SVX日記
2004-11-24(Wed) ルービック・キューブる
とーとつだが、ルービックキューブが好きだ。かなり好きだ。流行ったのは小学校の頃だったが、オヤジに「キューブキューブ」という類似品を買ってきてもらって狂喜乱舞した記憶がある。手に入れてからは、狂ったように一日中ガチャガチャやっていた。しまいには攻略本を買って数分で6面を揃えられるようになったりもした。妙なパターンを丸暗記して下から順に揃えていくのではなく、単純な基本パターンを組み合わせて臨機応変に揃えていく方法を学んだので、今でも当時と同じように数分で6面を揃えることができる。もー、いまでも楽しいったらないったらないったらない。
パズルとしても楽しいが、あのデザインにも威力を感じる。無機質だが心が吸い込まれるような存在感があるのだ。でもって、なんだかんだで今まで5つくらいは買った気がする。「キューブキューブ(類似品)」「ルービックキューブ(ホンモノ)」「プロフェッサー(5x5)」「100円ショップ版」「ガチャガチャ版」……そう、最後のガチャガチャ版は昨日カミネレジャーランドのガチャガチャで出したのだ(たぶんハズレなし)。100円のガチャガチャからルービックキューブが買えるなんぞ、流行った当時は誰も想像できなかったに違いない。まぁ、当時は100円という高額のガチャガチャなど存在していなかった気もするが。
このルービックキューブというカテゴリの各種ブツは、当然ながら似ているようでちょっとずつ違う。一番気になるのは回転のナメらかさ。安いモノは次の角を回転する前に、前の角をピッタリ合わせないと回転できない。例えるなら、スルスルと迷路を進むナムコオリジナルパックマンと、迷路の角でイチイチひっかかるパッチモンパックマンの違いか。ただ、安いモノでもガンガン回して遊んでいるうち、内部のカドがコスレてアタリがついて、多少改善するようだ。ちなみにガチャガチャ版も例に漏れず、遊び始めたときは中からボロボロと黒いカスが出てきた。ちなみに回転がナメらかでないと、6面1分は切れない。上記の攻略本は1分を切るための攻略本だったので、内部に油を注すことを勧めていた。オイラのキューブキューブは比較的造りのよい類似品だったので滑らかに動いたが、本のいう通りにミシン油を注して手をベタベタにしつつ遊んでいた記憶もある。あはははは。当時も今も1分は切れないが。
次に気になるのは配色。オリジナルは必ず白色が存在し、その裏が青色、回りが橙、黄、緑、茶となっている。特に白は製品的にも「正面」として扱われ、オリジナルならその中心にロゴが入っているのだ。オイラのキューブキューブはロゴまではなかったが、ちゃんと白の裏は青で比較的オリジナルに近かった(類似品としてはより悪質ともいえる)。ちなみにこのキューブキューブは、あまりに遊び倒したのためにシールが徐々に剥がれていってしまい、プラカラーで着色していた。特に白と青が剥がれやすかったので、白をスカイブルー、青をインディゴブルーに着色していた記憶がある。なんでこんな色かっつーと、当時グフを作っていたからである。類似品は、本物とは違うのだよ、本物とはッ!! グフふふふ。ただし、最近海外から購入した5x5のキューブ「プロフェッサー」は白の裏が緑だ。オリジナルでさえ適当なんだから、白の裏は青というコダワりは存在しないのかもしれない。
そんなこんなでこのルービックキューブというヤツ、非常に優れたおもちゃである。いま取り出して街中で遊んでいたら、笑われるかもしれないが、もしかするとブームが再燃するかもしれない。これを読んだら、ぜひルービックスに行ってみて欲しい。あの流行の頃から時間が経っている分だけ、スゴいことになっている。海外の店だが直接日本から通販購入できるので、興味を持った人は購入して遊んでみてはいかがだろうか。ドル安の今はチャンスだぞ!!