SVX日記

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2005-04-06(Wed) アダプタにRFIDタグを付ける

  職場でWindowsPCを使う場合は、大概ボリュームをミュートして使うコトと思う。しかし音がまったく出ないようにしてしまうと、先日のEAGLEの問題のように軽微なエラーが発生しても知ることができないという問題がある(ダイアログを出さないというEAGLEのインタフェイスに文句をつける向きもあろうが、それは置いておく)。

  コンソールアプリの世界には「ビジュアルベル(ビジブルベル)」という概念がある。音が出せなかったり、ユーザが音を聴けない場合(騒音環境だったり耳が不自由だったり)に、ビープ音が鳴る代わりに、画面全体を一瞬フラッシュすることでユーザに知らせるという機能だ。Windowsでこの機能を探したところ「ユーザ補助補助のオプション−サウンド」の中にその機能を発見することができた。

  ところがこれが使えねぇのなんの。マジメに補助が必要なユーザを助ける気があるのかさえ疑わしい実装状況である。点滅させる部分を「アクティブタイトルバー」に設定すると、妙に長い間アクティブウィンドウがインアクティブのような表示になって不自然極まりないし、かといって「アクティブウィンドウ」または「デスクトップ」を選択すると、点滅が一瞬過ぎるのだ。

  この「点滅が一瞬過ぎる」という表示がこれまた問題で、点滅時間がディスプレイの垂直同期の時間よりも短いときた。つまり、画面全体が点滅しないのである。オイラの職場のPCだと概ね縦の長さの1/6くらいしか点滅しない。最悪なのは1/6くらいが帰線期間にかかってしまうタイミングだと、その場合は画面がまったく点滅しないのである。いったい、どーせぇちゅーねん!?

  OSにフェード効果やスムーズスクロールを実装する前に、画面のリフレッシュレートくらい考慮して欲しいもんだ。ちょっと調べたらDirectXにはちゃんとVSYNCを取る機能があるらしいではないか。Windowsの場合、相手にするディスプレイのリフレッシュレートは千差万別だろうが、ゲームみたいにスピードに敏感なわけではないんだから、どんな環境だろうが正しく点滅させるように調整すべきであろう。別に点滅の速度をユーザに調整させるように実装したっていいのだし。特にこの機能は、主に身障者の方が使う機能なんだから、とりわけ慎重に実装してもよさそうなもんだ。頼むよ、もぅ。

  画像の説明

  さて、ココんトコ飛ばしすぎなので、今日はアレコレ思索しながら雑作業を行う。既存のACアダプタのプラグをチョン切り、極性を逆に新しくプラグを付け直す……が、気を抜いていたら、本能的に赤コードを中心極にハンダ付けし直していた。恐ろしいコトにテスタで測ってから気づいたのだが、元通りに付け直してどうするよ……アホかオレ。本能的に作業できるまでに成長したのは喜ぶべきだが、既に老化によるボケが始まっているのかもしれない。最近はモノ忘れもヒドいし……みなさん、この日記のネタが過去に書いたネタと断りもなくカブり始めたら、オイラに病院にいくようにメールで勧めてほしい。

  というワケで、今日のオイラはボケ老人モードらしいので、今晩の工作はおとなしくコマゴマとした環境改善に留めておこう。テプラでポリポリとACアダプタの仕様を印刷し、プラグの近くにタグとして貼る。これぞRFIDタグ(露骨に分別できるIDタグ)どわッ!! こーすればコードがワシワシとカラんでいる場合でも、迷いなく目的のプラグを引きズリだすコトができるのだ。ついでに、極性を逆にしたアダプタ本体の表記も正しておこう。電源だけに、まちがえたら一発アウトだからね。

  チマチマと作業をしていたら、突然イイコトを思いついた。マウスのロータリーエンコーダに使われているフォトインタラプタを、例のプリンタの紙切れ検知のために流用してしまってはどうかというコトだ。そーいや、かなり前に臓器提供したマウスがそのへんに転がっているハズな……あれ? どこ? でも、捨ててないからあるハズなんだけどな……チューわけで、また明日。