SVX日記

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2005-02-01(Tue) YRP FINAL WARS

  なんだかんだでまたYRPである。先日、初めてノートPCを電車の中で広げたのだが、意外と具合がよかったので、朝っぱらから泣きそうにヒマな京急の品川〜YRP野比間でコード書いたりブログ書いたりを試す……が、オイラ乗り物に酔うというコトを忘れていたよ。PCを開いて例のapenscopeをイジり始めて10分くらいでゲロゲロに激しい頭痛である。う〜、悲しい。こんな時に限って遠足のガキンチョが乗り込んでくる。頼むからすぐ脇に座ってビョンビョンせんでくれ。ゲロ吐きかけていいかな、ボクたち?

  クラクラしながらYRPの作業場に到着。今日の仕事はデータ回収だけなのでボケボケしつつ、チョイと片手間にブログを書いたりもする。で、14時過ぎには完了、帰途につく。む、むなしい……。早く開発の仕事に戻りたいワイな。一応、今日が最後のYRPのハズなのだが、今までも最後最後と言われていたコトだし、どーなるかわからん。

  特に買うモノはないのだが、時間も早いので秋葉に寄るつもりで京急に揺られていると、カミさんからメールが。おぉ! 前から気になっていた「人体の不思議展」に行こうってか! 確かにちょうどいい機会だ。20時まで開場しているので、カミさんの仕事の終わる18時過ぎから向かえばうってつけ。「了解。それまで秋葉待機する。オーバー」と返事をして秋葉へ。

  まずは最近お気に入りの日米通商。結構モノが入れ替わるのね。アナログメータの種類がかなり増えている。わっ、コレは抵抗器形の電解コンデンサ!! SVXのエアコンに載っているブツと同じものがあれば買いかもしれないな。あ、先日買ったドラムスイッチが半額になっている。お、こっちの7segもオモシロそう。適当にお買い上げだ。

  そのまま秋月へ。やっぱり買うものがないのでミッキーマウスケーブルを1本だけ購入。ホントは昨日触れたFT232BMを買おうと思ったのだが、現物を見て予想以上にピン間が狭いのにビビって買い損ねた。一緒にピン間変換基板も売ってくんないかなぁ。というか、オイラがまとめて発注するか? ブルガリアのOLIMEXという会社はアマチュア向けのプリント基板業者として評判が高いので、常々試してみたいと思っていたし。

  時間が余ったのでゲーセンへ。ダライアスがあるというウワサのタイトー系ゲーセンのheyに行くが発見できず。代わりにスプラッターハウスをプレイ。十字架まで行かずに行き倒れる。他にめぼしいものがないので、いつものトライアミューズメントタワーへ。お、とうとうココにもエミュ系のレトロ台が入ったか。NOVA2001をやってみる。懐かしいな。2回ほどM1(ボス)を倒す。ついでなのでダライアスにもデポジット。A-C-F-J-O-T-Y。辛くも最後の1機でイカ撃沈。ナゼかエンディングが文字だけだ。帰り際にコインが1個入っているイマ風縦シューを発見。タダなのでやってみるが、クソつまんねぇ。ゲームオーバー前に席を立ってしまう。イカンな、イカンよ。

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  有楽町でカミさんと合流し、人体の不思議展に入場する。この催しはヒトコトでいうと「本物の人間の干物展」である。なんでもプラストミックという新しい技術による標本化らしいが、本物だけにスゲェ迫力である。文字通り「切り口の異なる」標本が20体以上並んでいた。グロいのが弱い人には悪夢のような場所であるが、そうでなければ一見の価値はある。脳みその標本を手に持ち重さを確かめて、最後の触れるコトのできる標本をイジって終了。ビーフジャーキーのような手触りだった。しかしこの催し、悪い冗談のようではあるが……最終的にどーゆー見方をすれば正しいのかの判断に困った。そんなに学術的なワケでもなし、ギャグっぽいトコロもあるものの、ギャグに走っているワケでもない。思えば、開場の人たちの反応も微妙だった気もするな。

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日米商事
時計用4桁7seg\53x2\105
ドラムスイッチ\53x3\157
\262
秋月電子通商
ミッキーマウスコード\150
タイガー無線
100V用プラグ\150

  今日の獲物。ミッキーマウスコードと100V用プラグはちょっとしたアイデアのためのモノ。早速、明日にでも作ってみるかな。にょほほほ。


2005-02-02(Wed) オイラも短いケーブル好き

  昨日の「ミッキーマウスコードと100V用プラグを使ったちょっとしたアイデア」とはなんのことはない、短い電源ケーブルを作るというネタである。ぶっちゃけてしまえば、オイラが時々訪れる「闘わないプログラマ」といサイトの「短いケーブル好き」というコラムのアイデアのパクりである。

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  ここんトコ激しくYRPへ通い、その都度ノートPCを持って行ったのだが、オイラ愛用のソフトスーツケースが小さいために、ノートPCとACアダプタ、アヒルメモリ無線玉マウスを入れると、ほとんどギリギリ。あとはH"ケーブル、USBケーブルとACアダプタ用の電源ケーブルを押し込むというアリサマである。

  一番ムダに場所を取っているのは間違いなくアヒルメモリなのだが、電源ケーブルもかなりウザイ。だいたい、ACアダプタからノートまでのケーブルに結構な長さが確保されているのに、なんでACアダプタからコンセントまでにもコレマタ長い線が必要なのか? 特に100V側はケーブルがゴツいので取り扱いが面倒なのである。上記のコラムを書いたLeptonさんはブツブツ文句を言いつつも自作するコトはまったく考えていないようだが、こんなもん欲しけれりゃ作ってしまえばいいのである。

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  工作というのもおこがましい。チョン切って、被覆をムいて、ネジ止めするだけである。しかしこれは想像以上にヤッホーである。ソフトスーツケースにポンと放りこめる大きさじゃなぁ〜い……だけど……もうYRPに行くことは(たぶん)ないんですけど〜ッ!! 残念ッ!! 無駄になったケーブル斬りィッ!!

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  さて、これを作っていてちょっと疑問に思ったのが「アース」である。もともとオイラのノートPC、COMPACのARMADAのACケーブルはアース付3Pプラグに変換プラグを介して2Pプラグ&アース線という形状になっている。このアース線というヤツ、オイラはちゃんと接続している人を見たことがないのだが、いったいどうなっとるんじゃ? この際だ、要るのか、要らんのか、ハッキリしよーじゃねーか。

  で、いろいろググっていると、だんだんわかってきた。家庭には、赤色、白色、黒色の電力線がきており「赤と白」または「黒と白」の組み合わせで100Vの交流電圧が得られ「赤と黒」の組み合わせだと200Vの交流電圧が得られるということである。でもって、赤と黒は触ると感電するのだが、白は接地しているので感電しないらしい。また、一般的なコンセントは穴の大きさが左右で微妙に異なり、大きいほうが白に接続されているらしい。つまり、大きいほうの穴に指を突っ込んでも、感電はしないというコトになる。

  となると「白=アース」であるから、3Pコンセントなんて難しくもなんともない、アース線は穴の大きいほうと内部でつながっているだけのコトなのである。というわけで、このトリビア(?)言い換えるとこういうコトになります……「プラグのアース線をどちらかの極につなげてしまい、ソッチの極をコンセントの常に穴の大きいほうに刺すなら、3Pコンセントと同じコトになる」。

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  で、実験である。さきほどチョン切ったACプラグ側のケーブルをコンセントに刺し、両極間の電圧をテスターで計測、100Vであることを確認。こんどは片極と「台所の水道の蛇口」との間の電圧を測定、大きな穴側の極との電圧が0V、小さな穴側の極との電圧が100Vであることを確認する。実際の実験結果では、0V、100Vというハッキリした値にはならず、8V、80Vくらいではあったが、ま、接触抵抗とかイロイロあるんだろう、実験は成功といってよいのではないだろうか。

  以上、電気に詳しい人なら当たり前のコトと思われるが、ズバリ上記のコトが書いてあるサイトは見つからなかった。よって「もしかして間違っているかもしれない」が、例によって責任は持たないのでそのつもりでヒトツよろしくである。

  んでもって、今日はまだまだネタが続く。例のシチズンのナビホークを電池交換に出した際、計算尺が歪んじまった件は無償で修理してくれる旨の返事が来た。途中に郵送を挟んでいるため、ヘタすると責任の押し付け合いになるんじゃないかと危惧していたので、すばやく色よい対応をしてくれたのがとても嬉しい。こちらも例のシチズン関連のプロジェクトを進捗するコトでせめてものお返しをする(?)かな。

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  ライブドアからの返事も来た。先日参加したパブリック・ジャーナリストの研修を修了したので、修了証書を添付するとのコト。ファイル形式はpdf。ちゃんとオイラの名前が入っており、社長の堀江氏の名前も社印も押してあった。ちょっとギャグが入ってるような気もするけど……。既に記事も受け付けてもらえるんだそうだ。何をニュースにするかなぁ。「近所の沼に浮いているスワンが一新された」とかいうネタでもいいのかなぁ……別に一新されてないからダメだケド。ま、しばらくイロイロを眼を配ろうかな。

  最後に、最近ハマっていた「スカイハイ」を最後まで観ますた。先日は「新たな物語のスタイルを確立した」とまでホメたのに、イイ意味でそれを裏切ってキタ。なんと最後の3話は、3話ブチ抜きでいつものストーリーとはちょっと違う展開を見せるのである。主人公のイズコはあくまでナビゲータ役なのだと思っていたら、最後はチャンと主人公として絡んでくるとは。これは神林長平の連作形式を思わせるな。短編集かと思ったら、ちゃんと終わりがあるのだから。

  しかし、こーやって最後に主人公がある意味で退場してしまうと「スカイハイ2」とか「スカイハイ劇場版」の位置づけはどうなっているのであろうか。うゎ、こりゃ観てぇ。早いトコ、ケーブルでまとめてやらんもんかなぁ。かなり気合が入ってきたぞ。わっしょいわっしょい。


2005-02-03(Thu) 靴を新調、CADを始める

  以前からシツコク書いているように、オイラはリーボックのレインウォーカーという靴のヘビーユーザである。しかしコノ靴、決して安くはない値段だからして、ストックが手元に何足あろうと、できるだけ引っ張って履きていきたいトコロなのである。

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  しかしながら今まで履いてきたこの靴、既に中のDMXクッションはツブれており、フカフカした履き心地が消失しているばかりか、歩くと「ピヨピヨサンダル」と間違うほど一歩ごとにギューギューという音が鳴る。オマケに雨の中を歩けばアッという間にツマ先に浸水。マコトに雨の中を歩いている気分になれる……って、レインウォーカーってソッチの意味なのか!?

  などという状況もあり、惜しみつつも5月の末に履き始めた現在のレインウォーカーを今朝をもって引退させることにした。見た目は結構マトモなのだが、機能的にはかなり落ちてしまっているのだ。仕方ない。この8ヶ月の間アリガトウ、である。

  ただ、確かにオイラは比較的歩く方で、職場への往復に毎日3km以上も歩いているのだが、8ヶ月というのが決して長いとは思わない。実のトコロ、今回はかなり引っ張ったので8ヶ月を履き続けたが、実際には6ヶ月あたりで引退させてもイイくらいに靴の機能は落ち込んでいた。リーボック側でも今まで何回かモデルチェンジをしており、耐久性は上がっているようにも感じるが、できればもう少し長い間に渡って履き続けられるとうれしい。特にピヨピヨと浸水は致命的である。名前がレインウォーカーである以上、特に後者についてはガンバっていただきたい。

  それはそうと、一昨日のFT232BMについての話題だが、やっぱりピン間変換基板を作りたい気がしてきた。でもって、以前にも増して真剣に「ブルガリアのPCB受注業者であるOLIMEX」と「ドイツのCadSoftが販売しているPCBCADのEAGLE」関連の情報を調査するのである。ワォ、ゥアッツ、インターナチョナル、アイアム。

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  早速、PCBCADソフトである「EAGLE」をインストール、頭から英語を読んでムダに疲れるのもイヤなので、日本語のチュートリアルを片手にとりあえず使ってみることにする。むぅ。概ね使い方はわかったが、ライブラリや環境整備が大変そうだ。明日からはもう少しOLIMEXを目標に据えながら作業を進めていこう、そうしよう。


2005-02-04(Fri) 更にPCB-CADをイジりまわす

  なかなかガツーンと時間が取れないものの、ボチボチとPCB-CAD「EAGLE」をイジる。昨日、概ね日本語のチュートリアルの通りに操作し、大筋の操作はわかった。しかしながら、それだけだと大筋の操作から一歩も出られない。ココは一発、実践に近い形で操作をするのである。

  とりあえず、詰めの部分で放ってあるが、一応の完成を見た「SHAKENS YOU UP」をプリント基板化するつもりで回路図を入力する。とりあえず大変なのが、ライブラリから自分の必要な部品を探し出すトコロである。この「EAGLE」というPCB-CAD、非常にライブラリが充実しているのはよいのだが、充実しすぎて自分の使いたい部品をリストから探すのが大変この上ないのだ。

  そもそもイキナリつまずいたのがこのライブラリなのだ。上記のチュートリアルでは「ライブラリ内のDiscreteというカテゴリから部品を選んで配置せよ」とあるのに、オイラのライブラリにはそんなカテゴリは見当たらない。悪いことに抵抗とかコンデンサとかの基本部品は、ほとんどDiscreteの中に含まれてしまっているので、そいつらを配置できないと回路図っぽくなってこなくて、つまんないことこの上ない。結局、散々探し回った挙句、rclというカテゴリの中にそれっぽいモノが入っているのを発見した。rcl……抵抗、コンデンサ、コイルの頭文字ね。わからんちゅーの。

  結局、基本的にはライブラリの使用フラグ(緑のポッチ)を一度全てオフにして、部品を発見したら、オンにするという方法がよさそうである。そうしないと、膨大な部品の山に埋もれて作業がちっとも進まないのである。

  苦労しつつも、なんとか回路図っぽいもが仕上がったので、基板のデザインに移る。自動配線機能を使って一発で基板完成じゃ!! ……と、思いきや、そうは甘くない。OLIMEXに片面基板を発注しようとしているのに、裏表に配線しちまうのだ。片面にするのはどうするんじゃ!? ……ここでまた少し悩んだ末、Autoの実行確認時に出てくるダイアログのPreferred DirectonsのTopをN/Aに変更すればいいことに気づく。片面じゃ、うりゃ!! とやると今度は世にも珍妙なパターンが現れる。部品配置が悪すぎるようだ。今度は配線を元の状態に戻す方法がわからない。毎回読み込み直すのもバカらしい。結局、左のパレットからRipUpを選択し、上の青信号アイコンを押すと全部元に戻ることに気づく。マニュアル読まずにやってりゃ仕方ないが、慣れるまで大変だこりゃ。結局、以前に自分でデザインしたユニバーサル基板上の配置に近い形で部品を並べると、一番スマートに配線が行われた。そうか。自動配線とはいっても、かなり人間様が関与しないとイカンのね。なるほど。

