SVX日記
2004-10-24(Sun) SVX復活!?
今日は入院中のSVXにバッテリーの差し入れを持って見舞いに行くために、とりあえず電車でカミさんの実家に向かう。カミさんの実家には車が2台あるので、バッテリーを調達しに行くために軽のワゴンを借りるのだ。しかしこの軽のワゴンというカテゴリの車、ワゴンRから一般向けにも販売され人気が出ているが、私はその以前から楽しい車だと思ってニラんでいた。スピードは出ないが、軽快で大量の荷物が載って、維持費が安い。早い話が楽しいのである。SVXのセカンドカーにはピッタリである(ただし、スバリストならサンバーを選ぶべきだ)。
車を借りて、早速近所のホームセンターへ。80D26R、80D26R……あった!! 9,240円。税抜きなら8,800円だ。ネットで見つけた8,500円とタメを張る価格。すかさずその場でスバルに電話して「純正のバッテリーは入荷に時間がかかるという話でしたが、いま偶然にバッテリーが見つかったので、持ち込んでいいですか?」と確認、OKをもらってお買い上げである。たいへん申し訳ないが純正の17,000円超えのバッテリーはさすがにツラいのである。
そのままスバルへバッテリーを持っていく。自分で交換して、古いバッテリーはホームセンターに引き取ってもらおうとしたが、それはやってくれるとのこと。まぁ、いいか。バッテリーを置いてくる。ちなみにSVXには会わずじまい。ホントはお見舞いのつもりだったのだが……「ちょっと顔が見たいので」と言って変人扱いされるのもなんなので、そのまま帰る。ぐす。
自分の駐車場に戻って、なにげに軽のワゴンのボンネットを開けてみた。あー、やっぱりエンジンはここにはないわな。こういう車ってエンジンどこにあるんだろ? エスティマはMRだと聞いたことがあるけど、これはRR? 後ろにあるんかな? 荷台の高さはかなり低いけど。
家に戻ってしばらくするとスバルから電話が。「バッテリー交換したら治りました」ってマジ? んなことあるの!? だって、基本的にエンジンが回ってれば+12Vラインには適正な電圧が発生するんじゃないの? 始動がキックだけのバイクだって、スパークは飛ぶんでしょ? 自転車にはバッテリーないけどダイナモでライトが光るじゃん……えーん、そんなので大騒ぎしてスバルまで持っていってしまったなんて恥ずかしいよぉ。
確かによくよく考えれば、電装品タンマリな現代の車では話が違うのかもしれん。というか、ここで思い出すのが例のエアコンの電解コンデンサのパンクだ。昨今の車は、スパークのタイミングや燃料の噴射量、果てはATのコントロールまでCPU制御である。となれば、その電圧安定のために電解コンデンサがパスコンとして用いられていることも容易に想像がつく。今回の場合はATコントロールユニットの電解コンデンサがパンクしてしまい、バッテリーが12Vアンダーになったため、オルタネータが発生するリップルたっぷりの電圧がそのままCPUに作用して誤動作した……と、まったくもって想像なのだが、そういうことが起こったのかもしれない。
まぁ、原因が上記の通りだったとしても、基本的にはバッテリーがしっかりしていれば発生しないだろうから、とりあえずヨシとしつつ、スバルの方が「パワステベルトが切れそうだ」というのでそっちも交換をお願いしつつ、ついでに以前からブラブラになって気になっていた助手席の足元のカーペット抑えのリベット状のパーツを注文しつつ、鼻先にひっついているSVXのオーナメントもキッタナクなっているので、合わせて注文する。これは以前、S3乗りの方に「キタナクなったら外して裏をシンナーで拭くとメッキ部分を残してクリアになるので、好きな色に塗り替えるとカッコイイよ」と聞いていたのだが、自分のを外してもそんなことはできそうもなかったので「後期型のってある?」と聞いたところ、あるそうなのでソッチを注文した。取り付け穴が合わないとちょっと面倒だが、最近は私の工作の腕も上がっている(道具が揃ってきただけ!?)のでどうにかなるだろう。
さて、そんなこんなで少し安心して別途工作をする。例のメビウスに内蔵できるUSBハブの件だ。今回は曲がりなりにもUSBハブを内蔵するのだから、内部からUSBに結線(ハンダ付け)するのがスジなのだが、どうもそれをするにはマザーを外したりしてオオゴトになりそうなのだ。それで、ちょっとヒキ気味ではあるが背面に1つあるUSBポートにUSBジャックを刺し、脇のケンジントンロックの穴を利用して内部に引き込むことにした。「美しくないッ!!」というご意見はもっともだ。しかし、他人にはゴミ同然のPCであるが、私にとっては現役のマシンである。うっかりマザーをバラして復旧不可能になるとシャレにならないた。仕方なくそうするのだ。許せ。セリヌンティウス。