このゲーム、見つけると必ずやっちゃうくらいマジで好き。終わったあたりでゼビウスが空いていたので、そのままゼビる。今度は16エリアを軽くクリア。2週目の16エリアで終わる。あー、おもしろ。

  今日の買い物の総額は3,610円。いつもは1ヶ月に一度来て5,000円なので、2週間ぶりだと2,500円でないとイカンのだが。3週間ぶりだと計算が合ったのにな。と、わけのわからんゴマカしをしつつ、さらば秋葉原である。

  で、今日はまだまだ続く。帰って早速ワイヤレスヘッドホンの修理をするのである。

  画像の説明

  ケースに可変抵抗器の軸を通す穴を空けるのだが、ケース内のスペースが微妙だ。デジカメで真上から写真を撮り、フォトショップで半透明にして重ね合わせ、ちょうどコンデンサの間に可変抵抗器が位置するよう、慎重に穴を空ける位置決めをする。よっしゃ、エエ感じに穴が開いたぞ。配線はバカみたいなので略すが、キレイに治った。

  画像の説明 画像の説明

  ボリュームをいじってもガリガリという音はしなくなったし、ツマミがバカみたいにデカいので調整がラクだ。プラシーボ効果で音質までグッと向上した(?)。あとは耳あてをつけてやらないとな。

  画像の説明

  ヘッドホンがアッサリ治ったトコロで気分を良くして、メビウスのACアダプタの修理になだれ込むのである。まずは、もとの切れている圧電スピーカ状のヒューズ取り外し、ついでにヒューズの中の状態を確認すべく、ムリヤリひん剥いてみた。なんだか繊維状のものがふやけたような感じになっている。なんだ、面白くない。

  画像の説明 画像の説明

  で、買ってきた抵抗型のヒューズを取り付ける。

  画像の説明

  よしよし。とりあえず、無負荷で通電のLEDが点灯するかどうかというところから実験だな。メガネプラグを単体のACアダプタに接……

  「パーン!!」

  画像の説明

  おわッ!! ヒューズが火を噴いたッ!! あー、びっくりした……。そーか、抵抗型ヒューズってのはこうやって切れるんだ……というわけで、結局この電源は使い物にならないことが判明した。私的には信頼のデルタ電源であったが、少しばかり信頼を失った感じ。きっと、どこか回路がショートしてるんだろうな。実は、AC100Vを接続する前にメガネジャックの左右間の抵抗値を計って0Ωというのは確認していたのである。んが、コイルの場合はDCに対する抵抗は0Ωでも、ACに対する抵抗は持つので(インピーダンスとはそういうもんだろ?)50%は大丈夫だと思っていたのだ。まぁ、50%はダメだと思っていたので、想像どおりといえなくもないのだが。ここんとこ、いろいろなガジェットの修理に成功しているので、このACアダプタの修理にも挑戦してみたいとも思うトコロなのだが、難度が高そうな割には得るものがなさそう(LOOXのアダプタで使えてるし、先日製作したEX232Cが使えなくなる)なので捨てることにする。

  実はもとよりガワとして使うという計画があり、そのための2週間前のトルクスビット購入だったのである。トルクスが手に入ったので文字通りフタを開けてみたところ、ヒューズの切断が原因らしかったので治してみようと思ったものの、LOOXのアダプタで問題なく使用できている都合上、修理は必要なかったのだ。このACアダプタはメビウス本体に内蔵しても使用できるというデザインであるから、内部をそっくり捨てて内部的にUSBの線を引っ張りUSBハブを内蔵すれば、メビウス本体のUSBポートを増設になるのだ。ワイヤレスマウスのレシーバを内蔵するとよりグッドだな。

  最後に、15pFのセラミックコンデンサと秋月で買った32.768kHzの水晶を8pinPICにつなげてみた……ダメじゃーん!! 秋月の水晶だとテルミン現象も発生しない。結局、最後にはムズムズしつつ長い一日が終了である。ぽっくん。