SVX日記
2005-06-01(Wed) ジャンクをゴミっチューナ
VHFトランスミッタの本当の仕上げのタメ、ちょっと近所を歩き回ったモノの、当てが外れて帰宅する。むぅ、シールプリントの機械ってよく見かけるのに、イザ探すとなかなか見つからない。つーか、見つかったけど故障中……ゴルァー、ちゃんとしろやーッ!! コチトラかなりヘコんでいる精神状態なんだぞッ!! さらに追い討ちをかけるなッ!! って、そんなオイラの精神状態まで知ったこっちゃないですか、そりゃそーですな。
ヘコみ気分をスタックにPUSHし、何気にビデオデッキをバラしだすコトにする。既にRFモジュレータを摘出してしまった完全なジャンクなデッキと、不安定ながらまだ再生ができるデッキ(昨日のエヴァはコレで再生した)の、両方をバラす。一応、後者に内蔵されているRFモジュレータの仕様を確認したかったのだ。えーと、RFU-1037……ッ?! まったく同じ型番じゃんッ!! 助かったぁ。これで、もう一台のVHFトランスミッタを組む時、ナニも考えずに組むことができる。両方ともソニーのデッキだとはいえ、まったく同じ部品を使っているとはラッキーだ。うはうは。
後者のデッキを元に戻しつつ、今度は前者のデッキからチューナモジュールを取り外す。ピン数が多いので、ちょっと大変だったが、ハンダ吸い取り線を30cmばかり消費したトコロで、無理なくキレイに取り外すことができた。ついでに、めぼしい部品を探したトコロ、+9Vの3端子レギュレータ7809を発見。これを回収の後、前者のデッキを元に戻す。
で、このチューナモジュールをどうするかというと、当然、RF信号からビデオ信号への変換に使うのである。先日購入した秋月の回路図集には、テレビチューナキットの説明書が含まれていた。その資料を参考にしつつ、余分に購入してあるパチンコ液晶キットと組み合わせれば、携帯テレビが作れるという寸法である。1台のジャンクビデオから取り出した部品で、VHFトランスミッタと携帯テレビが作れるなんて、ジャンク冥利に尽きるではないか。