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  というワケで、PCB-CAD「EAGLE」との格闘は続く。こんな調子で作業していたら、OLIMEXへ基板発注するまでいつまでかかるコトか……不安だ。


2005-02-05(Sat) パッチインストールfor花粉症

  問題は杉なのである。そう、オイラは花粉症なのだ。なんでも今年の花粉飛散量は昨年の数十倍と聞く。「飛散量」が数十倍だからといって「悲惨量」も比例して数十倍になるかどうかはしらんが、なにしろ大変だ。昨年は例年になく花粉が少ないという評判で、事実、たいして症状もヒドくなかったが、今年はなんらかの対策をせねばなるまい。

  対策といえば、マスク、メガネ、玄関で花粉を払い落とす、鼻炎薬、目薬、のど飴、鼻スプレー、ナントカ茶、ナントカ減感療法、食事療法、その両方……なにしろ、物理的に花粉との接触を断つ方法や、薬、なかには宗教じみたモノまで、モノスゴイ数の対策法が存在する今日この頃である。では、オイラの基本対策は何か、それは……

  「ノーガード戦法」

  ……であるッ!! なんだかんだやたらと対策するのは女々しい。男なら鼻水くらい「気のせい」として片付けるのである。だいたい、玄関で花粉を払い落とすなんて、面倒この上ないではないか。花粉なんぞに負けた素振りを見せたらヤツらはさらにツケ上がるのである。

  と、いいつつも、花粉なんぞのせいで集中力がガタ落ちするのも、また真実である。昨年までの経験から、職場は締め切っているためか、ほとんど症状が発生しないことがわかっている。問題は自宅だ。もし自宅でガンガンと花粉に攻められるとなると、来週くらいから5月くらいまで、SVX日記は「花粉のため休み」ばかりになるかもしれない。そりゃ、工作どころじゃないのである。

  しかし、オイラには奥の手があるのであった。ジャーン。

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  これは某所に建っているビルである。このビルはその昔ゴレンジャー系かナニかの番組で「悪の本部」として活躍したビルらしいが、そんなコトはどうでもいい。今の自宅からSVXで小一時間。オイラが以前に住んでいた街にある、このビルにサッソウと向かうのであった。で、向かいの立体駐車場にSVXを駐めるのである。

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  ふと気が付くとカーステの常時点灯が少し復活していたりすることに気づく。ま、どうでもいいな、どうでもいい。

  でもって、このビル内の某内科医院で謎の注射を受けるのであった。この注射、花粉症の特効薬で、詳しいことはわからないが、一発で3週間ほどは「ほとんど花粉を無視して生活することができる」というほどの薬である。劇的な効果があるのに、あまりメジャーでなく、最近は保険の適用ができなくなってしまったというコトで、若干ヤバ目な雰囲気を醸し出しているが、オイラにとってそんなコトは微々たる問題なのである。

  ちなみにお値段は保険の適用ができなくなってしまったコトを受けて、約\3,570とちょっと高め。時々、効果が一週間で切れたりするので、そうなるとかなり高く付くが、一週間\1,000チョイなら十分に安いと思わせる効果が得られる。興味のある人は行ってみたらどうだろうか。心配があればカールスモーキー石井のようにファンキーな先生がちゃんと説明してくれるし。

  さて、夕方はひさびさにカミさんとカラオケに行く。なんでも、先日ハマったPS2のゲーム「塊魂」の中の「歌付きBGM」がカラオケに入っているというウワサを耳にし、近所のSHIDAXに向かうのである。受付に行ってみるとUGA系の通信カラオケがなかったので、イキナリがっくりだったのだが、SHIDAXのサイトで1時間割引券を印刷して気合を入れていたので、とりあえず2時間ほど歌うことにした。

  といっても、カラオケはココんトコすっかりゴブサタだし、ほとんどCDも聴かないので、知っている曲がない。槇原敬之の「ハトマメ」、村下孝蔵の「ネコ」、大槻ケンヂの「香菜、頭をよくしてあげよう」、ゴダイゴの「銀河鉄道999」、水木一郎の「キャプテンハーロック」、西条秀樹の「ターンエーターン」、串田アキラ「キン肉マン」……途中からアニメの歌ばっかりやん!!

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  それはそうと最後に見つけたコレ……インストだけに歌い出しが空白……いったいナニせーちゅーねんッ!!


2005-02-06(Sun) 一足早くバレテンの日

  なんだ? 以前にIPをハジいたハズなのに、またアホがリファラスパムをかけてきている。やめてほしいなぁ。この高尚なサイトに下劣なリンクをお貼りになるのは。またiptablesでハジいちゃうかな? アクセスログからnslookupで相手のIPを求めてiptablesに入れて完了!! ……と、思いきや今回はその技が効かないッ!! なにッ!? 相手もレベルアップしておるのか!? いったい今度はどんな手口なんじゃ?

  試しにnslookupで求めた相手のIPにWebアクセスしてみたが、どうやらあまり関係のないIPをアクセス元として偽装しているらしい。この大学、踏み台にされとるんちゃうか? なんだかよくわからんが、ソッチがその気ならコッチもどうにかして排除しちゃうもんね。別の方法を考えるのである。

  で、今回はapacheレベルでハジいてしまうことにした。リファラ文字列を見てハジくことができれば、アクセス元に関係なくハジくことができる。iptablesの方法も悪くはないが、登録が増えるとネットアクセス全てのパフォーマンスに影響しそうで気持ち悪かったんだよね。apacheでハジけばそういう問題もなくなるしな。設定方法は簡単だ。「vi /home/svx/public_html/diary/.htaccess」でアクセス制御ファイル開き、ファイルの最後尾に、

SetEnvIf referer "sex.*\.com/" refuse
Order allow,deny
Allow from all
Deny from env=refuse

  という記述を加えるだけ。今回の手口では貼りたいリンクをrefererに記述せねばならんので、それを参照して直接排除することができる。排除したいリンクが増えたらSetEnvIfの行を複数並べればよい。こりゃ簡単だ。ついでに、既に貼られてしまったリンクも削除してしまおう。これはtdiary側の操作になる。「vi /home/svx/diary/2005/200502.tdr」でファイルから下品なリンク元を削除、「rm /home/svx/diary/cache/200502.*」でページキャッシュを削除。コレだけだ。

  ……とか作業していたら、今度はなんだ!? 今日のアクセス数がイキナリ300以上になっている。最近は平均して1日100チョイくらいなのに、300とは……すわ攻撃か!? ……と思ったら、なんだ、米Yahooの検索クローラ「Yahoo! Slurp」がサイトを絨毯爆撃しただけかよ。そういや昨晩、このSVX日記に「全日記一覧」機能を試験的に付けたんだった。しかし1時間でバラバラなIPから次々に300アクセスって……許容範囲だとは思うが、びっくりするじゃねぇかよ。

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  さて、今晩はカミさんの友達夫婦が遊びに来るので、昼過ぎから酒を買いにいく。で、ついでといってはなんだが、一足早いバテレンデーということでカミさんにスコッチをプレゼントしてもらう。オイラは甘いものが苦手なのだ。近所の酒屋で買える程度のスコッチなので、そう種類を選べるワケではないが、そう呑み尽くしているワケでもないので、ワクワクしながら選ぶ。今回は呑んだことのないモルトにしよう。

  前々回のMcCLELLAND'S-ISLAYでは失敗したが、かといって味見できるわけでもないので、運をドーンと天に任せるコトになる。コレがホントの任天ドーン……って、ファミコンかよ!! ……とか、ひとりツッコミつつ、決定!! 今回はお気に入りのグレンモーレンジ(Glenmorangie)と同じHighland系ながら、Skye島というトコロで醸造されたタリスカー(Talisker)というモルトだ。島で醸造ってのが、前々回のMcCLELLAND'S-ISLAYを想像させてちょっと不安だが。

  夜も更けて、友達夫婦と4人でタコ焼きパーティ。スコッチを嗜むのはオイラだけなので「そんなガソリンみたいなの呑めないです」とか冷やかされつつ、封を開ける。チビっとな……おー、こりゃ……かなり……うむ。いーかもしれんッ!! グレンモーレンジのさらに濃いヤツという感じだ。そう。こーゆーのが好みなんだよね。巷のサイトでは「オイリーで、ピート香が強く、フルーティーでスパイシー」とか謎の表現されているが、オイラにはさっぱり意味がわかんない。んが「これが好き」と言うことはできる。うまい。

  ビール呑んでからスコッチに口をつけたので、酔いでイマイチ味がわかんなかったような気もするが、これはイイぞ。大事かつ、すばやく呑み干すことにしよう。よっしゃ、よっしゃ。


2005-02-07(Mon) 辞書引いて、CAD固まる

  昨日の日記を見るとまるでオイラが呑んだくれのような印象を受けるが……ま、間違ってもいないが、今日はちょっとオイラの知的な趣味のひとつを軽く披露して、名誉挽回をはかっておくコトにしよう。

  といっても、そう大したコトでもなく「辞書を引く」というだけのコト。思えばオイラ、昔は辞書がキライだった。紙の辞書は重いから出すのがウザいし、探すのがこれまたウザい。知的な人間に必要な作業なのに、知的な人間のやる作業ではない。ところが、この環境は最近になって大いに変わった。電子辞書の登場だ。

  電子辞書ときたら、入力した直後には検索が完了しているのだ。初めての出会いはザウルス内の機能としての辞書で、それはそれは語数も貧弱なモノであったが、それでもこの時点で辞書を引くのを楽しく感じたものだ。決定的な出会いはオヤジからデータディスクマンをもらった時で、それはもう持ち歩いて引きまくったモノである。

  その後も紆余曲折あって、現在はPC上でDDWINというアプリを使って数十冊の辞書をズガーンと串刺し検索しまくっている。串刺し検索というのは、存在するすべての辞書から単語を検索するというもので、一発で複数の辞書の記述を得るコトができるのだ。あぁ、文明開化バンザイである。

  しかしながら串刺し検索をデフォルトとしていても、DDWINの串刺し検索では検索結果が辞書の登録順に表示されるために、先頭に登録しておく辞書の選択は重要だ。私の場合、国語系、英語系と辞書グループを分けているが、国語系の筆頭は「広辞苑」、英語系の筆頭は「リーダーズ+プラス」である。

  広辞苑はココでオイラが紹介するまでもないが、リーダーズ+プラスの破壊力の凄まじさは体験しておいて損はないぞ。例えばスコッチ名がゾロゾロと出てきてしまうのである。

Talisker n. 【商標】 タリスカー 《スコットランド Skye 島唯一の蒸留所 Talisker Distillery 製の 12 年熟成のモルトウイスキー》.
Glenmorangie n. 【商標】 グレンモランジー 《スコットランド高地地方産の 10 年熟成のモルトウイスキー; モルトにしては驚くほど軽く香りがよい; Glenmorangie Distillery 製》.
Glenfiddich n. 【商標】 グレンフィディック 《スコットランド高地地方産の 10 年熟成の高級モルトウイスキー; Glenfiddich Distillery 製で William Grant & Sons (⇒→GRANT'S_) 社が販売; 1887 年より製造; ゲール語で「鹿のいる谷」の意》.

  このリーダーズ+プラス、元は2冊の辞書から構成されているために一部重複する項目もあり、Glenfiddichに関しては片方はHighlandモルト、他方はSpeysideモルトと記述にバラつきがあったりするのを発見してしまったが、それよりなによりスコッチ名がゾロゾロ出てくるっていう時点で尋常ではないのである。さすが、プロ翻訳家が手元に置く辞書という触れ込みはダテではないのである。

  そんでもって「MC68」なんて引いてみたらこうであるッ!!

MC6800 n. 【電算】 MC6800 《米国 Motorola, Inc. の 8 ビットマイクロプロセッサー》.
MC6809 n. 【電算】 MC6809 《Motorola, Inc. の 8 ビットマイクロプロセッサー; 6800 シリーズの最上位機種で, 俗に 6800 GT ともいう》.
MC68000 n. 【電算】 MC68000 《Motorola, Inc. の 16 ビットマイクロプロセッサー; レジスターは 32 ビット構成》.
MC68010 n. 【電算】 MC68010《Motorola, Inc. の 16 ビットマイクロプロセッサー; バスレジスターの構成は MC68000 と同様だが命令セットが拡張されている》.
MC68020 n. 【電算】 MC68020 《Motorola, Inc. の 32 ビットマイクロプロセッサー》.
MC68030 n. 【電算】 MC68030 《Motorola, Inc. の 32 ビットマイクロプロセッサー; メモリー管理ユニット (MMU) を内蔵する》.
MC68040 n. 【電算】 MC68040 《Motorola, Inc. の 32 ビットマイクロプロセッサー; 浮動小数点演算ユニット・メモリー管理ユニット (MMU) を内蔵する》.
MC68881 n. 【電算】 MC68881 《Motorola, Inc. の MC680x0 マイクロプロセッサー用の数値演算コプロセッサー》.
MC68882 n. 【電算】 MC68882 《Motorola, Inc. の MC680x0 マイクロプロセッサー用の数値演算コプロセッサー》.

  ……MC68000の「16ビットだがレジスタは32ビット」とかMC68030の「MMU内蔵」とか、どーしてまー、そこまで書くかねぇ、という状況である。「Z8」って検索すれば、

Z80 n. 【電算】 Z80 《米国 Zilog 社の 8 ビットマイクロプロセッサー; Intel 社の 8080 に対して上位互換性を有する》.
Z8000 n. 【電算】 Z8000 《米国 Zilog 社の 16 ビットマイクロプロセッサー》.

