SVX日記

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2004-11-14(Sun) 容量計の部品実装完了

  久々にホテルYRPから家に帰ってきたのだが、仕事が詰まっていてやむなく職場に出勤だ。サクサクと仕事を進めるも、結局夕方までかかってしまう。むぅ。

  そして落ち着く間もなく、再びYRPへ向かうのだ。今度は一緒に仕事をしている人に車に乗せていってもらうことになった。車に乗せていってもらえるなら、またもや荷物の量を気にすることはないのだ。荷物の中にハンダゴテとかも放り込んでしまうのだ。うっしっし。

  車は順調に流れ、21時過ぎにはホテルYRPに到着。ビールを呑みはじめ、スコッチをチビチビしはじめ、工具を広げはじめ、ハンダ付けをはじめ、例のごとく飲酒工作がはじまるのであった。製作対象は例の秋月謹製のコンデンサ容量計キットである。既にケース加工は7割方を完了しているので、今度こそ安心してハンダ付けを開始できる状態だ。なんだか、部品がいっぱいあって、抵抗器など間違えて付けてしまいそうなので、ほろ酔いの頭で何度も確認しながらハンダ付けを進めていく。まさに、はにょにょ〜んと至福の時間である。

  例のごとくというかなんというか、良くも悪くも秋月のキットであり、特に発売してからかなり経っているキットだと思われるため、部品が入れ替わっていたり、断りなくオマケの部品が入っていたり、記述が抜けていたりするのだが、それはご愛嬌である。私の場合は、電解コンデンサの容量が47uFという記述に対し、33uFのものが入っていた。基板上の47kΩという記述に対し4.7kΩを取り付けなければならなかったりxxxxxx。こんなことを書くと秋月のキットがいい加減のように思われるかもしれないが、個人的にはそのくらいの緊張感があったほうがむしろよいと思う。キットとはいえ、言われたとおりに組むだけではつまらない。少しは頭を使ったほうが楽しいに決まっている。そういう意味であちこちの情報を疑いつつ、推測を働かせながら組めるという意味で、やっぱり秋月のキットは素晴らしいのだ。多少、不完全だからこそ素晴らしいのである(ちょっと好意的に取りすぎかもしれないが、部品が足りなかったり、違っているために動かなかったりするワケではないのだし)。

  いつのまにかフラスクのスコッチが半分ほどになってしまったが、気がつけば、3つの8SegLEDの取り付けを残すばかりとなっており、それで基板への部品の取り付けは完了だ。おぉ〜と、ここでヤスリがリングに上がったぁ〜。事前にケースに適当に空けておいた四角い穴から、3桁の8Segが見えるように、ひたすらシコシコとヤスリをかけて穴を広げるのだぁ〜。ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ……はぁ〜ゴゴリゴゴリゴゴリゴゴリゴゴリゴゴリゴゴリゴゴリ(倍速のつもり)……うぉ〜グォリグォリグォリグォリグォリグォリグォリグォリ(倍力のつもり)……ぜぇぜぇ。ちょっと最初に空けた穴が小さすぎたためヤスリの量が大変なことになってしまったが、とりあえず適当なサイズの穴があいた。

  画像の説明

  一応、今日の作業完了後の状況である。ケース左側に「シュバッ」というキズがついてしまっているが、これはヤスリがスベった痕である。さすがに、ちょっと呑みが過ぎたようだ。いや、あれだけ呑んで4,5回ならよいほうかもしれない。どうやってゴマかそうか、別にゴマかすこともないかな。それよりマヌケなことに、配線材を持ってこなかったのでアダプタジャックや、各種スイッチなどと基板とをつなぐことができない。異様にカサバるアダプタ自体は持ってきたのになぁ。相変わらずのトホホである。職場のサーバ室は配線材だらけなのに……ん?! そうだッ!! 適当にその辺のLANケーブルでも引きちぎってきて、配線材として使ってしまおう。そーだ、それがいい。そこらじゅうモジャモジャであるから1本くらい大丈夫だろう。経路がなくなれば自動的に迂回経路が発生するのがインターネットなのだ。というわけで、明日はちぎったLANケーブルをバラして配線を行う予定である(ウソ)。