SVX日記
2005-04-30(Sat) 白い服の男を返し、ドラクエ捜索
今日も天気がよい。ポクポクと近所の図書館に本を返しに行く。気づくとナナメ読みしかしていないCodeReadingを抱えて、である。いや、悪い本ではないし、この本にしか書いてない情報は多いとは思うのだが、パラパラとみて衝撃を受けるような内容でなかったのも事実なのである。そもそも、コードの読解テクニックなんていうモノを本から得ようとするコト自体が間違っているのだと思う。どんな本であれ読むことは無駄ではない「ことはない」と思う。とくにその本が高価な場合だ。やっぱり5,000円越えはちょっと高い。高すぎるよ。
一方で、星新一の「白い服の男」はシッカリと読んだ。以前にオイラが書いたニュースこそ規制すべし、という内容のコラムと主題が近いのではないかと思い、再読したくて借りたモノだ。結果、白い服の男の主題は「軍備や武器を減らしても戦争はなくならない、その概念から抹殺する必要がある、例えその抹殺行為がいかに不正であったとしても」というモノであった。厳密にいうと、最後は「抹殺行為がいかに不正であったとしてもやるべきか?」という読者への問いかけなのかもしれないけれども。
オイラの「ニュースこそ規制すべし」にその小説を当てはめるとどうなるのだろう。残酷表現のあるゲームソフトの抹殺はもちろん、その類のニュースは如何なる報道操作をしてでも抹殺すべし、というコトになるのだろうか。むしろ、そういった抹殺行為が不正というよりは、限りなく難しいのだというコトを表現しているという見方もできる。ま、なんにせよ、情報の隠蔽というものは難しく、今後さらに難しくなっていくコトが予想される。そしてインターネットが、テレビよりも公平なメディアであるコトに間違いない。なんか、うまくまとまらないが、そーゆーコトなのである。