SVX日記

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2006-04-05(Wed) ミラクルも捕獲してしまう

  先日、WBEL4をcoLinux環境に捕獲してからというもの、大変に快適に過ごしている。で、調子に乗ってMiracleLinux4もcoLinux化してしまうのである……と、いっても、実は先日のWBEL4とまったく同じ手順で出来てしまうのであった。ls /etc/*releaseすると一目瞭然だが、MiracleLinuxのベースはRHELなのである。なぁんだぁ。

  まぁ、MiracleLinuxはクローンディストリビューションもないし、基本的に箱売り商売のOSであるから、これを見て「ほんじゃひとつMiracleを入れてみようかね」などという人はほとんどいないと思う。よって本件は、あまり有益な情報ではないといえよう。

  画像の説明

  それだけだとネタとしてあまりにサミしいので、参考に我がモバイルPCの中のネットワーク図を出してみたりする。

suzaku(192.168.2.5)--+ [TAP:coLinux20]
[未]                 +--suzaku20(192.168.5.2)-----wbel2-co0(192.168.5.1)----+
                     | [TAP:coLinux21]                                      |--wbel2-co
[未]                 +--suzaku21(192.168.5.34)----wbel2-co1(192.168.5.33)---+
                     |
                     | [TAP:coLinux30]
                     +--suzaku30(192.168.5.66)----wbel3-co0(192.168.5.65)---+
                     | [TAP:coLinux31]                                      |--wbel3-co
[未]                 +--suzaku31(192.168.5.98)----wbel3-co1(192.168.5.97)---+
                     |
                     | [TAP:coLinux40]
                     +--suzaku40(192.168.5.130)---wbel4-co0(192.168.5.129)--+
                     | [TAP:coLinux41]                                      |--wbel4-co
[未]                 +--suzaku41(192.168.5.162)---wbel4-co1(192.168.5.161)--+
                     |
                     | [TAP:coLinux50]
                     +--suzaku50(192.168.5.194)---ml4-co0(192.168.5.193)----+
                     | [TAP:coLinux51]                                      |--ml4-co
[未]                 +--suzaku51(192.168.5.226)---ml4-co1(192.168.5.225)----+

  リザーブ部分として未実装の部分は多いが、本気でやろうと思えば実際にここまでゴッツいネットワークがノートPC1台の中に構築できてしまうというのは、ちょっと笑える事態であるといえよう。

  で、実際にメモリが十分にあれば、現状でもWindowsXP, WBEL3, WBEL4, Miracle4の、4つのOSが同時に動いてしまうわけだが、そうなると困るのが端末画面。オイラは端末にはTERATERMを愛用しているのだが、狭い画面に軽く5〜8個の端末がひしめき合う状況に陥り、どの端末が何につながっているのか混乱の極致になってしまうのである。一応、プロンプトにホスト名を出すようにはしてあるが、それだけだと、コレでもないソレでもないと、ウィンドウをバタバタと切り替えまくらねばならない。

  そこで、TERATERMのタイトルバーにホスト名が表示されるようにしてみよう。ただし、オイラは常に一旦cygwinにログインしてから、用のあるサーバにsshログインするので、設定ファイル等によりタイトルバーの表示を固定設定する方法は使えない。sshでログインしたタイミングでタイトルバーが書き換わる必要がある。

  そんなことできるのか!? ……と、思ったのだが、意外と簡単にできるようである。プロンプトに特定のエスケープシーケンスを書いておくと、TARATERM側が解釈してタイトルバーを更新してくれるのである。早い話が、以下のように設定すればいい。

PS1='\[\033[1;1m\]\n<\u> \d - \t\n\H:$PWD \$\[\033[0m\] \e]2;$HOSTNAME:$PWD\a'

  コレはオイラの愛用のプロンプトであるが、今回のキモは後ろの「\e]2」以降の部分である。原理はよくわからんのだが、なにしろコレでタイトルバーがコロコロと変わってくれるので、目的の端末を見つけやすくなって大変重宝している。

  そういえば、以前は端末のイメージカラーをサイクリックに変えられるようにマクロを駆使していたなぁ……今はプラズマディスプレイ風にしているが、グリーンディスプレイ風とか、青系とか……なんだかムラムラとまたやりたくなってきた……それについてはまた後日。では。