SVX日記
2005-05-17(Tue) ホントに「全てを捨てた」デビルマンを観る
今日はCDとDVDをレンタルしてくる。借りてきた某CDを、まにょまにょとサーバの/homeでリッピングしていたら、突然にサーバが挙動不審に……おわッ!! SVX日記までアクセスできなくなっている!! なんじゃ!! ……原因はマコトにアホゥなコトに/homeのディスクフルであった。やっぱりリッピングは/tmpでするべきである。昨日カウンタがどーとか書いた矢先ではあるが、カウンタを壊してしまった。バックアップから復活したが、昨日は222カウント。それがこの世のおっとぼけーぴょん。
一方で、今回借りてきたDVDはスゴイ評価を受けた作品だ。そッれッはー、なんだッ、なんだッ、なんだッ。そッれッはー、デビルッ、デビルマ〜ンッ、デッビルマ〜ンッ。もー、あちこちの評価サイトでボッコボコに叩かれている本作。一応、オイラも原作のマンガは押さえており、そこそこ思い入れもある作品で、映画化と聞いたときは期待したモノだ。そして今、別の意味でモノスゴイ期待の作品である。
で、観た。期待しないで観た。期待しないで観たら、意外とイケていた。役者が大根とは聞いていて、事実その通りであったが、不動明と飛鳥了のキャスティングはかなりイメージにピッタリだと思った。シレーヌも然り。不動明は人間、獣人、悪魔と3段階に姿を変えるが、どれも迫力はかなりのモノ。特に悪魔モードの映像が期待を裏切るものではなかったのは評価したい。
また、牧村家に人が押し寄せてきて、父母が殺されるシーンなどは、モノ凄い人数の威力に脅威を感じるコトができた。素直に人間が束になると怖いと思えたのだ。しかし、原作はかなりインパクトのある殺害方法だったので、この点については踏襲してほしかった気もするが。
しかし好評価はココまで。話の展開が「天に突き抜けるほど」唐突なので、順を追ってマンガを読んだときに感じた、各登場人物の葛藤とか、徐々に狂っていく世間の雰囲気とか、そーゆーのは微塵も感じさせない。そもそも、デビルマンになった経緯を雑に扱ったせいで「人間は守るに値する存在か?」というメインテーマがまるで出てこない。いくらなんでもこりゃマズい。