SVX日記

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2024-09-21(Sat) 淡路出雲ドライブ2日目

  今日は大塚国際美術館の日。昨日のナビの測位不調は回復していない。熱暴走ではないのか。それとも、熱破壊してしまったのか。まぁ、今日は橋を渡って戻るだけだから、たいして問題はないけれど。

  美術にはそれほど知識も興味もない自分だが、まぁ、大塚国際美術館は有名なだけはある。対象が壁画の場合は、建造物自体から再現していたりする。ナイスバカ。初っ端の礼拝堂だけで既に満腹状態。

  ほとんどが宗教画なので、ハダカ祭、オッパイ祭。聞くところによると、当時はエッチなのは禁止、でも、神様なら除外、という理屈だったらしい。要するに、当時のエロマンガってことだな。フムン。え、違う!?

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  興味深かったのは「受胎告知」ほかで、同じモチーフで異なる絵が沢山あったりすること。ラノベ原作が、漫画化されたり、アニメ化されたり、映画化されたりって感じか。その流れで特に面白かったのが、この「最後の審判」。ダ・ヴィンチの「最後の審判」を知っていると……こ、これはッ……幻のファミコン版!?という感じだ。

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  「着衣のマハ」と「裸のマハ」もあった。エロ差分表現の始まりとなった作品である(違)。マハって、名前じゃなかったのね。自分はコレを観ると「着衣のサキ」を思い出すんだよなぁ。まだ「裸のサキ」になるだいぶ前の話だ。

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  そうやって時代とともにどんどん写実レベルが上がり、むしろ、実写を越える作品に達したところで、現代画コーナーに入るのだが、そこからの扱いは妙に小さい。それもそのはず、正直つまらなさを感じるんだよね。あのピカソでさえ。これ、みんながそう感じるんじゃないかと思う。どうも、写実レベルが頂点に達したところで、その先が思い浮かばず、前衛に逃げたんじゃないかと思えてしまう。ちょうど、ピカソの時代だ。その頃にカメラが登場したというのも無関係ではないだろう。

  そう考えると、PCのグラフィックスもリアルタイムなレイトレーシングが実現した時点で、同じような段階にあるのかもしれない。いや、まてよ……ピクセル/ボクセル表現が流行っているのはそういうことなのかな? 興味深いな。

  結局、美術館の開館直後に入館して、閉館の直前まで観て回ってしまっていた。美術にはそれほど知識も興味もない自分なのに、まぁ、大塚国際美術館は有名なだけはある。しかし、置いてある美術品が「全部ニセモノ」ってのは、思い切ったコンセプトだよなぁ。デキがスゴいのでニセモノに向ける視線にはならないのだが。なんつうか、山口百恵からAKBまで、全部ソックリさんを揃えました。チケット代は普通のコンサートと同等以上しますが、という感じか。そら、本物と遜色ないパフォーマンスをしてくれるなら、別に構わないってことになるんだろうが、複雑な気分ではある。

  帰る前に「渦の道」という大鳴門橋の遊歩道へ行く。概ね渦が終わっている時刻だった。20年以上前にも来た記憶があるんだが、その時も概ね渦が終わっている時刻だったような。二連敗。前回は先っぽまで行けなかったので、わざわざクルマでトンネル抜けて先っぽまで行ってから淡路島に戻る。

  恐ろしいことに、帰りはレーダーの方の位置表示まで死んでしまう。どちらもユピテル製だが、共通のバグ? GPS衛星に何か起きている? でも、別にニュースにもなっていないしなぁ。今日は帰り道のイオンに買い出し、宿に到着。

  本日の走行距離は49.7km。

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