SVX日記
2023-02-23(Thu) 九四ドライブ5日目
ちなみに、昨日からカミさんが合流しているが、決して余裕はないものの、ふたり分の荷物はロードスターのトランク内になんとか納まっている。4日分の着替え、洗面道具、ノートPC関連、カメラ、ジョギングシューズ、ソフトクーラーボックスなど。ソフトクーラーボックスは小さめのものだが、宿にいる間は冷凍庫/冷蔵庫に移すことで、冷えた状態を保ちつつ移動できている。
8時過ぎに出発。軍艦好き、近代史好きにとって佐世保と言えば戦艦武蔵である。吉村昭の小説によれば、港はすり鉢状の地形の中心にあり、周辺のどこからでも見下ろせてしまうので、秘匿のために大量のシュロの葉でドックを覆ったらしい。ドックは今も現役なので、自分も近くの山の上から見下ろしてみようと、当たりをつけた山に登ってみた。結果、鵜渡越展望所というところからでは港すら見えずで、もうひとつ奥の弓張岳展望台まで行ったら、港は見えたものの武蔵のドックは見えず、という感じだった。まぁ、そんなもんか。
そして、生月サンセットウェイでその先に。ほとんど交通量がなく景色の良い快走路。ほどなくして北端の大バエ灯台に到着。大「バエ」って何かと思ったら突き出した地形、つまりは岬という意味らしい。最近の人だとインスタバエと誤解しそうだ。今回のドライブは基本、海っぺりを走るポリシなので、多くの岬を訪れたが、そういう意味ではこれが最初に訪ねた岬ということになるな。
ひととおり散策したら、今度は島の東側の道を通って戻る。平戸島は隠れキリシタンの潜伏場所だったので教会が多い、と聞く割には、道路上からは見かけなかったので、カーナビの観光地検索でヒットした平戸ザビエル記念教会というのに行ってみる。なかなかに立派な教会で、中に入ることができた。
さて、今日はハウステンボスで少し遊ぶ予定もあるので、サッサと次へ向かう。基本、帰り道は可能な限り違う道というポリシなので、北松やまびこロードという道で南下する。これがまた、いい感じの道なのだが、こういう道は往々にして途中で切れていたり、案内が中途半端だったりするのだ。結局、途中から予定したルートを外れてしまい、市街地に戻ってしまった。まぁ、ハウステンボスには、無難に到着したけれど。
ちょっとイイホテルにチェックインして、ハウステンボス内の散策に向かう。あまりテーマパークに興味がある方ではないのだが、まぁ、退屈はしない。VRコースターは待たされた割にしょうもなかった。晩飯はペッパーランチで安く済ませてホテルに戻る。
ちょっとイイホテルなので設備はさすが。ちょっとイイコーヒーが飲めるネスプレッソも置いてある。一服してから、入浴のためハウステンボス温泉に向かったが、こっちはちょっとイイホテルとは関係なく、ひどい混雑でイモ洗い状態。行くんじゃなかった。