SVX日記
2005-02-04(Fri) 更にPCB-CADをイジりまわす
なかなかガツーンと時間が取れないものの、ボチボチとPCB-CAD「EAGLE」をイジる。昨日、概ね日本語のチュートリアルの通りに操作し、大筋の操作はわかった。しかしながら、それだけだと大筋の操作から一歩も出られない。ココは一発、実践に近い形で操作をするのである。
とりあえず、詰めの部分で放ってあるが、一応の完成を見た「SHAKENS YOU UP」をプリント基板化するつもりで回路図を入力する。とりあえず大変なのが、ライブラリから自分の必要な部品を探し出すトコロである。この「EAGLE」というPCB-CAD、非常にライブラリが充実しているのはよいのだが、充実しすぎて自分の使いたい部品をリストから探すのが大変この上ないのだ。
そもそもイキナリつまずいたのがこのライブラリなのだ。上記のチュートリアルでは「ライブラリ内のDiscreteというカテゴリから部品を選んで配置せよ」とあるのに、オイラのライブラリにはそんなカテゴリは見当たらない。悪いことに抵抗とかコンデンサとかの基本部品は、ほとんどDiscreteの中に含まれてしまっているので、そいつらを配置できないと回路図っぽくなってこなくて、つまんないことこの上ない。結局、散々探し回った挙句、rclというカテゴリの中にそれっぽいモノが入っているのを発見した。rcl……抵抗、コンデンサ、コイルの頭文字ね。わからんちゅーの。
結局、基本的にはライブラリの使用フラグ(緑のポッチ)を一度全てオフにして、部品を発見したら、オンにするという方法がよさそうである。そうしないと、膨大な部品の山に埋もれて作業がちっとも進まないのである。
苦労しつつも、なんとか回路図っぽいもが仕上がったので、基板のデザインに移る。自動配線機能を使って一発で基板完成じゃ!! ……と、思いきや、そうは甘くない。OLIMEXに片面基板を発注しようとしているのに、裏表に配線しちまうのだ。片面にするのはどうするんじゃ!? ……ここでまた少し悩んだ末、Autoの実行確認時に出てくるダイアログのPreferred DirectonsのTopをN/Aに変更すればいいことに気づく。片面じゃ、うりゃ!! とやると今度は世にも珍妙なパターンが現れる。部品配置が悪すぎるようだ。今度は配線を元の状態に戻す方法がわからない。毎回読み込み直すのもバカらしい。結局、左のパレットからRipUpを選択し、上の青信号アイコンを押すと全部元に戻ることに気づく。マニュアル読まずにやってりゃ仕方ないが、慣れるまで大変だこりゃ。結局、以前に自分でデザインしたユニバーサル基板上の配置に近い形で部品を並べると、一番スマートに配線が行われた。そうか。自動配線とはいっても、かなり人間様が関与しないとイカンのね。なるほど。