SVX日記

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2004-12-17(Fri) オシロ入手ッ!!

  夕方、職場の売店でちらっとトラ技をチェックしたら特集が「すぐに使えるUSBデバイス&応用」ということで思わず買ってしまった。毎月かなりの精度でカユいトコロを直撃の記事は見事だ。やっぱりUSBはコンビニエントなのである。シリアルポートみたいに簡単に使いたいのである。そして特集も「シリアルポートみたいに簡単に使いたい」方面に突っ走っている。うぅむ、素晴らしい企画力。

  しかしながら、読んでいると確かに簡単に使えそうな気もするのだが、やっぱり敷居は高いのである。政治的には「秋月が石を扱っていない」技術的には「石のピン間が0.5mm」財政的には「値段が高い」のである。如何に本を読んで知識を蓄えようと、こういう周辺環境ばかりはどうにもならないのだ。早い話、秋月でDIPパッケージを300円で扱えば万事解決なのであるが、現在のところそういう状況ではない。しかしながらトラ技と秋月はタッグで素人電子工作の屋台骨を担っている(と思う)のだからして、こういう方向性の気運が高まれば近いうちに期待できる状況になると思いたい。

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  帰宅してワクワクしながら待っていると「ピンポーン、佐川急便です、夜分遅くすみません」というわけだ。そう、一昨日に秋月に注文したペン型オシロスコープ「osziFox」が到着したのである。いやぁぜんぜん夜分遅くすみませくないぞ。22時以降を指定したのはコッチなのだからして。佐川はスゴいねぇ。

  ちなみに「osziFOX」ってなんて読むんだろ。オスジィフォックスか? これドイツ製らしいが、ドイツ語っぽく読むとオシュゼイフォッケ? まぁ、どうでもいいが。

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  うひょー、異様に小型のパッケージである。写真にCD-ROMが写っているが実はコレは8cmCDなのだ。オシロ本体にあまり高級感はないが、こんなもんに高級感を求めてどうする。ちゃんと性能を発揮すればそれでよい。しかし紙のマニュアルなしというのもどうだろう。CD-ROMの中にPDF形式で入っているかと思えば見当たらない。オシロのアプリ(このosziFOXは本体の液晶画面でも波形が見えるが、PCの画面で波形を見るのが本筋)をインストールしたら、その時点でPDFが展開された。んなもん、ルートにも置いておけや。

  まぁマニュアルが英語というのはいいとしても、PDFは「両面印刷して中綴じ」すると本になるというスタイルになっている。つまりフツーに見るとページがバラバラだ。どーもあちこちに配慮が足りないなぁ。ドイツ人てこんなアバウトだっけ? とりあえず「CAUTION」だけ拾い読みしてテレビのイヤホン出力に当ててみた。

  オシロ初体験なのでサンプリング間隔に設定に関する感覚がないのでアレコレ試行錯誤してしまったが、音声信号を確認するブンには意外なほどサンプリング感覚を粗くしなければイカンのね。つまり如何に安物オシロといえど適当に音声信号のクネクネを見るブンには、最高分解性能は必要ないということ。おぉ!! あこがれのクネクネ信号だ。ついでに以前PCの電源にムリムリ使っていた古いトランスを持ち出してAC100Vの50Hzを確認してしまう。うひゃー楽しい。これから使いでがありそうなツールである。うほほ。

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  ちなみに一緒に買ったのはチップFETと赤色レーザモジュール。オシロがあんまり面白いので放置状態である。しばらくはオシロで遊ぶぞぉ。

  あ、そうそう。昨日のワイヤーストリッパの話にタイミングを合わせるようにインプレスのケータイWatchが100円ショップのソレを取り上げている。確かに100円で買えるのは嬉しいのだが、アレには100円を上回る価値はなかろう。さぁワイヤーストリッパが欲しい人は、浜田電器へ急げッ!!