SVX日記

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2005-01-11(Tue) LCDパネルをスーパーブラッシュアップ

  実は昨日、高速を御殿場ICで下りてアウトレットに向かう際、妙な看板に惑わされて自分の位置をロストしてしまった。しかし、こんな時のための車載PCナビである。自作の不恰好なディスプレイを取り出してコンソールにセット、無事アウトレットに到着することができた。

  しかしながらその後、映りの悪かったディスプレイが沈黙してしまった。以前から調子が悪くダマシダマシ使っていたので、ある程度は予測していたのだが、これから下道を使いつつ渋滞を避けようという時に故障とは、なんともタイミングが悪いではないか。

  画像の説明

  で、さっそく修理するのである。しかしながらこの調子の悪さというのが非常に微妙で、フツーのビデオ信号(よくテストに使うNamco TV Classics - Ms. Pac Manがフツーかどうかは?だが)は問題なく映るくせに、EDENマザーのビデオ信号だとうまく映らないのである。信号の質が違うのであろうか? 垂直同期がうまくとれないような症状なのである。なんにせよ、アナログ的な問題であろうと踏んで、内部で宙ブラリンな配線をできるだけ短距離、配線の位置も固定してやることにした。

  作業性の問題もあり、いったん基板をケースから取り外す。ついでなので基板を固定している6本の鍋ネジを皿ネジに交換してやることにする。いつものように素手で太目のドリルを穴に当てグリグリして皿ネジのネジ穴を加工してやる。これでデッパリがブツブツと気持ち悪かったケースの裏面は、完全にフラットになった。ネジが6本だけにコレがホントのフラット6。ふぅ。

  手間取ったのはRCAジャックの取り外しで、ジャックがクルクル回って抜けないように瞬間接着剤で固めていたものだから、外れないこと外れないこと。結局ナットがどうにも抜けなくなり、ニッパーとラジオペンチで完膚なきまでに破壊することになってしまった。それを踏まえて新しく交換したジャックはホットボンドで固定。もう取り外すことはないとは思うが、ホットボンドならちょっと暖めて引き剥がせば剥がれるしね。

  実際にSVX上で動作確認はしていないが、今度は大丈夫であろうと作業終了。しかし皿ネジ加工やホットボンドなどコレを製作した当時は持っていなかった技術やアイテムであったが、うまく使えばよりよい加工ができるものであると実感した。実はこのLCDパネルキット、例の法則に則ってもうひとつ予備に買ってあるのだが、あと半年くらいしたら今回の加工の反省点を踏まえて完璧に製作したいと思っている。楽しみ、楽しみ、あぁこりゃこりゃ。