SVX日記
2005-05-19(Thu) 後悔先に呑めず
今日は仕事帰りにスーパーの酒屋によって、ウィスキーを物色する。昨日、とうとうダルウィニーを空けてしまったのだ。過去の記録によれば、前回のダルウィニーの封を切ったのが先月の24日だから、それから1ヶ月弱である。まぁ、ココ最近は工作をサボりぎみで呑んだくれていたから、若干ペースが早いような気もするが、ウィスキーの香りは最初の一週間がキモだ。趣味として楽しむなら年間12本くらいは丁度いいペースなのかもしれない。
しかし、今回のチョイスはかなり迷った。前回のダルウィニーは決して悪くなかったモノの、完全に好みとはいえない香りだったからだ。オイラは一瓶をハズすと、次は間違いのないグレンモーレンジに一度戻るパターンが多いが、今回はどうするかなぁ……むぅ、先日の予告どおりというワケではないが、数年ぶりに「山崎」も試してみたいんだよなぁ。
とゆーわけで、買ってみました。若い酒が好きなので10年物。ちょっとシャクなのは、3,680円とグレンモーレンジよりも高いことだ。これでイマイチだったら、モノスゴい後悔するところだ。そして、ヒトクチ、すかさず……
……わかっているッ!! 頭で呑んではイケないコトは十分にわかっている。しかし、それを差し引いても明らかに好みではないと感じた。やっぱりウマくない。そーだよ、思い出したよ、確かにこんな味だったよ。安ウィスキーのように香りがないワケじゃあない。鼻に抜ける香りは十分にある。しかし、アイラモルトのように煙たい感じだし、単音、せいぜい二重和音程度のイメージだ。口当たりは10年という若さの割には比較的弱く、ビリビリとくる刺激も楽しめない。心底、がっかりだ……。
コレを更に20年寝かせたら100万円の価値になるのだろうか。人の好みに文句をつけるほどバカな話はないが、非常に疑問に感じてしまう。こんなコトなら素直にいつものグレンモーレンジにしておけばよかったよ。あぁ、試呑コーナーでもあればこんなコトにはならなかったのになぁ。これから新しいモルトに手を出すときはショットバーで味を確かめてからにしよう……といっても、ワンショット1000円では、それもあんまりお得ではないなか……とほほ。
そして今日もSeedを進める。今日はズガーンと第10話まで5話を観た。ふみふみ。なかなかおもしろい。こんなにおもしろいなら、リアルタイムでじっくり観たらよかったなぁ。コレがジワジワと1年も楽しめるなんてそれはそれでゴージャスな生活ではないか。
しかしアレだ。ひと通り観てしまうと、見落とした点はなかったか確認したくなったりして、ググって他人の感想ページなんかをノゾいてしまうのは、ネット時代ならではの楽しみである。楽しみではあるが、アレはどーもイケない。アニメに関する感想サイトは数多く見つかるが、そのほとんどが、ココがヘンだとか、ココはこう表現するベキとか、アラ探しに終始しているのだ。
オイラも一時期、そーゆーサイトを読んでいて少し影響されかけたが、イカンッ!! そーゆーのは断じてイカンです。そもそも、どんなに文句を書こうが製作者側の手のひらの上から一歩も出ずに踊らされているのだというコトを認識しなさい。一昨日のデビルマンではないが「よくできているからこそ文句が言える」コトを認識しなさい。そんな枝葉末節をあげツラってネットに載せている時点ですっかりハメられてしまっているコトを認識しなさい。好きな女の子と仲良くおシャベリしたいのに、話題がないからといって、スカートをめくったり、お菓子を取り上げたりしてはイケません。単に嫌われます。神林長平も「ねだるな、あたえて、かちとれ」という名言を残して……って、なんか話が脱線してきたな。詳しくは神林版「ラーゼフォン」を読みなさい。