  これも必要十分な項目が出てくる。欲をいえば「Z80A/B」、「Z8」や「Z80000」なんて項目があってもいいと思うが。こんな調子だから「INTEL」なんて検索したら言わずもがなである。

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  まー、そんなコトをしつつ、スコッチを舐めつつ、今日もEAGLEをイジるのである。とりあえず、発注したい基板のデザインは完了したのだが、あくまで全体の作業構成を確かめるために試しただけという状態である。というのも、本格的にOLIMEXに発注するには、最初からOLIMEXルールともいえる設計ルールに則って作業するのが近道だからだ。で、ここでもやっぱり問題はライブラリなのである。ライブラリ内にはドリルの穴も、シルク印刷の文字の太さも、既に定義されてしまっているため、それを載っけて作ってしまったら、後で修正するのは大変なのである。

  というトコロで発見したのが、このEinstein's electronic lab内のEAGLE for OLIMEXというページにあるスクリプト「libconv.ulp」だ。ライブラリのパーツ単位でバシッとドリル穴のサイズやシルク印刷の文字の太さを変更してくれるスグれモノである。……しかしながら、試しに基本的な抵抗パーツを変換したところ、シルクの太さは変わるのだが、どーにもドリルのサイズが変わっているとは思えない……というか事実、変わってない。結局、マニュアルを読まずに、スクリプトを解析するハメに。文法は概ねCライクなのだが、よくわからん制御構造があるし、イジっては様子を見るを繰り返す……まるで、意味もわからず、あちこちイジり回して謎を解くゲームMYSTをやっているようだ。

  結局、ulp(User Language Programs)ファイルというのは、単純なバッチファイルであるscr(SCRipt)ファイルを作り出すマクロ言語だというコトがわかり、パーツの修正はコマンド+座標指定にて行われるコトがわかり、ドリルサイズが変わらないのは、ドリルの位置がシルクの位置と重なっている場合に、シルクに対してドリルのサイズ変更コマンドが作用しているためとわかった……つかれた。修正版のlibconv.ulpを置いておく。

  で、ココいらでヤメておけばいいのだが、ふとライブラリをパーツ単位で変換するのが面倒に思えてしまった。思えてしまったら止まらない。あろうコトかライブラリを一括変換するプログラムの開発を始めてしまう。試行錯誤でやっていると……イカン、スクリプトを変数に溜め込む現状のままのつくりだとEAGLEがメモリを食いつぶして固まってしまう。あー、イライライライライライライライラ。

  毎度のコトだが、どーにもオイラは環境にコダワって、本筋の作業を先に進めない性格のようだ。例の232メモリの開発を差し置いて、それを補助するオシロのアプリを書き始めてしまうし……。すべてのプロジェクトが発散しつつあるなぁ。とほほほ。


2005-02-08(Tue) CD借りて、CADする

  カミさんの要望で、ツタヤでCDを借りて帰る。なんでもウルフルズのCDを借りてきてほしいとのコトだが、目的のCDを発見して驚いた。なんと5枚組みだ。5枚組みって、あのPSの「クーロンズゲート」より多いじゃないか。今日はCDもDVDも\210で借りられるというサービスデーだが、5枚だとどうなるんじゃ……(店員に聞く)……え? 1枚分の価格でいい? あ、そ。ほんじゃ、もう何枚か借りますわ(ニヤ)。

  と、いったものの、あまり借りたいと思うCDもDVDもない。あ、そうだ。例のスカイハイはどうかな。お!? 以前はシーズン1のみVHSでしか置いてなかったのに、イマやシーズン1、2、劇場版までDVDで揃えられているではないか!! よっしゃ。もう少し待ってケーブルで放送しなかったら借りよう(けち)。雪風は……まだ5巻は出てないな。むぅ、んじゃmoveでも借りていくか……って、CCCDかよぉ。まぁ、いいか。例の方法でやれば。

  家に帰ってウルフルズのCDをリッピングする。ちなみにウチではリッピングはLinuxサーバ上で行う。リッピングに使うドライブはTEACのCD-R56S-600。99年5月6日に外付け用として購入、その後にガワをバラして内蔵しつつ、使いつづけてもう6年近いが、今でもバツグンの安定性を誇る至高のドライブである。ちなみにリッピングは、適当なディレクトリを掘って、以下のコマンド2発でmp3化まで完了だ。

cdparanoia -d /dev/cdr -B
for i in *.wav; do lame -h $i; done

  さて、CCCDの方は後日サウンドカードに突っ込むコトにして、一度MDにでも落としておくか……って、なんだこりゃ。音トビするぞ。moveの曲はCCCDだから音が悪いとかコダわるタイプの曲じゃないので、そのヘンはどうでもいいのだが、トリッキーな曲が多いから音トビしてもそれが事故なのか意図なのかもワカラン。ウゼぇ、もーいーや、適当で。曲作っている側も以前にCCCD容認発言してたりしてココロザシ低いコトだしな……と、思ったら最近は改心したのね……しかしこの人、イイ曲を書く反面、書く文章は頭ワルそうだな。

  そういや昨日はムチャなスクリプトを書いてCADに逆エビ固めを決めてしまったが、CadSoftdownloadコーナに置いてあった「ライブラリ内の部品全部に変更を適用する」スクリプトを参考に、昨日のlibconv.ulpに修正を施したらあっさり完成してしまった。こりゃ便利じゃーん。というワケでココにlibconvall.ulpを置いておこう。

  しかし、ウィンドウGUIアプリでも、こういうインタフェイスを持っていると便利だね。Photoshopなんかもヘンにマクロ機能を実装しないで、フツーにテキストのスクリプトを実行できる仕組み入れてくれるといいのにな。

  というわけで、今日もタリスカーを順調に減らしつつ、オヤスミである。こんな調子じゃ瓶が何本あってもタリスカー。


2005-02-09(Wed) 相手はGoogle、namazuの饗宴

  はっ!! あー、よかった。夢かよ……。先日に引き続いて、再び愛用のナビホークがエラい状態で修理から戻ってくる夢を見た。前回は文字盤がノッペリとグレーになってしまっていたが、今回は計算尺がツルンとチタンカラーになっていた。あー、早く戻ってこないものか。何度もこんな夢を見るなんて、自分が思う以上にあの腕時計に執着しているのだろうか。そのうち腕時計の「妄人」になってしまったらどうしよう。

  画像の説明

  以前に何度か「冷蔵庫」にされてしまったコトがあったしなぁ。

  画像の説明

  仕事から帰ってうどんを食う。<かきかけ>

  話は替わって、問題はGoogleなのである。このSVX日記も1年近くになろうとしており、自分でもあきれるほどの駄文を毎日のように大量に排出しているが、内容が以前の話題に関連するときは過去の日記へのリンクを積極的に貼ろうと心がけている。しかしながら、もう自分でも管理しきれないほどの量に達しており、リンクするべきポイントを見つけるのがイヤになるほど面倒なのである。

  このSVX日記を開設した当初はtdiaryをそのまま利用していたが、title要素に日記のタイトルを入れたり、サイドバーを付加したり、Google検索のフォームを入れたり、全日記一覧機能をつけたりして徐々に機能増強を図ってきた。というのも、すべてリンクを貼るのをラクにしたいタメなのである。

  でもってGoogleのサイト内検索だ。これが引っかけられないのなんの。あの神と崇められるGoogle様をしてなんだこのテイタラクは。明らかに書いたはずの単語を入れているのに出てこない。でもって、出てきたと思ったら「本日のリンク元」に引っかかっていたりする(コレはGoogleのせいではないが)。これじゃ役に立たないのである。

  仕方ないのでココにきてさらに機能追加である。独自に検索機能を立てるのだ。オープンソースの検索エンジンといえば「namazu」である。tdiaryにnamazuを組み込む方法は既に確立されているので簡単である。オイラの場合、サーバがdebianなのでインストールもラクだ。@everybody apt-get! apt-get! なのである。

  まずはnamazuのインストール。人によってはkakashiやchasenのインストールも必要だろう。オイラは漢字かな混じり文をfestivalに読み上げさせたり、カタカナしか出ないディスプレイに出力させたりしたコトがあったのでkakashiもchasenもインストール済みである。

apt-get install namazu2
apt-get install namazu2-index-tools

  間髪いれず、tdiary環境へnamazuのcgiと設定ファイルをコピー。

cp /usr/lib/cgi-bin/namazu.cgi /home/svx/public_html/diary/
cp /etc/namazu/namazurc /home/svx/public_html/diary/.namazurc

  設定ファイルをチョコチョコとイジる。

Index		/home/svx/diary/index
Template	/home/svx/diary/index
Replace		/home/svx/diary/cache/html/(\d\d\d\d)/(\d\d)(\d\d).html http://www.itline.jp/~svx/diary/?date=\1\2\3
Lang		ja
EmphasisTags	"<strong class=\"keyword\">"   "</strong>"
ContentType	"text/html;charset=EUC-JP;"

  tdiaryは日記のhtmlをcgiで動的に生成するので、静的なhtmlファイルが存在しない。それではnamazuが検索インデックスを作れないので、tdiaryに標準添付のsqueeze.rbというプラグインを使って、日記をhtml化する。

./squeeze.rb -p /usr/share/tdiary -c /home/svx/public_html/diary -x .html /home/svx/diary/cache/html 

  html化できたら、namazuにインデックスを生成させる。

mknmz -c /home/svx/diary/cache/html --output-dir=/home/svx/diary/index

  tdiaryのサイドバーにnamazuの検索窓を追加。

<CENTER><FORM method='GET' action='http://www.itline.jp/~svx/diary/namazu.cgi'>
サイト内をnamazuで<BR>
	<INPUT type='text' name='query' size='16' maxlength='255'>
	<INPUT type='submit' value='検索'>
</FORM>
</CENTER>

  tdiaryの.htaccessには.rbしかCGIとして定義されていないので、イカの行を加え、namazu.cgiがCGIとして動くように定義を追加する。

AddHandler cgi-script .cgi

  最後に、これから毎晩namazuにインデックスを更新させる設定をして、完了である。

5 3 * * * mknmz -c /home/svx/diary/cache/html --output-dir=/home/svx/diary/index

  これでヨソのGoogle様を利用せんでも、自前でバリバリと検索できるnamazu様で日記の利便性もさらに向上じゃ!! ……と、思ったのだが……うむ、まだチューニングの余地はあろうが、あまり結果はカンバしくないようだ。Google様と併用すればなんとか、というレベル。

  むー、この日記、文章中に妙なカタカナ表記が多いからだろうか。漢字の単語が並ぶのがキライなのと、漢字は見た目の密度が濃いのがイヤなのと、なによりフォントを変更せずにライトに強調できるのがスキでワザとやっているのが……ウラメっとるのかな。ま、なんにせよsqueeze.rbがhtmlにまでリンク元を生成してしまうのは、なんとかして回避させるとしよう。今晩はここまでじゃ。


2005-02-10(Thu) namazuじゃらし作戦

  昨日、仕掛けたnamazuであるが、どーも調子が悪い。Google以上に検索ワードが引っかかってこない。いくらなんでもオカシイので追加調査である……と、その前に、squeeze.rbが生成するhtmlに本日のリンク元が入ってしまう問題を解消しよう。namazuに検索ワードとして登録させるのは、本文とツッコミだけで十分だ。これにはsqueeze.rbに1行追加すればいい。

290     begin
291         conf = TDiary::Config::new
292         conf.header = ''
293         conf.footer = ''
294         conf.show_comment = true
295         conf.hide_comment_form = true
296         conf.show_referer = false   # <オレサマ用追加>
297         def conf.bot?; true; end
298         output_path = "#{conf.data_path}/cache/html" unless output_path
299         Dir.mkdir(output_path, 0755) unless File.directory?(output_path)
300         TDiary::YATDiarySqueezeMain.new(output_path, all_data, compat, conf, suffix)
301     rescue

  よし、対策完了。しかし、相変わらずnamazuの検索精度は非常に悪い。こんなに悪いわけはない。イロイロ調べていると、どうもindex作成時のロケールが英語になっているらしい。英語は語の区切り目がスペースだから、そのつもりで日本語文書に対してindexを作成すると、マトモな検索ワードが抽出できないワケだ。それに対する対処は環境変数LANGをjaに設定してmknmzをやり直す……が、なんだ? エラーだ。PerlがNKF.pmが見つからないとかゴネる……そうか、んじゃ、

# apt-cache search nkf perl
namazu2 - Full text search engine (namazu binary and cgi)
namazu2-common - Full text search engine (Document files)
namazu2-index-tools - Full text search engine (Tools for index handling)
libnkf-perl - Network Kanji code conversion Filter for Perl
pkf - Perl Kanji code conversion Filter

  お。libnkf-perlっぽいな。apt-getにバンザイ三唱しつつ、インデックスを作り直す。

apt-get install libnkf-perl
export LANG=ja
mknmz -c /home/svx/diary/cache/html --output-dir=/home/svx/diary/index

  よっしゃ。で、忘れずにcron内のmknmzにもLANG設定を追加する。

5 3 * * * export LANG=ja; mknmz -c /home/svx/diary/cache/html --output-dir=/home/svx/diary/index

  オマケにnamazuの検索結果の表示画面の印象をSVX日記本体と合わせておこう。namazuのNMZ.head.jaのタグの直前にスタイルシートを設定するだけだ。

<meta http-equiv="content-style-type" content="text/css">
<link rel="stylesheet" href="/tdiary/theme/base.css" type="text/css" media="all">
<link rel="stylesheet" href="/tdiary/theme/default/default.css" title="default" type="text/css" media="all">

  以上の対処を加え、検索すると……バッチリである。もーそりゃ重箱の隅を削り取るイキオイで隅々までツブサに検索してくれる……が、namazuに説教くらった気分……ぐは。

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  それはそうと、今日はケーブルで神林長平原作「敵は海賊〜猫たちの饗宴〜」のアニメ版が放送されるのだった。かなり昔の作品だが、ちょうど観たくなった頃の放送なので異様に気合が入っている。5分前にはテレビの前にスタンバイである。しかし、しかしだッ!! その前にひとつ放送局のanimaxにヒトコト言っておきたいッ!! この番組紹介のテキトーさは、ナンダッ!!

