SVX日記
2004-11-13(Sat) 三浦半島一回り
さて、ひさびさに遠めのおでかけである。といっても、出張先からの出動であるから、遠出といっても朝はラクだ。10時ごろホテルYRPを出て三浦半島をひと回りするのである。カミさんに現在仕事をしているビルを紹介しがてら、YRPと呼ばれるエリアをひと回り。戻って京急YRP野比駅を通り抜け、海岸沿いの道へ出て、爽快ドライブである。SVXも自作車載PCナビも絶好調だ。
最初の目的地は城ヶ島なのだが、途中、風力発電の巨大な風車(?)を発見、車を駐めてしげしげと眺めてみた……って、ムッチャクッチャにコワいんですけどッ!! 遠くで見ているぶんにはなんでもないのだが、真下に来てみるとその回転している質量の巨大さを感じ取り、すくんでしまうのだ。この私にこれほどのプレッシャーを与えるとはッ!! 風力発電というものを知っていて、人間として地上にいる私がこれだけコワいのだから、鳥はさぞコワいのだろう、決して近寄ったりしないだろうとおもいきや、さほど気にするでもなくトンビは風に均衡して近くにふわふわとホバリングしていたりする。「竜鳥飛び」というヤツか!? あー、これがコワくないというのに、ギラギラはコワいのか? 鳥の気持ちはよくわらかん。私は来世は鳥に生まれ変わるつもりなのだが、こんなことで大丈夫だろうか。少なくともヒカリモノ好きな性格をなおさねばなるまい……なおすから神様お願い、なのである。
しばらくして城ヶ島に到着。一番出っ張ったトコロに行きたくなるという人間の宿命の地である(オレだけ?)。島は思ったより大きくて、ふつーに民家もある。とりあえず、公園をひとまわりする。そしてトンビにエサをやってはイカンと書いてあるのにエサをやるオヤジ発見。まぁ、自分の手を汚さずに面白い絵が撮れたのでヨシとするか。ちなみに、無知なオヤジは一生懸命エサを空に放り投げていたが、トンビは動いているエサは食べないのである。トンビはエサが落ちた途端、急降下爆撃よろしく地上へ。スゲェカチョヨェ……けどトンビに生まれ変わるのはヤダなぁ。神様、ゼヒとも猛禽類でお願いします。頭がハゲでも文句いいませんから。車に戻る途中、不必要にスッゲェ高高度を飛んでいるトンビを発見。神林の「魂の駆動体」ではないけれど、鳥にとっても飛ぶことは楽しみであるに違いない。魂は疾走を欲するのである。翼があるっていいなぁ。
腹のSTATUSがFULLを示したところで、油壷マリンパークへ行ってみる。なんか地名が妙にクドいなぁ、というのはともかくとして、あまり大したトコロではないと思っていたのに入場料1,700円と知ってビビる。んが、意外と中はシッカリとしてて、ひっきりなしに餌付けとかショーとか、イベント満載の水族館であった。若干落ちるものの、鴨川シーワールドライクといえよう。
入ってイキナリあらわれたのが「サメに触ってみよう」という小さな水槽。触ってみようつったって、相手はサメだ、イキナリ指がなくなったらキーボード押すのに困るなぁ。ちょっとビビりながらも背中をナデてみる……見事なサメ肌であったッ!! 非常におとなしくて、シッポを引っ張ったりちょっと遊んでしまったが、なかなかサメに触れる機会などないから、非常に貴重な体験である。ワサビを持ってたらスッているトコロであった。
ホントにひっきりなしにイベントがあるので、案内にしたがって右往左往する。アシカのショーはいつ見ても大したものだ。ひとりぐらい家族にいてもいいかも。ペンギンもなかなかいいねぇ。デカい冷蔵庫があれば連れて帰りたい。