SVX日記

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2004-12-18(Sat) アンプや電波やなにしろ勉強

  以前からオイラが工作で試してみたいことのひとつに「無線通信」がある。ヒトクチに無線通信といっても、赤外線、超音波、電波などがあるのだが、既に赤外線は使えるようになっているので次のターゲットは電波なのである。電波は赤外線と違い指向性がないし、金属以外は透過するので機器間の通信手段として非常にコンビニエントなのである。先日アンプキットを組んだことだし、昨日オシロを入手したことだし、これからは「交流で電波する時代!!」なのだ(?)。でもって参考図書を探しに図書館に行くのであった。

  すっかり返却期限を過ぎてしまっていて毎度反省なのだが、4冊の本を借りる。しかし不思議なものだ。以前は電子工作に関する図書など私の世界には存在すらしなかったのに、ちょっと興味を持ち始めると図書館の一部の本棚が急に輝きだすのだ。初めて車の購入に至った時もホームセンターのカー用品コーナが輝きだしたし、鉄塔に興味を持ち始めたらそこいら中の鉄塔が輝きだすし、SVXを買ったら街中のスバルの車やディーラーが輝きだした記憶がある。そのうち子供でもできたら赤ちゃん本舗が輝きだすのだろうか?

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  とか考えつつ、図書館の近所の公園をブラつきつつ、スナック菓子のカールなんぞをつまみつつ、ノラネコの写真を撮ったりする。コイツら以前に桟橋の下で猫団子になっていたトリオではないか。仲よきことは美しきかな。

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  つーわけで今回借りた本だ。根本的に電波のこととかサッパリわかっていないので、本のセレクトにも自信がなかったのだが、読んでみるとどれも興味のツボを突いてくれるイイ本ばかりであった。「学習 アマチュア無線」という本には電波の超基本、「見方・かき方 オペアンプ回路」という本には実践的な回路例、「AV情報家電の基礎技術」という本には各種AV機器に関する雑学、「SFマガジン 04/10」はヒマツブシに大変参考になりそうだ。特にAV情報家電の基礎技術にあるテープレコーダの原理については非常に疑問を感じていたトコロだったので目からウロコであった。なるほどねぇ、そーなっていたのかぁ。

  電波に関しては具体的な回路までは見つけていないのだが、趣味で短距離の通信に使うにはFM方式よりAM方式のが向いていそうなこと。チューニングというのはコンデンサの容量を変化させて一定の周波数のみを抽出するコトだということ。相変わらず草上仁氏のショートSFは独特の雰囲気を保っているということがわかった。しかし、やりたいテーマばかりで各プロジェクトはちっとも進まない。とほほ。