  「ある日突然クビに言い渡された一級の刑事ラケルとアポロ。」

  二人の主人公の名前を、しかも両方とも間違えるなッ!! ラケルとアポロじゃないッ!! ラテルとアプロだっつーのッ!! まぁ、ラケルとアポロの方が一般的で実際に居そうな名前なんだろうが。しかしながら、徹底してラケルとアポロかと思えばサにあらず。ページ中には各々4回名前が登場するが、ラケル3箇所、アポロ3箇所、ラテル1箇所、アプロ1箇所……ギャグかよ。

  それはそうと、第一話「猫じゃらし作戦(前編)」を観終った感想であるが、ジュ、ジュビリー、オマエ青くてモヒカンなデブだったのか……元騎士のイメージのカケラもないな……。内容的には原作をベッタリそのまんま映像にしてるなぁ、という感じ。原作を知っている人は映像が新鮮で楽しめるかもしれんが、映像作品としてはどうなんだろ? もとがOVAだから対象はほぼ原作ファンに限られるだろうし、それでいいのか? 映像的に面白かったのは、ダダっ広いラジェンドラのコクピットと、緑の茂るカーリー内部。次回には出てくるだろうCDSの映像表現が楽しみだな。

  画像の説明

  あ、唐突だが、最後に。昨日は冷蔵庫にされたので今日は扇風機にされてみた。ブーン、ブーン。


2005-02-11(Fri) 死蔵されるメディアは老後の愉しみとなりうるか

  なんだか、冷蔵庫や扇風機にされたりした画面写真を撮るうちに、PSのアドベンチャーゲーム「クーロンズゲート(九龍風水傳)」をやり始めてしまった。このゲーム、人によっては「単なるフラグ立てゲーじゃん」と軽くあしらうだろうが、オイラはこの異様な世界を十分に楽めた側の人間だ。このセンス、かなりナカナカであると思う。以前にオイラが香港に旅行したときは、九龍城砦跡や重慶大厦を表敬訪問したほどだ。

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  しかしながらこのゲームは長い。非常に非情なまでの力作である。自力でエンディングを観たあと、さらに雰囲気に浸りたくて購入した攻略本を片手に最短距離を進んでも、かなり長い。だからこのゲームの再プレイは老後の愉しみに取っておくつもりだった。だが、それを引っ張り出してきてしまったのだ。うぅむ、パンドラの箱を開けた気分だ。イカン、イカンよ。

  このように、エンディングまで到達して十分に楽しめたゲームに限らず、最後まで読み終わって感動した小説、最後まで観終わって心に残った映画など、そういうモノはメディアとして手元に残しておきたいものである。しかし、それを再び味わうことができるかといえば、これはなかなか難しい問題である。

  ゲームにしろ小説、映画にせよ、再体験するためには確実にある一定の時間が必要となる。そして多忙な日常の中でその時間を捻出することは難しい。しかも、相手は一度は経験したメディアである。概ね中身がわかっているからこそ、敢えてもう一度、最初から始めようという気にはなかなかならない。結局、そう場所を取らないコトもあって、メディアは死蔵されるべくして、死蔵されるのである。そして、アパートの床は抜け、トランクルームという名の道端のコンテナは増殖するのだ。

  この「老後の愉しみ」とは、いわばメディアを捨てられない口実ではあるのだが、実際に老後の楽しみにすることは可能なのだろうか。現在、そのような老後を過ごしている人はホントにいるのであろうか? オイラがその歳になったとき、同じように再体験し、感じ、味わうコトはできるのだろうか? そもそも、そのメディアは生き残っているのだろうか?

  とかく疑問は尽きないが、オイラが勝手に心の師と仰ぐ、故・祝一平氏はZ80アセンブラプログラミングを老後の愉しみにすると宣言していた。不幸にして彼は老後を愉しむコトができなかったが、オイラはそれを代わりに実践するつもりでいる。その筋は永遠に不滅なのである。

  さてそんなコトに思索を巡らしつつ、またもやPCB-CADであるEAGLEをイジる。でもって、例のlivconvall.ulpに更に不具合発見である。CadSoftから落としてきたFT232BMのライブラリファイルを変換していると、ピンピーンとWindowsが警告を表すビープ音を鳴らしているのに気づいてしまったのだ。今までは音声をミュートしていたのでまったく気づかなかったのである。

  音声をミュートに設定したら自動的にビジュアルベルを有効にしとかんかいッ!! とか言いたい気もするが、今日のところはさておき、なんにせよ変換がうまくいっていないコトは明らかな模様。今度の理由はなんじゃ? やっぱり再び悪いクセが出て、本業を横に置いて、環境構築にイソしんでしまうオイラである。

  結局、特定のシルクのレイヤをONにすると、自動的にONになってしまう別レイヤがあり、そこにパーツがピッタリ重なっていると変換が行われないらしいことがわかった。うーむ、このulpというスクリプトシステム、とてもすばらしいとは思うのだが、ちょっと言語の使い勝手が悪いな。まぁ、仕方ない。とりあえず再び修正版のlivconvall.ulplivconv.ulpをまにょまにょと置いておこう。まにょまにょっと。


2005-02-12(Sat) くまカスに学びつつ、アルバトロス達成

  今日はカミさんの家族と小旅行。SVXで行きたいトコロではあるが、さすがに大人4人が乗るにはキツいので、カミさんの家のハリアーで出発である。行き先は、東京ドイツ村と、木更津のホテル三日月という温泉宿である。

  16号を東に向かい、千葉北ICから高速に乗る。しかしアレだねぇ、国道16号って普通の国道と違って、東京湾をグルリと回り込んでいるから、どこに行っても通っているイメージだねぇ。家の近くも、横須賀も、川越も、木更津もだ。ここんとこ、気が付くと16号を走っている気がする。ヘタすると16号から高速に乗って、降りたらまた16号なんてコトもありそうだ。ちょっとコワいくらいだ。

  と、余計なことを考えつつ、市原SAで小休憩。実はココには恐るべき屋台があるのだ。ジャーン。

  画像の説明 画像の説明

  その名も「くまさんのカステラ」だッ!! 売っているモノは、なんちゅーコトのない鉄板焼きのカステラなのだが、このラブリーな屋台がサービスエリアの建物の前にドーンと鎮座し、森のくまさんのBGMが流れるなか、店員が「いちくま、にくま、さんくま……おまけに、もういちくま!!」なんて読み上げながら、袋にカステラを詰めるのである。子供連れのアリジゴク状態である。気が付いたら、ウチのカミさんも吸い込まれとるではないか。恐るべき吸引力である。

  考察するに、様々な材料が必要なタコ焼きに比べ、このくまカスの利益率は格段に高いコトが予測される(8個で300円、15個で500円)。ググるとこの店舗、遊園地などにも店を開いているっぽいが、これは100%がマーケティングの勝利であると思う。このくまカスを目の前にすると、よいモノを作って安価に売るなんていう理念は、単にモノが売れる一要素にしか過ぎないコトに気づかされるのだ。やっぱり技術職と営業職は犬猿ながらもタッグを組まなきゃイカンのである。これは間違いないのである。

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  ちなみにくまカス店舗のトナリには色んな意味で「ツッコミドコロ満載」な小屋が建っている。オイラも野外とはいえ、人のタバコの煙を吸わされるのは気持ちいいコトではないと思うが、コレはあまりにコッケイな光景ではないだろうか。まぁ、別にイイけどさ。

  東京ドイツ村では4人でパターゴルフを2ラウンド回る。ココのパターゴルフは18ホールが6コースもあるという気合の入った作りで、どのコースもアンジュレーション(凹凸)に富んでいるため、初心者でも変化のある18ホールを楽しむコトができる。

  画像の説明

  プレイが始まると、さすがに本物のゴルフ経験者であるカミさんのお父さんは上手である。オイラはティーショット(?)をカツーンとやるのは比較的上手だが、なにしろ狙いすぎる性格なので、スコアが安定しないことこの上ない。隣のホールまでボールが飛んでいくなんぞアサメシ前である(これはOBだ)。

  やはりパターゴルフといえどリアルゴルフであるから、PSのみんなのゴルフ2のようにはいかない。最後のパットが決まらずに死の往復を繰り返し、カドルプルボギー(+4)まで飛び出す始末。かと思えば、ティーショットが決まってロングホールで(あくまでパターゴルフではあるが)ピンソバ30cmまで寄せ、2打で入ったりもする。おろ? これってアルバトロス?

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  適度に遊んだ後、ドイツ村を後にしてホテル三日月へ。なんだかスゲぇゴージャスな建物で、風呂もモノスゲぇ造りである。温泉はキライではないが、一度浸かれば満足な人なので、サッと浸かって酒呑んで寝る。一応ノートPC持ってきたけど、ぐがー。


2005-02-13(Sun) 海ほたるSAでリアル海蛍を見る

  今日は木更津からのんびり帰宅する。ついでなので東京湾アクアラインを通って海ほたるへ寄るコトにする。高いとかほとんど車が通らないとか色々と物議を醸していたアクアラインだが。まったくもってその通りである。値段は何度か値下げされていた気がするが、今日のところは\3,000円だった。むぅ。微妙だな。

  海ほたるに着くなり「海蛍のウンヌンを技術資料館で行います」とかいう館内放送がかかる。どうも、生き物の方の海蛍が光る様子を見せてくれるらしい。理科好きなオイラとしては、見るしかない状況である。見に行く。

  まず、海蛍のウンチクに関するVTRを見る。海蛍ってのは目に見えないほどの微生物かと思ったら、米粒大でミジンコの仲間らしい。しかも、体の一部が光るのかと思ったら、体外に放出した発光物質が青く光るらしい。なるほど、イカやタコのスミみたいなモンなんだな。

  VTRが終わると、ホンモノの海蛍の登場。薄っぺらい水槽をお姉さんがガシャガシャとゆすると、ブワァっと青い光が水の中に糸を引く。おぉ。見事に上品な青色である。まさに青色LEDと同じ色だ。これは見てよかった。しかし体外に発光する物質を放出する気分はどうなのだろう。人間で言えば、道端に吐いた痰が緑に光ったり、トイレで流すモノが黄金に光ったりするという感じだろうか……うぇ、MIDAS王かっつーの。考えるんじゃなかった。

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  今日は大して中身がないので、先日ちょいと調べたCygwinのTIPSを載せておこう。フツーにWindows(2000,XP)を使用する場合、複数のユーザアカウントを登録することはマレであるが、ひょいと上戸彩がやってきて、PCを共同利用するようなコトになり、しかも彼女がCygwinも使いたいなんて言い出すかもしれない。そんな場合、一般的なUNIXユーザであればuseraddでヒョイなのであるが、どっこいCygwinにはuseraddコマンドがないのであった。

  これはCygwinがWindowsのアカウント管理機構を間借りする形になっているためと思われるが、ユーザアカウントの登録自体は簡単だ。まず「コントロールパネル」の「ユーザアカウント」から、フツーにWindowsのユーザとして「aya」を登録する。XPを利用している場合は、ココで「画像を変更する」を選択し「アヒルちゃん」をユーザ画像として設定しておくコトは重要なポイントである。

  Windows側のユーザアカウントの登録が完了したら、Cygwin側の作業をbashから行う。念のため/etc/passwd、/etc/groupのバックアップを取り、Cygwinのインストール時に自動実行される、ユーザ登録シェルスクリプト「passwd-grp.sh.done」を手動で再実行すればよい。縁起物なのでpasswdコマンドによりCygwin側からパスワードを登録し直してみよう。ちなみにこのパスワード変更はWindows側にも反映するようである。

cd /etc
mv passwd passwd.bk
mv group group.bk
postinstall/passwd-grp.sh.done
passwd aya

  これで/etc/passwd、/etc/groupが再構築される。しかし、ユーザディレクトリは自動生成されないので、手動で作ってやる必要がある。

mkdir /home/aya
chown aya /home/aya
chmod 777 /home/aya

  以上で完了である。これで、ひょいと上戸彩がやってきて、PCを共同利用するようなコトになり、しかも彼女がCygwinも使いたいなんて言い出したとしても大丈夫である。大丈夫ったら大丈夫である。以上。



2005-02-15(Tue) 小論文を機械採点してみる

  深夜までヤボ文書を作成していたため、今日はお休み……のつもりだったが、明日(?)スラッシュドットジャパンで面白い記事を見つけたので、サカノボリ更新である。その記事とは小論文自動採点システムの開発というモノ。なんでも、入試問題の小論文なんかを自動採点するシステムだそうだ。

  バラしてしまうが、上記のヤボ文書とはいわゆる中途入社の自己PRの文書だったりする。そんなに肩にリキ入れまくりというわけではないのだが、ちょっと面白そうな仕事が見つかったんで、職務内容を聞いてホントに面白そうなら行ってみようかなぁ、というライト感覚で受けてみているのだ。採用担当者がコレ読んだら怒るかもしれんが……それ以前にオイラの歳でこんなフラフラした認識でいいだろうか……ま、いいや。

  ちなみに設問は2問。一昨日から今日にかけチマチマ文章をまとめ、明日(2月16日)の朝に印刷、昼には封書で送ってしまっており、上記記事を発見したのは午前中のため、自動採点システムを通して修正を繰り返したりはできなかった。まぁ、自動採点システムに気に入られるように文章を直すつもりもサラサラないのだが。

  残念なコトに、書いた文書をココで公開することはできないが(落ちたのが確定したら出すか!?)、評価結果を出すコトは問題ないだろう。以下は、設問1に対して自動採点システムを適用した結果、得られた評価である。

■修辞 2.7 ( 5 )
文が総じて(平均的に)少し長いです。
長すぎる文があります。
句(読点と読点の間、あるいは読点と句点の間)の長すぎる文があります。
句の中の文節の数が多すぎる文があります。
漢字がやや必要以上に使われているように見受けられます。
埋め込み文が全体の分量に比べて多いように見受けられます。
連用形や接続助詞の句の並びの多い文が、ややあるように見受けられます。
受動態の文が全体の分量に比べて多いように見受けられます。
■論理 2.0 ( 2 )
■内容 1.7 ( 3 )
質問文との関係がやや希薄であるように見受けられます。
■最終得点 6.4 ( 10 )

  むぅ、要約すると「文が長くて複雑」しかも「質問に答えとらん」という評価か。うぐぐぅ。長くて複雑な文を書きがちなのは自覚しているが、漢字も多いですか。がっくり。設問1に関しては結構うまく書けたと思ったのだがなぁ。とはいえ、論理には問題がないんですね。そうですか。んじゃ、設問2はどうかな。

■修辞 4.2 ( 5 ) 
文が総じて(平均的に)少し長いです。 
長すぎる文があります。 
連用形や接続助詞の句の並びの多い文が、幾つかあるように見受けられます。 
■論理 2.0 ( 2 ) 
■内容 1.1 ( 3 ) 
質問文との関係が希薄であるように見受けられます。 
■最終得点 7.3 ( 10 )

  修辞については同じ傾向の指摘を受けつつも、かなり点数アップ。逆に内容については点数ダウンである。確かに書いていてチト内容が薄いなぁ、と思ってたんだよな。実際、オイラにとって書きづらいテーマだったんだよね。書きづらいほうが内容が薄くなって、その分だけ修辞の評価が上がるというコトはあるんかなぁ。

  んじゃ、いつものオイラのお調子フルパワーで書きなぐったこのブログの文章はどうだろうか? 小論文っぽい文章は、と……お!? 11日の「死蔵されるメディアは老後の愉しみとなりうるか」なんて小論文っぽいじゃん。タイトルをそのまま質問文に設定し、解答文に本文の前半部分「……その筋は永遠に不滅なのである。」までをコピペして、いざ採点!!

■修辞 3.8 ( 5 ) 
漢字の使用が少ないように見受けられます。 
埋め込み文が全体の分量に比べてやや多いように見受けられます。 
連用形や接続助詞の句の並びの多い文が、ややあるように見受けられます。 
長くて難しい語がやや少ないように見受けられます。 
■論理 2.0 ( 2 ) 
■内容 0.9 ( 3 ) 
質問文との関係が希薄であるように見受けられます。 
■最終得点 6.7 ( 10 )

  あれ!? 修辞の指摘傾向が変わったぞ!? 相変わらず文の複雑さは指摘されるものの、長さには問題がないときた。しかし「漢字も長くて難しい語も少ない」って……それは平易な文章になっているってコトじゃん、減点すんなよな。しかし、内容は最低点……ま、質問文が「死蔵されるメディアは老後の愉しみとなりうるか」なんて、そもそも設問としてワケわかんないからな。あははは。

  しかし、こういう人工知能的なシステムの質の向上(?)を見る度に思うのは……

  「TOKYOナンパストリート」をリメイクしてくれッ!!

