SVX日記
2005-08-23(Tue) ペヤングで夢を叶える
食べ物ネタが続くが、突然ではあるが、今日は「ペヤングソースやきそば」の超大盛りについて語るのであった。実はこの「ペヤング」東日本限定であるらしいのだが、なぜか会社へ向かう途中のコンビニで発見してしまったので思わず購入してしまったのだ。ここは中部地方だぞ。しかし、ヒトコトでいうとシンプルにオオバカ。なぜ、こんなに巨大なのか? だが、これには非常に深い意味が隠されているのである。
まず、ちょっとした周辺雑学から。Wikipediaからの引用だが、「ペヤング」の意味は「ペア」+「ヤング」つまり若い二人(=カップル)に楽しく食べてもらいたいという願いが込められているらしい。うわぁー……オイラはもう若くないんだけど……中年力とか叫びまくっているし……でも、ヤングな気持ちで食べればペアで食べても許してもらえるかな……などとひとり夢見がちになりながら、今回はひとりでガッツガッツと食ってしまうのである。ふんッ!!
ふたを開けるとビックリ!! なんと、麺がふたつ入っている!! この超大盛りの麺の量は180g。通常版の麺は90g。早い話が2個入っているのだ。なるほど、麺の製造ラインが1個で済むというアイデアか。抜け目のないヤツめ。ちなみに大盛りタイプの麺の量は130g。通常版+40gが大盛り、大盛り+50gが超大盛り。非常に挑戦的な布陣といえよう。
そしてココで恒例の「フルタニアンの考察タイム」である。まず、一般の「インスタント焼きそば」という存在について考えよう。先日の「絶対、二度食えッ!!」ではないが、これは「焼きそば」とは似て非なるものである。まったく別物と考えたほうがよい。だいたい「焼いてない」時点で、麺一本一本まで、深く疑ってかかるべきである。正しく命名するなら「ソースふやかし麺」だからである。
だが、そんなコトでインスタント焼きそばの価値は、1ミリも損なわれることはないのである。個人的主観ではあるが「ウマい!!」からである。一般においしさのキーワードである、具が多い、麺にコシがある、なんてイスカンダルの彼方に捨ててしまいたくなるほどに、ウマいのである。いわば、夜店の焼きそば。アレの「完全形」なのだ、と断言しよう。その証拠に、一時期販売されていた「ラ王焼きそば」の大失敗が挙げられる。インスタント界に、ヘタにリアルな焼きそばを持ち込んだのが失敗の原因である。まさに「二度食え」の逆転現象が発生したのである。消費者は「オイラの食べたかったインスタント焼きそばは、こんな中途半端な存在ではない!!」と思ったに違いないのだ。具のないふやかし麺、それこそが勝利のキーワードなのである(注:ちなみにオイラは一般のラ王のウマさは認めている)。
さらに、インスタント焼きそばの素晴らしさに加え、このサイズの素晴らしさにも言及せねばならない。まず、一般にパックで売っている食料には、大きさという非情な概念が付きまとうコトを理解していただきたい。カップヌードルが好きで仕方ない!! しかし、通常はひとつしか食うことができない。つまり、カップラーメンで満腹になるというコトは非常に困難なコトなのである。そりゃ、一度に3つ食えばいい。しかし、一度に3つ食えるかといえば現実には食えないし、食わない。それがパック売りの食料の非情なる限界なのである。つまり、満腹になるまで食べられない特性を持っている食べ物であるといえよう。
マクドナルドのハンバーガが好きだ!! これも同様だ。いかにビッグマックが好きであろうと、一度に2個食うことは普通は不可能。かっぱえびせんの乱れ食い然り、クノールのカップスープのガブ飲み然りである。そう考えると、コレで腹をいっぱいにしたい!! という夢をかなえるためには、かなり思いきった実力行使に出なければならないのである。大げさに言えば、それを実現できる人は、選ばれたひと握りの人間だけなのである。
本日初めて拝見しています。<br>こんな焼きそばあったんですね。<br>知っているかもしれませんが2005/11/14から日新から同様に超大盛りの焼きそばが発売されています。<br>http://www.nissinfoods.co.jp/com/news/news_release.html?nid=936<br>3度ほど食べましたが、かなり腹が膨れます。<br>ちなみにカロリーは「1180kcal」です。
次は徳島製粉の金ちゃんヌードルを食べるのだ麸猿メには『金ちゃん焼豚飯店』も用意してあるあとは頼んだぜ健闘を祈る