SVX日記
2005-07-25(Mon) 61) 横張り出し鉄塔
ココんトコ、仕事が立て込んでいて、日記を書く時間がない、ネタも少ない。ちゅーわけで、今日のネタは、昨日に久々に回収した、ちょっと珍しい鉄塔について語ってしまうのである。あー、本来はこーゆーコンテンツは、オイラの運営する別サイト「鉄塔・結構・小結党」に載せるべき、ネタではあるのだが。んー……まぁ、イイじゃんかよ。
さて、この鉄塔、御在所に向かう途中で見かけ、帰りにちょっと寄って回収したのだが、なんだか奇妙な形状である。素直に考えれば、鉄塔の中心から左右対象に電線をツカんでいるのがよさそうなものだが、この鉄塔は、ガッと横に張り出している腕の先で電線をツカんでいる。人間だったら、腰が痛くなりそうな体勢である。まったくご苦労なコトである。
しかも、コイツらは兄弟である。オモシロいコトに、次の鉄塔は、逆向きに腕を張り出しているのである。一体全体、どーゆー理由があってこうなっているのであろうか? ちなみに、この兄弟の後にも先にも、こういう形状の鉄塔は見当たらない。まったく妙な兄弟鉄塔である。
フツーに考えると、下にナニかがあり、そこに鉄塔を配置できないために、腕を横に張り出しているのだろうという考えにたどり着く。だが逆に、電線を必ずしも直線経路にする必要もないのだ。空から見たときに、ちょっと電線がジグザグな配置になったトコロで、そんなに大きな影響はないハズなのである。実際、電線が完全に真っ直ぐでないコトは写真からも見て取れる。
で、下にナニがあるかって、舗装された道がある。鉄塔が横に張り出す形状になった理由は、この道の上に鉄塔を建てられなかったからに違いない。しかしながら、さして広い道でもないのだ。むしろせまい。スゴくせまい。リッターカーがすれ違うのも難しいくらいの狭さだ。
そーゆー場合はこのような解決方法もあったのではないかとも思うが、ナゼ、ココがこのような「横張り出し兄弟鉄塔」による解決方法を選んだのかは不明である。