  ……と、いうこと。いま思い出しても、あのゲームの着眼点の良さには敬服する。もともと女の子との会話は、適当に話題を振り撒いて、興味がありそうならその話題にガーッと乗り、興味がなさそうならサッと引く、というのが基本だ(よな?)。当時のPCでもそれなりに雰囲気を再現できていたが、現在の技術を使ってナンパ会話を評価するシステムを取り入れたらもっと面白くなるはずである(TOKYOナンパストリートについてはココが詳しい)。

  プレイがひと通り終わった(!?)ら、こんな評価が出るのだ。

■ノリ 2.8 ( 4 ) 
長くて難しい語が多いように見受けられます。
長くヒッパリすぎの話題があります。
理屈っぽい話題がやや多いように見受けられます。
話題間のつながりがやや悪いように見受けられます。
■ウケ 2.3 ( 3 ) 
ボケが総じて(平均的に)少しシツコいです。
単位時間当たりのギャグが少ないように見受けられます。
ノリツッコミを多用しすぎるように見受けられます。
自虐の使用が少ないように見受けられます。
■キキ 1.8 ( 3 ) 
ツッコミが厳しすぎるように見受けられます。
話を聞く時間が全体の会話時間に比べてやや少ないように見受けられます。
■最終得点 6.9 ( 10 )

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  うわ、マジに面白そう。上記のTOKYOナンパストリートも、実際の女の子とシャベる時のトレーニングソフト的な面があったけど、これは更に使えそうだぞ。監修は明石家さんまに頼んで、女の子は3DCGのリアルタイムレンダリング、PS2+マイク対応でナムコから「トークの達人」として今秋発売だ!! 永瀬麗子、深水藍、吉乃ひとみはもちろん、ワルキューレやカイ、モモと楽しくお話できるのはもちろん、ジェニファーやアルテミスに説教くれてやったり、果てはミズパックマンを口説くこともできるぞッ!! ヤッホー!!


2005-02-16(Wed) グラッときたのを楽しむ

  早朝からグワワンというデカい揺れ。さすがのオイラも起きてしまった。後で聞いたら震度4だったとのコトだが、これだけの地震は初めての経験である。棚の上にあるモノがガンガンと落下する。ドキドキである。

  変人かと思われるかもしれないが、意外とこのドキドキが好きだったりする。地震が起こると、いったいどこまで揺れが大きくなるのか、少し期待してワクワクしまう自分がいるのである。不謹慎かもしれないが、比較的災害に強い場所に住んでいれば、多少の地震で死ぬことはないと思うのだ。つまり完全に安全が保障されているワケではない状況における、ドキドキ感がワクワクして好きという嗜好……それは絶叫マシンに対する嗜好と同じだと思うワケなのだ。惜しむらくは寝ボケ状態で今回の地震を体験したコト。冴えた頭で心ゆくまでドキドキワクワクしたかったのに、残念。

  ちなみにオイラの部屋は、清く正しいエンジニアらしくモノスゴく散らかっているので、多少棚からモノが落ちても気づかないほどの損害(?)であった。しかし、仕事に向かおうと、アパートのドアを開けて驚いた……微妙だがドアの建てつけがシブくなっている……って、んッ!? なんだこの階段の床に散らばっている白いカケラはッ!?

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  なんと階段の壁にケッコウなヒビワレが生じ、そこから落ちたコンクリのカケラが散らばっているのである。うわ、大丈夫なんか、コレ。

  詳しく観察すると、各階の床面の延長部分に沿ってヒビが入っている。つまり、ダルマ落としライクに力が加わったということか? 一方で垂直にヒビが入っている場所もある。むぅ、なんだこのヒビの入り方は。以前に建設関連の仕事をしていたとはいえ、建築は専門外だからよくワカラン。まぁ、そんなにヤバくはないだろうとは思うけど、漠然とした不安を感じる。

  そういえば数年前、カミさんに誕生日プレゼントとしてPS2とグランツーリスモ3を買ってもらったのだが、徹夜で走りこんでいる時、リアルなクラッシュ音と衝撃が走って驚いたことがあった。もう明け方も近かったので頭がモーローとしていて、一瞬ゲームの中の出来事として片付けそうになったが、カミさんが驚いて起きてきたので現実と認識し、ベランダから下を見るとウチのアパートの柱にロードスターが突っ込んでいた。自走できないくらいにボンネットが柱を抱えていたなぁ……このアパートは早々に引き払ったほうがよいかもしれん……。

  話は替わって、今晩は地上波で放送していた映画「呪怨」を観る。一応、CinemaScapeというサイトで、軽く評判をチェックしておいたのだが、まったくもって評判どおり。ストーリーがまるでない。単なるビックリ映像の羅列だ。プロモーションビデオでさえ、もう少しストーリーがないかい? いくら怖がらせたいからって、こんなブツ切りの映像を見せられたって困るよ。伏線らしい部分もチョロチョロと出てくるのに、まったく解決せず。なんだこりゃ。

  例えるなら「辛いけど、まるでウマ味のないカレー」とでも表現できようか。なんでこんなモンがハリウッドでリメイクされるコトになったのだろう。サッパリわからん。オイラ「リング」については「劇辛で、しかも深いコクのあるカレー」だったね、と手放しでホメるけどね。あぁ、時間の無駄だった。無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄。


2005-02-17(Thu) スターイクシオン救出す

  仕事帰りになんとなく本屋に寄る。「FavoriteBlue」のアルバムでも200円くらいで売ってたなら買おうと思ったのだが見つからない。んじゃ、300円くらいでプレステのゲームでも発掘しようかな。最近はシューティングゲームが減ったねぇ。そういや「くまうた」が欲しいんだけど、中古でも売ってないねぇ。オイラはベスト版で出てるなら、むしろ積極的に中古より新品を買ってあげたい主義なのだが……ん? なんだこれ。ナムコのゲームで「スターイクシオン」ってある。ナムコのプレステゲームは背中にエンジ色で「namco」って書いてあるのでわかりやすい。オイラにとってナムコはブランドだからとっても便利だ。

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  うわッ!! 280円かよ。予算より20円も安いぞ。しかし、ナムコのゲームで280円ってどうよ。少し躊躇したが購入。裏の画面写真から、なんとなく「アレ」っぽい雰囲気を感じるのだ。「アレ」のリメイクなら、そりゃ思っても見ない掘り出しモノである。

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  おぉっと!! 想像通り「スターラスター」のリメイクであった!! しかも「ギャラガ」「ボスコニアン」「スターブレード」「ギャラクシアン3+ゾルギア」「ネビュラスレイ」等の世界と融合しているらしい。こりゃある意味「スーパーロボット大戦」ならぬ「ナムコスペース大戦」ではないか。オープニングCGから、宇宙モノのナムコのハイセンス全開!! これだけでも280円の価値は十分にあるってモンだ。

  ナゼかセーブに5ブロックも必要なので、今のトコロちょろっと雰囲気を味わっただけだが、操作感は元祖スターラスターのがクイックでよかったような……まぁ、もう少し遊んでみよう。とりあえず、掘り出し物であった。

  今晩は「敵は海賊」の2話目が放送。先週の期待通りラジェンドラのCDS攻撃の映像を観ることができた……が、攻撃を喰らった艦がススけたように黒くなるという表現は微妙。あとは……あまり印象なし。それとやっぱりジュビリーが青いのは違和感。もし「海賊版」も映像化するとなると、シャルファフィンも青いのか!? それじゃ、ほとんどマゾーンではないか!? とか余計なことを考えてしまう。うひゃぁ。

  あ、そうそう。一昨日(15日)の日記に書いた「トークの達人」だが、ナムコ自主規制により、ワルキューレ、カイ、ジェニファー、アルテミス、ミズパックマンの登場は見送られることになった模様(根こそぎやんか!!)。理由は「既に彼氏がいる女性を口説くゲームは倫理に反するから」とのコト。しかし、ワルキューレの彼って……まさかッ!? サンドラッ!? おいっ!! そうなのかッ!? (注:このゲームは筆者の想像の産物につき発売予定はないので念のため)。


2005-02-18(Fri) ナビホーク帰港

  電池交換とちょっとした修理のために、愛用の腕時計ナビホークをメンテに出すも、修理から帰ってくるまでに悪夢にうなされ、やっと戻ってきたと思ったら計算尺が小破、再び修理に出し、また悪夢を見る……という経緯を経て、やっと帰ってきたのである。

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  ドキドキしながら開封すると……おぉ、計算尺が新品に交換されている!! 新品の頃はこんなに光沢があったんだなぁ。かなりウレしい。シブかった回転もスムーズになっている。前回に修理から帰ってきて、計算尺にキズが付き、回転がシブくなってしまった状態を見たときは、このまま使い続けるのがツラい気持ちにまで落ち込んだので、中途半端な修理を施されても愛着が戻るか不安だった。しかし、これだけちゃんと治してもらえれば、ノープロブレム。残りの人生を供にするイキオイである。

  しかし既に製造を中止した腕時計でも、パーツは在庫してるんだねぇ。いや、自動車や家電ならともかく腕時計、しかも決して高級時計ではないから、正直、意外だった。今回は修理作業時の破損ということで対応してもらえたが、もしかすると、そうでなくても見栄えが悪いという理由で交換を依頼できるというコトだろうか? ま、更に5年後までパーツが在庫している可能性は低いだろうけども。

  なんにせよ時計の機能としてはオマケに近い、計算尺の破損に対し、ちゃんと対応してくれたシチズンには大感謝である。そういえば、シチズンはマイクリエィションという自分で時計をデザインできるサービスをやっている。そういや以前にオイラこれで2本ほど注文したんだった。1本は人にあげ、もう1本は紛失してしまったが、1万円前後という値段の割にはなかなか面白いサービスである。また作ってみようかな。

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  さて、先日の「小論文を機械採点してみる」で少しバラしたが、来週あたり、いわゆる面接というヤツに向かうコトなっている。その時の切符も上記の腕時計の小包と同時に到着した。この切符というヤツがまた面白い。JR東海ツアーズの「ぷらっとこだまエコノミープラン」というヤツである。

  各駅停車の新幹線「こだま」に乗らねばならない、という制限があるものの、指定席料金込みでかなり割安、しかも1ドリンクが付くというサービスだ。1ドリンクがビール可というのがまたポイントが高い。まぁ「ひかり」に比べ、東京、名古屋間で1時間ほどの差が生じるが、\3,000は得をするので、座っているだけで時給\3,000と考えれば悪くないであろう。

  ちなみに「ぷらっとこだまグリーンプラン」というのもあって、これは「こだま」ながら「ひかり」とほぼ同料金でグリーン車に乗ることができる。こいつはのんびりと旅行する時にはぴったりである。グリーンはいいぞぉ。

  なんか今日は宣伝クサいが。別に宣伝費をもらっているワケではないので念のため。では。


2005-02-19(Sat) 3次元ゲーム一考

  一昨日に購入した「スターイクシオン」であるが、どーにもシックリこない。なんだろう? このフニャフニャ感は。とりあえずコマンドモードで何枚かマップを進めているのだが、撃墜されるときはマコトにあっけなく撃墜されてしまう。どうも、後ろから撃たれているらしい。このゲームのリメイク元であるファミコンの「スターラスター」の方が、敵味方ともに動きがキビキビしていた気がするが、その違いを差し引いても、どーにも納得がいかない。なんでだろう?

  思うにこれは、3Dのゲームにありがちな問題に陥っているのではないだろうか。つまりこういったゲームの場合、完全にリアルな3次元空間を再現してしまうと、プレイヤの手に負えなくなってしまうので、適度にゴマかした状態にする。しかしそのゴマかし方があまりうまくない、そんな感じだ。もしかすると「スターラスター」はハードの都合でかなりイイ加減な3次元処理だったのが「スターイクシオン」ではヘタに3次元空間を再現できてしまうPSというハードを得てしまったため、特に問題が顕在化してしまっているのかもしれない。

  そもそもおかしいのは、敵と正面を向いて撃ち合う状態が発生するコト。通常はそんな状態では戦わない。オマケに敵弾を回避しようと思ったら、自機の向きを大きく変える必要がある。ちょっと待て。フツーに考えて、自機の向きを変えたって敵弾は回避できないだろ? 回避するためには、自機の位置を変える必要があるハズだ。そのためには上下や左右にスライドするような動きが必要になる。しかし、そういった機動はできない。

  百歩譲って、自機の向きを大きく変えるコトで敵弾が回避できるコトをヨシとしても、敵の弾の動きが直線的でないので、避けなくても被弾しなかったり、避けても被弾したり、どーにも被弾条件が釈然としない。これは、ゲームの勝ち負けに直結する事象である「当たり判定」があいまいだ、ということであり致命的だといえる。

  3Dゲームには、スターブレードのように自機の移動ルートを固定し、ガンシューティング状のゲームデザインにしたり、スペースハリアーのように自機を画面に表示した上で、画面内をグルグル回ることが回避条件とするゲームデザインにするなど、ある意味3次元空間の解釈に対する苦肉の策を施した作品が多い。しかし裏を返せば、これは3次元空間をゲームに持ち込むことの困難さを証明しているといえよう。

  しかし、なんかうまい方法はないものか。プレイヤに3次元空間の移動の完全な自由を与えつつ、明確な当たり判定を示して敵弾を紙一重でかわす楽しみと、ドラマチックな映像展開を体験させる方法は。一時期、シルフィードやレイストームなどの擬似3次元シューティングが流行ったが、3次元空間の移動の自由はかなり制限されるものの、あれもある種の回答のような気がするな。

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  それはそうと、最近の日記に工作ネタが少ないが、これはちっともPCB-CAD「EAGLE」のカンドコロがつかめないからだ。OLIMEXに発注するにはイロイロと設定が必要なのだが、どーも釈然としないコトが多すぎる。とりあえず、それっぽい回路やPCBデザインが進捗しつつはあるのだが……。一度、ガツーンと時間を投入しなきゃ、ラチが明かんなぁ。


2005-02-20(Sun) PCBデザイン完成!! 注文!!

