SVX日記

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2004-09-02(Thu) ワケあって日記遅延

  昨日、メビウスは応急処置を行ったものの、いわゆる片持ち状態であるからして、右側のヒンジへの負担は増大しているものと想像される。よく見れば右側の金属のプレートも勤続7年であるからして、かなりシワが寄っているように見える。元通りに修理するならば、破断した左側のプレートと、それを固定する雌ネジ(折れている)を保持している天板(LCDパネルの裏フタだ)を交換する必要がある。できれば、予防的に右側のプレートも交換したいところだ。で、早速、シャープの修理センターに電話してみた。

  ……え、どの部品か口頭ではわかりにくい、そこをなんとか……あぁ、たぶん……で、在庫は……あるッ!? そーですか(ほっ)、で、価格は……は、はぁ(ガビーン)、わかりました。どーも、ありがとうございます(しおしお)。

  このメビウスは7年物であるが、奇跡的にパーツの在庫はあるそうだ。しかし、驚くのはその価格。天板が9,000円、プレートが左右各3,000円ときた。どわっは。

  一昨日、65万円のハイエンドは細部の質感まで素晴らしい、と自慢しておいてなんだが、いくらなんでもこの価格、そんな簡単に出せるものではない。そもそも1.5万円で買ってきたジャンクなのである。破断の予防として右側のプレートまで交換するとなったら、1.5万円。そりゃ本体と同額だっつーの。シャープさんも商売だから強くはいえんけど、いまさらそんな修理パーツ欲しがってるのは日本で多分おいらだけなんだから、もう少し負けてくれてもヨイじゃぁないですか、トホホ。

  そういや、このPCのACアダプタが壊れた時も修理センターに電話したんだっけ。確かその時もモノスゴい金額をいわれて、愛想よくありがとうございましたといいつつ、あきらめたよなぁ。まぁ、ヒンジは現在のままでも使えないことはないが、愛用の品だし、ここはひとつ修理することにしよう。ただし、天板も右側のプレートもあきらめ、左側のプレートのみ注文し、あとはなんとかする。それでも3,000円だが。明日にでも、近所のサービスセンターに電話して注文だ。

  さて、メビウスが片付いたところで、再びシリアルポート切り替え機の通信中LED点灯しっぱなし問題を片付ける。昨日、ブレッドボード上で修正回路のテストを行ったので、それを基板に実際に施すワケだ。んが、既にケーブルの長さを最適化してしまったため、ケースから基板を取り出すことはできない。

  画像の説明 画像の説明

  で、裏ブタをルータで切り取っちまいました。ちょっとガンダムっぽくメンテナンスハッチみたく描き込んでみたりして(なんだそりゃ)。

  画像の説明

  一方、表は悲惨なもんだ。結構な密度なのに空中配線。狭いところに発熱する抵抗をグチャっと並べるわ、トランジスタのエミッタは表を飛び回るわ、抵抗も470Ωに変更しなくちゃならんわで、結構な作業量であった。で、配線チェック、イザ接続。

  ……つーか、相変わらず点灯しっぱなしなんですが……。なんなんだよー、これ。自信なくすなー、もー。昨日の「エミッタの電圧が高すぎる」という理屈が間違っていた? それとも他に原因が? というわけで、今日の日記タイトルの「ワケあって日記遅延」というのは、問題が解決するまで日記を公表するのを遅延するって意味。いつまでもヘンなことで悩んでいるとカッコ悪いことこの上ない(結局、この翌日解決)。とはいえ、深夜まで必死で原因を探す。RS-232Cの通信規格の再チェック、トランジスタ2SA1015の仕様の再チェック。そもそもプルダウン抵抗ってどういう理屈よ。負荷抵抗はホントに10kΩでいいのか? ブレッドボードまで持ち出して電圧電流の実測。むー、オシロなんて持ってないから、信号の変化は想像するしかないけど……。結局、3時まであーだこーだするがわからずじまい。うわーん。