SVX日記

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2004-07-05(Mon) ソフト系設定あれこれ

  今日は、作業開始が遅くなったので、騒音を出すドリル作業ができず、ハード系の作業は頓挫。代わりにソフト系の作業を行うことにした。

  まず、車内でPCを操作するために購入したKeiboardのセッティングを行うことにする。なぜKeiboardにセッティングが必要? と、聞かれれば、それは操作効率を上げるためである。車内で操作するときに、ウィンドウのドラッグやアイコンのクリックは極力したくないので、自分の好みのキーコンフィギュレーションにするのである。コンフィギュレーションに使うのは窓使いの憂鬱。ありとあらゆるキーを高度に設定可能で、キーの入れ替え、キーのマクロ化など、アクティブウィンドウごとに別の動作をさせることも可能なグレートツールである。

  画像の説明

  早速、おいらのメインマシンにKeiboardを接続、とりあえずナビに使用予定のProAtlasW2を立ち上げる。設定作業は、窓使いの憂鬱側では調査ダイアログを立ち上げ、ProAtlasW2のウィンドウID、Keiboardが発するキーのスキャンコードを調べ、操作したいキーに割り付けるわけである。ところがー!! うまく割り付けられない。この窓使い憂鬱というツール、使い方もかなり難しいので、以前に設定した時の作業を思い出しつつ、ボチボチと試すのだが全くダメ。というか、Keiboardってスキャンコードを出してねーじゃねーか!!

  窓使いの憂鬱というツールは、主にスキャンコードを仮想キーに置き換えることで動作している(たぶん)。なので、最初から仮想キーが入力されてしまうような場合、置き換えができないことになるのだ。そーか、Keiboardはキーボードのように見えて、実はキーをエミュレートしているのではなく、USBドライバから直接イベントを発生させているわけか……。むー、だめじゃん。

  いずれにせよKeiboardにはポインティングデバイスもあるし、フルスペックのキーボードとほぼ同じことができるので、使わないことにはならないだろうが、おいらの用途にはUSBの安いテンキーのがよかったかもしれん。残念。

  Keiboardが(ダメ側に)一段落したので、次は手持ちのProAtlasW2をナビに利用する方法を考える。とりあえず、このソフトをナビに使う場合に問題になるのが、スクロール中心の現在地ロック/アンロック、がわざわざダイアログを開かねばできない点だ。フツーのナビだと現在地ボタンでロック、方向ボタンで即座にアンロックが当然のごとく行われるのである。ここで、窓使いの憂鬱の出番である。キーマクロを利用し、ダイアログを開き、チェックボックスを反転、ダイアログを閉じるという作業をワンキーで行えるようにする設定を作った。ついでに、拡大/広域と、スクロールの設定。スクロール幅は1キーで3キー分動くようにする。あと、ナイトモードも必要だな。夜は黒バックでないと目にツラい。これもProAtlasW2に最初から備わっている機能を1キーで呼び出せるようにするだけだ。

  経路表示も試してみよう。といっても、自動経路検索まで高度なものはおいらには不要である。遠出するときは家で地図上に線を引いて保存しておき、それを車から簡単に呼び出せる程度で十分。試してみたらこれも簡単にできた。無線LANが駐車場まで届けば、出かける前にファイルを拾い上げれば、地図上に行程が表示されるという寸法である。無線LANが駐車場まで届かなければ、家の前に移動して拾うことになろうが、それも楽しい儀式をなりそうである。よしよし。

  画像の説明

  最後に、HDDジュークボックスの構築方法を考えることにした。まずは一番安直にwinampというメディアプレイヤーを利用する方法だ。とりあえず使ってみたけが、どーも生理的にダメ。ちっこいウィンドウをゴチャゴチャいじるのは性に合わん。大容量のHDDなのだから、ドーンとアルバムのジャケット写真が表示されるようなのがよいのじゃ。こりゃ自作に決定である。

  自作の言語は、以前にちょっとカジったRuby/tkが有望。cygwinから使えばお手軽だし。ただ、Ruby/tkから直接mp3を再生することはできないので、WinAPIを呼んで与えられたファイルをただ再生するだけの小さいコマンドが必要だ。Webを調べたら、なにやらmciSendStringとかそんなAPIを呼べばよいらしい。これはそのうち作ることにしよう。