  OLIMEXを視野にいれEAGLEを使っていて、どーにも引っかかる点がある。なにが引っかかっているのか? よーく考えたら基板の大きさだ。オイラは必要以上に高密度実装してしまうのが趣味なのだが(ケチだというのもある)、OLIMEXの基板サイズがどうにもつかめなくて引っかかっていたのである。もちろん基本サイズが160mm x 100mmというコトくらいわかる。が、切断幅を考慮した上で、縦横どのように使えば、最も効率よくキッチリと基板サイズを使いきれるか考え始めると、結構これがややこしい。

  まずは、仕様をよく読む。まず、製造できる基本の基板サイズは160mm x 100mm。EAGLEをフリー版として利用する場合は、最大設計サイズが100mm x 80mmがであるから、ちょうど2枚分。よって基本サイズ以上の大きさを考える必要はない。以降は、基本サイズを何分割かに裁断した場合に無駄なく利用できるサイズを求めるコトに限定して考える。

  仕様に戻ると、裁断幅は10milだそうだ。裁断幅の計算のヤヤコシさはともかくとしても、このmilという単位がクセモノで、1inch = 1000mil、10mil = 0.254mmだ。うっとおしいことに、基本の基板サイズがメートル系なのに対し、インチ系の単位なのだ。しかしちょっと待て。DIPパッケージの足の間隔は、0.1inch = 100milだ。そう考えると、うっとおしいのはむしろ基本の基板サイズの方なのである。

  というわけで、そろそろ結論に入る。160mmと100mmを何分割かした場合に最大で確保できる、各辺の長さを0.05inch単位で求めるのだ。こんなもん表計算アプリでポンだ。

分割数X(inch)Y(inch)X(mm)Y(mm)
16.253.90158.7599.06
23.101.9078.7448.26
32.051.2552.0731.75
41.550.9539.3724.13
51.200.7530.4819.05
61.000.6025.4015.24

  実質問題、DIPパッケージのピン幅の半分未満の分解能で基板サイズが選べても、嬉しくないであろう。それより、EAGLEのPCBデザイン画面でさっと設定できる0.05inch = 50mil単位で基板サイズを選択できたほうが便利に決まっている。

  上記の表が得られたら、気持ち的な引っかかりは消滅し、FT232BMのPCBデザインは一気に進捗である。スッキリした気持ちで1.55inch x 1.25inchで12枚の基板が得られるようにデザインを進め、最終的には1.55inch x 0.95inchのサイズになんとか押し込んで16枚の基板を得ることに成功した。

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  とゆーわけで、基板のデザインは完成。brdファイル、上の面付け指示のgif、readmeをzipにまるめ、OLIMEXへ注文のメールじゃ。ワクワクじゃー。


2005-02-21(Mon) class Worker extends Human {

  今晩は履歴書とかいう摩訶不思議なモノを書く必要に迫られ、作業はなし。代わりにといってはなんだが、今回はちょっと「仕事の仕方」というモノに関するオイラの発見を語ってみたい。今までオイラは公務員として建設業界で研究8年、行政1年、そこから転職してIT業界で数年間プログラマをしてきた。そしてその過程でなにげに「オブジェクト指向ワーキング」こそ、仕事を効率よく片付けるための手法だと気づいたのである。

  一般にオブジェクト指向プログラミングというと、すぐに「飛行機も自動車も乗り物でぇ」みたいな、大変に誤解を招きやすく、むしろ概念をわかりにくくしてしまうような、スットボケた例えが横行している。しかし、ソコソコのRuby使いであると自負しているオイラに言わせれば、オブジェクト指向は「コードの擬人化」に他ならないと考えている。

  オブジェクト(=インスタンス)は労働者なのである。よってオブジェクトの型枠であるクラスは労働者の職業だといえよう。例えば「巡査クラス」とか「プログラマクラス」ということになる。メソッドはその労働者の能力だ。巡査クラスのメソッドは「聞き込みメソッド」とか「パトロールメソッド」だ。そしてプロパティはその能力遂行のために必要な情報。聞き込みメソッドに必要なのは「事件概要」と「地図」ということにでもなろうか。上記のように例えると、継承も簡単だ。巡査は聞き込みしかできないが、刑事は巡査の仕事に加えて犯人を推測できる能力、つまり「犯人推測メソッド」を持たせた職業だと考えると、これが継承となる。

  こうやって擬人化をすると、上司が部下を1)採用し、2)資料を渡し、3)仕事をさせるのは、メインプログラムが1)インスタンスを生成し、2)プロパティを設定し、3)メソッドを呼び出す、という状況とピッタリと一致するのだ。

  そして、双方の状況が一致することは、逆方向の分析も可能ということである。つまりクラス設計や効率的な処理の方法は、実際の職場の労働方法にフィードバックできる可能性があるのである。

  オブジェクト指向なプログラムをうまく書くコツとしては「クラスは単機能のほうがいい」「インスタンスは狭いスコープの中で使い捨てるといい」「インスタンス間の通信はないほうがいい」あたりの項目が挙がるだろうか。しかし、これをそのまま職場の労働方法に当てはめると恐ろしいコトになる。「部下はそれしかできないヤツのが使いやすい」「プロジェクトが終わったら解雇したほうがいい」「部下間の交流はないほうがいい」。こ、こりゃドライだ……。

  しかしながら、ある意味、これは真理なのかもしれない。事実、正社員を育てるコトを考えず、積極的に派遣社員を活用している昨今の会社の就労形態は、極めてコレに近いといえよう。この事実から、労働方法としてもオブジェクト指向が効率的であることは、証明されたようなモノである。

  ただ、そういった社員の非人間的な扱いの是非はともかく「インスタンス間の通信はないほうがいい」という事実を「会議はないほうがいい」に振り替えて考えると、これも真理を突いているコトがわかる。ホントは「たったひとりの労働者」が「まるごとひとつのプロジェクト」を回すのが効率がいいのである。なぜなら労働者間の連絡や調整、つまり会議の必要が一切なくなるからだ。しかしながらひとりの労働者の労働量は知れているので、しかたなく多人数でプロジェクトを回すのである。こう考えると「会議とは本来ムダなもの」というコトが明らかになる。これにより「会議に多くの時間を費やす上司は無能である」という証明まで導かれてしまうのだ。あな、恐ろしや、オブジェクト指向。

  では有能な上司の条件を「インスタンス間の通信はないほうがいい」から導き出すと、プロジェクトのタスクを「極力関連の薄い複数の仕事に割って個々に割り付けられる能力がある」というコトになるだろうか。これはまさにオブジェクト指向プログラミングの特徴である「カプセル化」の応用であろう。

  またオイラの経験だが、なにかと「一緒に作業しよう」と持ちかけてくる人は無能な人が多いと感じている。一緒に作業をするということは、すなわち会議を増やすということである。無能な人は責任の分担をあいまいにしたがる、つまり上述のカプセル化の逆だ。有能な人は上司に「共同で作業しろ」といわれても、早い段階で仕事をスパッと割るハズだ。

  有用なメソッドを持たないクラスは使いづらく、クラスを効率的に使わないメインプログラムには無駄が多い……オブジェクト指向は、まさに会社組織の縮図である。なむさん。

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  おぉっと、早くもOLIMEXから昨日の注文に対する返事のメールが来た!! ドリル数500超の$3.3以外は追加料金なしで一発OK!! あとは、添付されたpdfの書式を印刷、内容を埋めてFAXするだけだッ!! ヤッホーィ!!


2005-02-22(Tue) 東京〜名古屋、至福の刻

  さて、今日は名古屋の実家に向かうため、仕事を15時で切り上げる。とりあえず、コンビニでOLIMEXに注文フォームをFAX。相手はブルガリア。クロネコファックスは米国以外8秒50円というコトで(高い……)350円ナリ。家に戻って、出発の準備。ノートPCを満充電して、3話の「所さんの目がテン」を充填して、PHSも満充電して、ウィスキーもBLACK NIKKAのミニボトルの中身を捨て、Taliskerを満充填して……出発ッ!!

  「ぷらっとこだま」は特殊な切符のため、東京区内でなくジャスト東京駅まで切符を買わねばならぬ。いつものように手持ちの小銭すべてをイッキに券売機に流し込む。最近の券売機は小銭の投入口が広いため、こうすると頭を使わずに手持ちの小銭を最少にできるのだ。

  ところが東京駅までのボタンを押したところ「投入金が不足しています」ならぬ「投入金が多すぎます」って……いーじゃねぇかよ!! どーも、投入金が多すぎると誤選沢と判断され、全額返金されてしまう仕様のようだ。よけーなお世詰だっつーの。

  日暮里で京浜東北線に乗り換えると、なんと乗った電車は「A列車」……もとい「A列車で行こう7」のCM車両。車内の広告がすべてA7のものになっていた。しかし乗客のほとんどは興味なしの様子。この広告、いくらかかるのかは知らないが、効果あるんかいな……「電車でGo!!」と同じで実はオヤジ連中も興味シンシンなのかな。

  しかしね、確かにオイラA4がやりたくてプレステ買ったよ。A5までは全作品を遊び倒しましたよ。でもね、今に始まったことじゃないけど、要求スぺックが高すぎっすよ。当然、ちょっと遊びたいと思ったオヤジ連中にとっても。ソフトは買えてもハードが揃わないっすよ。ま、ウチのPCはどれもゴミ寸前のスペックなのでハナから無理なんですけどね……。そういやA4も初めて3Dボードを強要するゲームだったような。

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  そういえば、今日乗るのは新幹線の「こだま」なんだけど、確か0系は全廃したような。ということは……キタ!! いわゆる初代のぞみ型車両である300系だよ、あんたも落ちたもんだねぇ。過去の栄光は遠くになりにけり……ってトコか。

  話はコロコロするが「ぷらっとこだま」のドリンク券は350mlのビールと交換可能なのでモルツと交換すべくキオスクを点々とする。できればツマミは「千成亭干肉」を手に入れたかったのだが探しても発見できず。アレ、ムチャクチャうまいのになぁ。フツーにつまみを買うとバカ高いのでプリングルスで茶をにごすが、ガックリだ。

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  車内で発車を待つ間にモルツを呑みつつノートPCを開きデジカメ画像をアップロード、ブログ用に加工、作業中のOLIMEXのページの訳をちょっと直したりする。そうこうする間に発車。なんでも自由席は混雑しているそうだ。「ぷらっとこだま」は安いチケットとはいえ指定席。ウハウハだ。機会があったらゼヒ利用すべきだ。ビール呑めるし。

  さて、PCでひと通り遊んで、飽きたあたりで「所さんの目がテン」を観るコトにする。だいぶ溜まっていたので2話イッキに見る。テーマは「手品師の手」と「諏訪湖」だ。ちょうど観おわった頃に電池切れ。のべ1時間48分稼動。ガジェットをザウルスに持ち替え、この文章を書きつつ名古屋に到着。ふはーん。


2005-02-23(Wed) 訪問、HOGE社!!

  さて、今日は朝から面接に向かう。現時点で合否すら決まってないし、全部バラすと調子が悪いコトが多いので、今日は要点ボカシまくりでいきます。

  コトのナリユキによっては、コレが初めての出勤(?)とも考えられるので、颯爽とSVXで乗り付けたかったのだが、今回は新幹線で来たコトもあり、実家のワゴンを借りて某所の会社に向かうことに。向かったコトのない方面ではあるが、ナビのゆーとーりに進む。SVXの自作ナビにはナビ機能がないコトもあり、ナビのいうなりに進むのはチトばかりシャクに触るのだが、とりあえず素直に進む。

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  予定時刻の30分ほど前に到着。向かいにデカい池がある、景色のいい場所だ。なんか、YRPっぽい雰囲気だ。どっどーんと広い場所に、違う会社の新しい建物が何棟も並んでいる。ココもミニ研究都市なんだろうか。

  時間が早すぎるので、とりあえず会社を通過する。しばらくすると鉄塔や電柱が密集している場所に差し掛かる。こりゃ、アレだ。アレですわ。鉄塔撮影が趣味なオイラなので、すぐにピンときた。とりあえず、面接が終わった後にでも、あらためて回収にこよう。わは。

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  戻って、ワゴンを会社の駐車場に駐めてぷらぷらと散歩。この辺はイナカなので、思ったとおり駐車場の管理はルーズだ。すぐ近くに駅もあるが、電車で来るという面倒をしなくて済んだ(すっげー遠回りになるし)。まだ時間があるので、しつこく散歩。いやぁ、結構いい環境だ。池でカヌーをやってる人もいる。のどか、のどか。

  そろそろ時間なので受付へ。しばらくしたら、もうひとり面接を受ける人が現れた。その人と一緒に、採用担当の方に概略の会社説明を受け、部長クラスの方に詳細な業務内容について伺う。うーむ、おもしろそう。おもしろそう、っていう感想で正しいのかといえば……それは正しいのだと思う。だって、話の内容が熱かったし。業務内容の説明が熱いって、どういうコトかって、そりゃ、想像もつかないだろうけど……オイラも驚いたので、なんて表現したらいいのかわからない。なにしろ、おもしろかったのだ。

  質問はあるかっていわれて、ないって答えるのもナンなので、あらかじめ用意してきた質問はあったけど、熱い話を聞いた後では、急にツマらない質問に思えてきてトリヤメ。代わりにアドリブで適当に質問したら、更に熱い話が。やべぇ。マジでおもしろそう。この仕事、やってみたいかも。でもなぁ。今みたいに自由な時間を持てるかなぁ。仕事一筋っていうキャラじゃないんだよねぇ、オイラ……。

  その後、単独で面接。言い換えれば「存分に自分のキャラクタを自慢すべき状況」ともいえる。別にウソじゃなく、いろいろ面白いことに興味がありますって自信持っていえるしなぁ。英語は素直に技術文書が読める程度ですっていったし。ウソはいってないが、ホントのコトでいっていないコトはたくさんあるけど、それはそーゆーモンだよねぇ。イキオイに任せて余計なことまでシャベリすぎた気もするけど。

  しかし面接って素直に楽しいね。オイラ情報処理試験を受験するのが楽しくて仕方ないんだけど、それに似てるかも。適度に緊張するなか、自分が楽しくて仕方ないコトについて設問に答えればイイというか。あっという間の30分でしたわ。

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  帰りは予定通り、来る時に発見した鉄塔&電柱密集地帯を見に行く。やっぱりアレだ。電工さんのトレーニングセンタである。「実習場」って看板もあった。妙に頭でっかちのクセに高さの低い鉄塔が数本並んでいて、電線がそこで途切れているのだ。おもしれぇ。適当に写真を撮って実家に戻る。

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  帰りのきっぷも「ぷらっとこだま」で18時発。どうせこだまなら、名古屋よりも三河安城の方が便利なのだが、三河安城発着の切符は扱っていない。どうせ名古屋から乗るなら、名古屋のじいさんの家に寄っていこうというコトで、母親連れてじいさんの家へ。じいさんの家にはなぜか、Lモードの電話機が。SDカードスロットが付いていたんで、なにげに手持ちのデジカメのカードを挿したら、画像を認識するではないか。そのまま印刷もできた。白黒2値の印刷なんで画質はヒドいモノなんだが、じいさんはしきりに感心していた。そりゃ、驚くよな。それはそうと、ちょっと嬉しかったのは、たまたま青色LEDの裁判の話題になったとき、じいさんが技術者よりの意見だったこと(つまり頭脳に金は払うべき)。別にじいさんは技術者じゃなかったが、90歳を超えているというのに思考は妙にシッカリしている。ご長寿早押しクイズに出たら、ボケなしダントツで優勝しそうだ。番組的には困るだろうな。

  帰りは市バスで名古屋駅へ。すぐ近所の「昭和橋」というバス停から乗るのだが、ここからの停留所がちょっと面白い。「昭和橋-蜆橋-中野橋-野立橋-篠原橋-八熊橋-長良橋-小栗橋-猿子橋-六反小学校-下広井町-笹島町-名古屋駅」と9連続で「××橋」という停留所が続くのだ。運河に沿ってバスが運行しているからなのだが……これってトリビアになりませんかね?

  帰りは再びモルツを呑みつつ東京へ。やはりノートPCを開きデジカメ画像をアップロード、ブログ用に加工、作業中のOLIMEXのページの訳をちょっと直したりしつつ「所さんの目がテン」で「日本酒」を学びつつ、ブログの文章を書きつつ電池切れ。のべ1時間38分稼動。名古屋駅の売店で買った「ショートショートの広場15」を味わいながら、Taliskerのミニフラスクを空寸前まで追い込みつつ、帰宅。

  ……で、帰宅するとメールが来てる。え……マジすか? はぁ。


2005-02-24(Thu) 今後の身の振り方を考えつつ、OLIMEXのサイトを和訳

  うっはー。今日は昨日の面接の結果、今後の身の振り方について考え込む、む、むむむ……むッ!! だって、この歳でLinuxだって組み込みだって実務は経験なしでっせ。なんであんなに好印象だったのだろう? 気づかないうちに面接官に隠しコマンドを入力してしまったのだろうか? 上上下下左右左右BAとか? 別にコナミを受けたワケじゃないんだけどな。クチ八丁がウマすぎたのか? 確かにオイラは八丁味噌が好きだし、お調子モンだけど……こんな時にウケ度200%発揮なんて、それって、まるでヤなヤツではないか。

  どっちかってーと、オイラは道路を通すコトが楽しい現場監督というよりは、土をタンパでガンガンと締め固める作業が楽しくて仕方ない作業員なキャラクタなんだけどなぁ。どーしよぉ。だいたい仕事の内容がサッパリ浮かんでこない。でも、転職ってそういうモンだよな。そんじゃまぁ……と、ココで突然ですが、今晩はOLIMEXのサイトdesign tipsのページの和訳を公開する。例によって翻訳の内容の正確さに保証はナシ。ご意見などは受け付けますが、自己責任でどーぞ。

  製造を考慮した基板デザインについて_

注意: 以下の情報は私たちの経験に基づくものです。内容を鵜呑みにしないで下さいむしろ提案やコメントをお待ちしております

PCB製造を安く済ませるコツ_

設計共通のコツ_

  PCB製造を安く済ませるコツ:

  1. PCBのサイズと注文枚数_

  2. レイヤの数_

レイヤの数が少なくなるように基板を設計してくださいいくつかジャンパを配置してでも、片面基板に仕上げたほうが安く済むことがあります概算で、両面基板は片面基板の倍、4層基板は両面基板の倍の値段になります

  3. 効率的な面付け_

最大1,020ミリ×1,220ミリ(40インチ×48インチ)の基板が利用できます。そのサイズ内に大きさの異なる回路デザインを自由に割り付けられますが、それらは長方形に仕切られている必要があります各基板には、据付ネジや基板の保持フレームなどのため、基板の周囲にスペースを持つ必要がありますので、多少は無駄な領域が必要です80%以上利用できることもあれば、50%以下しか利用できないこともありますが、これは値段に影響します

  4. 製造効率_

デザインの段階で基板面積を節約することは重要ですが、メーカの製造限界を超えないでくださいもし、PCB製造業者が4milで製造できたとしても、40milで余裕を持ってデザインできるなら、4milでデザインする必要はありません

  5. 穴数_

基板は精巧なNCドリルにより穴あけされますが、この機器はかなり高価なので、時間単価も高いです。よって、穴数が少なければ、時間単価も下がり、安く済みます

  6. ドリル径の種類_

穴あけで最も面倒なのがドリルの付け替えです通常、基板は60,000-80,000rpmという高速ドリルにより穴あけされますが、ドリルの付け替えを行うためには軸を止める必要があり、回転が停止するまで待たねばなりませんまた、ドリルラックに移動し、使用中のドリルを置き、次のドリルを持ち、基板の穴あけ箇所に戻り、軸が再び設定された回転数に達するまで待つ必要もあります1回のドリルの付け替えには、100〜200の穴あけができる時間を費やしますので、使用するドリル種類はできるだけ少なくしましょう問題がなければ、多少のドリル径の違いは共通にしてしまいましょう

  7. 基板材料_

基板を大量に製造する場合、多層基板をうまく利用することで、かなりの費用の節約が可能になりますFR-4(多層ガラスエポキシ)の優れた特性にもかかわらず、ほとんどの一般家電はまだ古いFR-2(片面紙フェノール基板)で製造されています

  8. 配線の幅、スペースの要件_

これは上記4項と深い関連があります例えば、もし十分に広い配線幅(20mil以上)ならば、乾式フィルム、感光、現像の替わりに、エッチング、レジスト、片面シルク印刷により基板を製造できます

  9. インピーダンス調整などの特別な設計要件_

これも製造効率に影響します

  設計共通のコツ:

PCB設計の手順:

・回路図の作成_

・回路の配線_

・デザインルールチェック(DRC)と最終処理_

  回路図の作成:

1.回路図の誤りや、部品名の重複などをチェック_

2.回路図のBOM(訳注:割り付け?)を標準ライブラリ内の部品との適合をチェック_

3.ライブラリにない部品を作成:

  ・シルク印刷の線_

シルク印刷の線がパッド部にかからないようにする_

シルク印刷の線幅がPCB製造メーカの製造条件に適合するようにする_

  ・穴_

両面基板の場合、めっきスルーホール加工により穴は0.1mm小さくなります_

部品の足と穴のスキ間には0.2〜0.4mmが必要です_

automatにより基板に部品を実装する場合、スキ間は上限に設定しましょう(訳注:オイラはautomatをよく知らん)_

スキ間が0.5mmを越えると、パッドにハンダが充填されなくなります(特に片面基板の場合)_

スキ間が0.3mm未満のPTH(メッキスルーホール)基板では、フラックスをガス化して逃がすことが困難なので、機械ハンダではパッドにハンダが充填されなくなります(程度は使用するフラックスによります)_

標準の穴径を使うようにしましょう。0.1mm違いで多くの径のドリルを使うと、余計に払うことになります(^-^;)_

  ・パッド_

片面基板を設計する際には、部品にかかる負荷を支えられるだけの大きめのパッドを使用しましょう_

片面基板で振動にさらされる場合、40〜50milのアニュラ・リング(訳注:部品穴周囲の円環状のランド部分)を推奨します_

densite(訳注:高密度?)な基板のICや部品には、楕円形か長方形の大き目のパッドを使いましょう_

パッドがベタ部にあるときはサーマルブリッジを使いましょう_

最小のアニュラ・リング(パッド穴)は「穴の径+2×PCB製造メーカの最小トラック幅」になります_

  回路の配線:

1.基板の外形、基板固定のためのネジ穴、部品高さが制限される領域のdocレイヤへの記載、重なり部品、組み立て部品などを配置します基板固定のためのネジ穴の周囲には十分な領域を確保しましょう

2.コネクタ、スイッチ、ボタン、表示器など、位置が決められている部品を配置しましょう

3.50mil、25mil、5milの標準グリッド間隔を利用しましょう

4.互いに多くの配線を持つ部品は近づけて配置し、グループ化しましょう

5.高速な信号は最短距離の配線で通しましょう

6.PTH(メッキスルーホール)部品のみの基板をデザインする場合はTOPビュー、SMT(表面実装)部品のみのデザインの場合はBOTTOMビューを活用しましょう

7.電源ラインがシンプルになるよう、各ICは格子状に配置しましょう

8.フィルタリングコンデンサは電源ピンの至近に配置しましょう(訳注:パスコン?)

9.部品を重ねるのはやめましょう

10.部品の配置角を0度か90度以外にするのは、余程の場合だけにしましょう

11.適切な配線幅を決めるための要因:

・流れる電流量、動作温度、銅の厚さなどの要因を考慮し、基板温度が130度を越えないようにしましょう

・基板密度: できるだけ基板上に太い配線幅を確保するよう心がけるのが良いデザイナです。それによりPCBの製造は簡単になり、製造コストも下がります

12.配線とパッド部との間隔について:

・高インピーダンス回路なら、よりスペースを確保すべき_

・高周波回路なら、よりスペースを確保すべき_

・無洗浄フラックスやペーストを利用するなら、よりスペースを確保すべき_

・基板を厳しい環境下で動かすなら、よりスペースを確保すべき_

・基板が湿気やほこりなどにさらされる場合(例えば自動車内)、コンフォーマルコーティングを利用すべき_

13.部品は基板の端から最低100milは離して配置しましょう(wave machineの指が部品に触れないように)_

14.配線(銅)の部分は、ケースとの短絡を防ぐ意味で、基板の端から最低60milは離しましょう_

15.自動配線を利用するにしろ、電源ラインは最初に配線しましょう(太目の線で)_

16.長い配線より、短いものから配線を始めましょう_

17.片面を横方向に配線、もう片面を縦方向に配線するのが、よい配線方法です_

18.重要な信号線は手動で配線しましょう_

19.アナログ信号とデジタル信号のGND配線は別にしましょう_

20.部品の下にビアを配置するのはやめましょう。洗浄後もフラックスが残り、問題を起こすことがあります_

21.全てのレイヤの端に、レイヤの向きを特定できるような文字列を配置しましょう。基板の左右を逆に製造してしまうことを防げます(特に片面基板や表面実装部品を搭載する基板の場合)_

22.ビアの多用は避けましょう_

23.酸溜まりの発生を予防しましょう(90度未満の配線角度で起こる)_

  デザインルールチェック(DRC)と最終処理:

1.まず、そのPCB製造メーカの製造限界条件でDRCチェックをかけてください最小間隔の指定を20%緩和することでチェックが通るなら、基板の弱点箇所を確認するため、再度DRCをかけましょうそのDRCチェックで問題箇所を絞り込んだら、修正しましょう。大量生産がより容易になります(安くもなりますし)

2.忘れずに、必要なレイヤすべての表示をONにしておくこと

3.作成したガーバファイルをガーバビューアでチェックすること(当サイトのDesign toolのページにフリーウェアが紹介されています)

  以上、design tipsの和訳でした。ちなみにコレ以外のtech infoやFAQページの和訳はKONさんのサイトを参照のコト。んじゃ。


2005-02-25(Fri) イイ訳しつつWeb上に訳文を

  さて、インターネットによりバイオレンスにグローバリゼーションがプログレスするトゥデイであるから、エンジニアならイングリッシュにナーバスしていてはノンノンである。バット、ミーがイングリッシュなテクニカルドキュメントがスムーズかつファストにリーディングできるかといえばノットであり、ポッシブルならジャパニーズでアンダスタンディングしたいのがホネストなマインドである(疲れるのでヤメ)。

  実際、ググって訳文を発見し、ありがたく読ませてもらうコトも多い。なので、オイラも昨日のように微力ながらも訳文を公開したりして、多少の貢献をしているつもりもある。しかしながらオイラの訳文を筆頭とし、ヘボい訳文に当たったりすると、どうしても「原文はどーなっとるんじゃ?」と思うこともママある話ではある。

  というか、むしろ原文を横に添えたいのは訳文に自信がないオイラの方なのである。しかしながら横に並べると、どーしてもかなりうっとおしい見た目になるのは避けられない。ハナから原文なんぞ読むつもりもない閲覧者も多いであろうから、その場合は100%無駄になる。んじゃ、どうするか……むむむ、平目板ッ!! ……もとい、閃いたッ!! バルーンヘルプを使えばイイのである。

  どうやら、IEもOperaもtitle要素(TITLEタグではない)に文字列を埋め込んでおくと、バルーンヘルプとして同じようにポップアップしてくれるようである。title要素は多くのタグに有効であるが、特にHTML的に表示や意味に影響が少ないタグとしてSPANタグあたりが妥当と思われる。そこに訳文を押し込んでしまえば、見たいヒトはマウスカーソルをそこに当てて1秒ほど待てば原文を読むことができる寸法だ。こんな感じに記述するのだ。

SVXはゴキゲンな車です<SPAN class='original' title="The SVX is a wonderful car.">。</SPAN>

  そうするとこうなる→「SVXはゴキゲンな車です

  読点である「」にマウスカーソルを位置して1秒ほど待つと「The SVX is a wonderful car.」がポップアップするハズだ。これなら、訳文だけを読む場合はまったく気にすることなく、引っかかる表現の原文を確認したい場合も簡単である。なかなかグレートな解法ではないだろうか。

  ちなみに今回は「」にだけSPANタグを作用させたが、コレはこのページのblogシステムであるtdiaryの都合でやっているだけなので、文章全体に作用させても問題はない。せっかくなので、昨日の訳文に全て適用してみた。興味のある人は試してみて欲しい。

  ちなみに今に始まったことではないが、このSVX日記は「日記」という名のもとに「技術資料」的な側面も持たせているつもりなので、ゲリラ的にサカノボリ更新を行ったりしている。気がつくと、過去の「かきかけ」や「とりあえず」やカラッポだった日記などが更新されていることがある。毎日チェックしている奇特な人も、過去の日記を読み返すと読んでいない文章を発見するかもしれないが、ま、ひとつ、そーゆーコトで。


2005-02-26(Sat) 調光器キット製作開始

  突然ではあるが、かなり以前に秋月で「トライアック万能調光器キット(35A)」を購入してあったのを思い出した。あの直後に、もう少し容量の大きい40Aタイプが、よりかさばらないパッケージのトライアック使用で、35Aタイプより\200安く出たので、ちょっと落ち込んでいたのだ。そもそもオイラの用途では20Aタイプで十分だったんだけどな……。久々に、よく考えないで買って失敗したのであった。

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  んが、んなことでヘコんでいても仕方ない。OLIMEXに製作を発注したFT232BMの変換基板が届くのはまだ先だし、今日はまとまった時間があるので、おもむろにキットの製作に入るのである。しかしここで「おぃおぃ、他にも放置中のプロジェクトがあるじゃねぇか」というツッコミはなしでお願いしたい。日記スタイルだとゴマかし効かねくてイケねぇや……とほほ。

  電子工作キットの製作の場合、なにしろ重要なのがパッケージングである。電子工作というと、イキナリハンダ付けから始まると思われがちであるが、部品を載せてしまうと極端に基板のハンドリングが悪くなる。ハヤる気持ちをぐっと抑え、まずはパッケージングから始めるのである。だいたい、キットの場合は大概プリント基板上に製作するコトになっており、完成する大きさが決まっている。しかし、回路設計から行う場合には、パッケージングにあわせて回路デザインをすることもあるくらいだ。シツコイがパッケージングは重要である。

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  で、手持ちのプラケースを物色してみる……大きさが足りない。プリント基板のサイズとピッタリ同じではどうしようもない。今回のキットの場合、AC100Vが流れる配線があるため、ムキ出しは絶対にマズい。オマケにトライアックは放熱が必要だ。できれば金属のケースを使い、ヒートシンクを兼用したい……これは……サンマのカバ焼の缶詰だ。サイズ的にはなかなかヨイが、ちょっと高さが足りない。缶のフタを剥がすと元に戻らないのも調子が悪い。オモシロそうな見た目にはなるだろうが、残念ながらダメである。

  そこで発見したのが、ウィスキー的には選択を誤ったMcCLELLAND'S-ISLAYの瓶の外箱。そこそこ高級なスコッチは遮光のためか、こういう紙のケースに入っているのだが、これがなかなかシッカリした箱なのである。今まで上下1/3辺りでブッた切ってペン立て等に利用したりもしていたが、こいつをケースにしてはどうだろう? 上下は金属でできているから放熱にもバッチリだし、上のフタはかなりキッチリと閉まるのだ。高さは自在に調節できるしうってつけではないか。

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  早速、高さを決めてカッターでブッた切る。どうしてもサイズ的にプリント基板が入らないので、キット添付のプリント基板を使うことを惜しげもなくあきらめた。替わりにユニバーサル基板を少し折り去って円筒内に収まるようにする。基板の片側に固定用のネジ穴を空けなおし、ケースの下側に基板固定用の穴を空ける。上側のフタにはトライアックとボリュームをマウントするための穴を空ける。どうよ!! コレ!!

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  とか作業していたら、イキナリ「ガチャーン」という音が。カミさんがテレビの上の置時計時計をスッ飛ばしていた。100円ショップで買ったアイテムだけに、1mソコソコの高さから落ちただけで針がバラバラだ。オイラは一瞬で直すのをあきらめて、部品サルベージモードに移行。32.768kHzの水晶とブザーをゲット。こいつもそのうちケースとして利用できるかもしれん。プラのギア類を全部捨てガワだけ元に戻してジャンク箱へ。

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  もう遅いので、ハンダ付けは明日にしよう。とりあえずユニバーサル基板の部品配置を考える。先日に高機能なPCB-CAD「EAGLE」を使えるようにはなったが、ユニバーサル基板の配線設計にはBschのほうが便利な気がする。チョイチョイと最適化して完了。明日はハンダ付けだ!! ジュワッチ!!


2005-02-27(Sun) 不法駐車にギューしつつ、調光器を焦がす

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  昼過ぎからカミさんとお出かけ。近くの道の駅でコーヒーのんで、スーパーで買い物して、灯油を買って帰る……と、見慣れない車が駐車場に駐まっている……って、ソコはウチが契約しているスペースなんですけど。

  実は過去に「不法駐車にギュー」というタイトルで日記を書こうとしつつ、そのまま放ってあった。というのも、あんまり頭にきたので、ドギツいコトを書き殴りそうだったのであえて放置することにしたのだ。これほど頭にくることはないぞ。なにが悲しくて自分が借りている場所に勝手に車を駐められ、オイラが駐められなくならねばならんのか。

  オイラが借りている場所は、買い物に便利な場所で、割合と駅からも近い。平日はココまで車で来て、そこから電車に乗り換えて出勤するというユーザもいるコトだろう。だから休日は使わないだろうという想定の元に駐めたのかもしれない。しかし、今回は二度目だ。一度目の車とは違うが、オイラの怒りも二倍なのである。

  本当ならガラスをブチ割ったり、タイヤをパンクさせたりしたいほどなのだが、この場合に問題になるのが報復である。オイラにしてみれば、相手はドコの誰だかわからず、相手にしてみれば、オイラはココに車を駐めているヒトである。過激な方法で攻撃すれば、それ以上に過激な方法で報復され、相手の特定もできないまま、損をするコトは目に見えている。

  前回も相当に頭に来たので、その辺の一般的対策をネットで検索してみたトコロ、事例が出るわ出るわ。意外に人の駐車場に勝手に車を駐める無作法な人間は多いらしい。しかしながら、警察にナンバーを通報しても、民事不介入というヤツか、レッカーどころか、車の持ち主さえ教えてくれないらしい。前のナンバープレートをカタに損害賠償をブン取ったツワモノの事例もあったが、逆に、車の前を車で塞いで出られなくしたら、逆ギレされて暴力沙汰になりかけたという事例もあった。結局、これはというアイデアは見つからなかった。

  結局、その場で待っていてもトラブルになるだけなので、ホームセンタにトラコーンを購入しに行くコトにした。今後、出かけるときに自分のスペースにそれを置いていくようにすれば、ワザワザ車から出てどかすのも面倒なので駐めなくなるだろうという、非常に消極的な対抗手段である。気持ち的にはモノスゴイまどろっこしさで全身の毛穴から鼻血が吹き出そうなホドだが、どーしよーもないのである。

  ホームセンタに行くと、2種類のトラコーンが置いてあった。無地のモノと「駐車禁止」の表示のあるモノ。無地が\300ソコソコなのに対し、「駐車禁止」の表示のあるモノは\838と高い。どっちにしろ、風で飛ばないようにする\247のオモリも必要だ。ホントは無地のモノでよかったのだが、あまりにキレイだとコレ自体が盗まれる危険もあるため、日に焼けまくっているキタナイ「駐車禁止」の表示のあるモノに決めた。併せて\1,085だ。腹が立って心中は穏やかではなかったが、レジの娘の「すみません、ちょっと拭きましょうか?」という気遣いが、せめてもの救いであった。キタナイのが欲しかったので遠慮したけども。

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  帰る頃には車がないことを期待したが、周囲が暗くなる時刻にも関わらず、まだ駐まっている。いったいどういう了見なのかしらんが、もう時間を潰す用件もない。ナンバーを控えて不動産屋に通報である。不動産屋から「警告の紙」をもらって車のワイパーに挟み、とりあえずSVXをなんとかする。

  というわけで、上記の車の持ち主にヒトコトいっておく。あなたは車を駐めるお金にさえ困っているのかもしれないが、人の借りている場所に無断で車を駐めるのはヤメていただきたい。オイラとカミさんの人件費はそんなに安くはないのである。それにトラコーン代、SVXの運行費、無断駐車の駐車料金を合計すると軽く1万円を越える。お金に困っている人に請求するのも気の毒なので、今回だけは恵んでさしあげるが、今後はちゃんと更正していただきたい。

  結局、当面は「トラコーンを置く」というかなり面倒な対策案を施すコトにしたが、他にも思いついた案として「鍵付きのゴツいクサリを駐車場の近くに目立つように置いておく」というテも思いついた。駐めたらそれをタイヤに巻かれるかもしれないとイメージさせるのである。なにしろ駐められてしまったら、対応手段は限られている。どうにかして駐められないようにするのがポイントであろう。

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  さて、スカッと気分を変え、昨日の工作の続きである。ケースの加工は完了しているので、あとは少ない部品をハンダ付けするだけである。AC100Vを利用するため、取り回しの悪い太いコードにテコずったが、なんとか完成である。テスターでチョイチョイと配線を確認し、いざコンセントにジャックインッ!!

  む。問題ない。次は実際に調光器として使ってみよう。40Wの白熱電球タイプの電気スタンドのプラグを抜き、間に調光器をカマせて、ボリュームをクリクリする……あれ? 妙に調光がシビアだ。消えた状態からボリュームをかなり回しても点灯せず、一気に50%程度の輝度に上昇、ボリューム100%までそのままの輝度が続く。なんじゃこりゃ。動作自体はしているが、これじゃ使い物にならん。

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  おかしーなー。もう一度、回路を確認しようとフタを開けると……そこはかとなくコゲ臭い……いやッ!! 思いっきりコゲ臭いッ!! よく見るとヒューズがコゲている。ヒューズが飛んだのか? イヤ、ちがうな。ヒューズじゃねーんだよ、コレッ!!

  以前の日記で、ノートPCの電源修理を試みた際に購入した、抵抗型ヒューズにソックリだったので、ヒューズだとばかり思っていたが、コレはどうやら抵抗器だったらしい。あちゃー。茶黒茶金って……100Ωか。AC100Vで40W電球を点灯させたということは……40W÷100V=0.4A, 100V÷0.4A=250Ω, 100V÷(250Ω+100Ω)=0.29A, 100V÷(250Ω+100Ω)×100Ω=29V, 29V×0.29A=8.4W, 100V÷(250Ω+100Ω)×250Ω=71V, 71V×0.29A=21W……1/2Wの抵抗器に8.4Wが作用し、電球に20Wしか作用しなかったと考えると、コゲ臭さと半分の輝度という結果には納得である……とほほほほ。

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  上記のノートPCの電源修理の際にイキナリすっ飛ばしたヒューズを再度確認してみた。やっぱり色はヒューズとソックリだ。ヒューズの耐圧は250Vで、赤黒金が2A、橙黒金で3Aだったから……無理に茶黒茶金を解釈すると……10A……かな? むぅ。この期に及んで考え直しても、間違っても不思議はない状況である。

  こういうトラブルも面白さのウチだし、実際にコゲ臭さを楽しめたので、決して文句をいうつもりはないのだが、いったいどーゆーつもりで秋月はこの抵抗器を封入しているのだろう? 説明書を読み返しても、なーんにも記載がない。回路図にオプション扱いで記載されている、サージ電流を吸収するスナバ回路に使おうと思えば使えるのかもしれんが、その回路は60〜180Ωの抵抗と耐圧250Vのコンデンサ2個で組まれているのだ。やっぱり、100Ωの抵抗だけを封入されるのは不可思議である。

  さて、今日は遅いので修正は明日。ま、コゲ臭さも風流なり。なははは〜ん。


2005-02-28(Mon) PC上の電卓について考える

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  なんと、ヤフーニュースのコンピュータカテゴリに、電卓アプリが取り上げられているではないか。なんでもタスクバーに電卓の表示部が出現するというアプリらしい。うぅ、強烈な違和感。別にこのアプリに文句があるワケではないが、オイラがずっと前から忘れていた、カユい部分をちょっと突かれた気分なのである。ホメてるワケじゃないぞ。なんともなかった部分を一気にカユくされてしまった気分なのだ。うぉ、なんだか腹が立ってきた。

  突然だが、PCの前に電卓があるヒト手を挙げて。ヒィフゥミィ……たくさん、ハイ結構。ハッキリ言って、これはたいへんにオカシイ状況である。だって、PCは電卓の親玉なのだ(Intel系に限らず)。PC的にはボケェ〜っとしている状況でさえ、一般的な電卓からしたら想像もつかないほどのモノスゴイ量の計算をしているのだ。電卓程度の計算は、PCにやらせるのがスジというモノであろう。

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  名機X68000の誕生から、ちょうど18年が経とうとしている今日この頃であるが、このX68000というパソコンにはOSレベルで「隣り合うOPT.1キーとOPT.2キーの同時押しによりポップアップする電卓」が装備されていた。DOS画面では「マウスの右クリックによりソフトウェアキーボードまで出てくる」のである。むぅ。文明開化のこの世にあっても、なお鮮烈な印象を与える機能ではないか。ちなみに電卓の数字のフォントは「7SEGタイプ」と「標準タイプ」から選択できた。さすが「電卓のシャープ」。憎いばかりの遊び心である。

  そして文明開化のこの世のあっても、Windowsの電卓はVBのサンプルアプリレベルのデキにとどまり、引き出し(=スタートメニュー)の奥にしまいこまれ、大衆はUSB経由でPCにつながるリアル電卓を買い求め、ショッピングセンタの駐車場でSVXはミニバンの陰にすっぽり隠れ、オイラは果てしなく愛車を探し回るのである……ったく、なんて時代だ!!

  んじゃ、どうすりゃいいのか。そりゃ、まずは「ポップアップ・アゲイン」である。電卓はリアルデスクトップ(=机の上)にも常備すべきアイテムである。ポップアップするするために専用ホットキーを設ける価値は十分にあるだろう。例えば、左Altキー+Shiftキーが「押されている間だけ電卓がポップアップ」するのだ。さらにノートPCによくあるNumキーの動作も併用してしまおう。電卓ダイアログのポップアップ中、メインキーの7,8,9の以下はテンキーエリアに変貌するのである。ここでのポイントは「押されている間だけ電卓がポップアップ」である。これで電卓を「しまう」という動作を省略できる。電卓を両手で叩く人はいないであろうから、それで必要十分なのである。

  さらに小技を繰り出すぞ。電卓ダイアログのポップアップ中にスペースキーを押すとカーソル位置に計算結果が入力されるのである。オマケに左Altキー+Shiftキーを離すと自動的にポップアップ電卓は消滅するのだが、その際に左Altキーを先に離すとクリップボードに計算結果がコピーされるのである。Shiftキーを先に離すとなにもなし。当然ながら、このヘンはユーザが動作をコンフィグできるようにしておくべきであろう。

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  ついでに必要なくなったNumキーには新たなる使命を与えよう。なんとNumキーを押すとソフトウェアキーボードがポップアップする……と、見せかけて「バーチャルポケコン」がポップアップするのであるッ!! このバーチャルポケコンはシャープのポケコンPC-1350相当の機能を持っており、24文字x4行の表示エリアで簡単なプログラミングまでできてしまうのである。当然ながら関数計算もOKで、イニシエのプログラムポシェットのゲームまで動くホドの互換ぶりだ。なお、フリー版はPC-1350固定であるが、別途シェアウェアのアドインを購入することで最新のポケコンPC-G850Vにも変更できるようにしてしまう。PC内のポケコンでPICプログラミングとは風流よのぉ……。

  まぁ、そういう非現実的な実装は冗談としても、Ruby好きなオイラとしてはirb(interactive ruby)の端末がピョコっとポップアップするあたりが現実的ではないかと思う。classが定義できて、自動保存されるようにしておけば、懐かしの「DEF-A」みたいな使い心地も実現できるぞ。

  ちょっと後半は飛躍してしまったが、ポップアップ電卓は実現しようと思えば簡単に作れそうなアプリではある。こんな素晴らしいアイデアであるから、オイラ自ら作りたい気持ちはヤマヤマではあるが、誰かが作ってくれるのを止めはしない、止めはしない、止めはしない。ちなみにこの時点で「広知のアイデア」であるから、ソフトウェア特許は取れないので誤解のないようにね。特にソコの松下クン。