SVX日記
2022-07-12(Tue) 政治と選挙とBASTARD!!と最終話
自分は、基本的に選挙に行かない派だ。実際、アラフィフだが、わずか2,3回しか行ったことがない。選挙に行かないというと、すぐに非国民扱いされるが、最近ちゃんとした理由を心に確立しているので、寸分も気にならない。
まず「候補についてよく知らない」だが、実際、知らない人だ。そして、知ることも難しい。せめて、競馬新聞のように半面程度で、候補の「過去の具体的な成果」「具体的な公約」を横並びしたものを配ったらいいのに。選挙ポスター1枚程度の面積があれば収まる。むしろ、顔を貼り出していることに何の意味があるのか聞きたい。
次「たかが1票なんかよりやれることはある」だが、それはズバリ、人の心を動かすような文章の発表だ。ツイッターあたりで、ひとつバズれば、世論が動くといっても過言じゃないだろう。実際、ひろゆきは世論を動かしまくっていると思う。自分も、自分の得意な分野で人の心を動かせるような提言ができるならば、いつでもそれをやるつもりだ。
しかし、そんな自分だが、今回は選挙に行ったのである。なぜなら、上記の3つの条件に沿わない状況が発生したからだ。それは、赤松健氏だ。正直、彼の代表作「ラブひな」はよく知らなかったが「Jコミ/絶版マンガ図書館/マンガ図書館Z」を知り、訪れ、メルマガを購読していて、彼をよく知り、その考え、活動に共感していたからだ。つまり「候補についてよく知らない」どころか、詳しく知っている人物だからだ。
とはいえ「たかが1票なんかよりやれることはある」には変わりないし、彼は自分が投票しなくてもブッチギリ当選すると思っている。しかし、少しでも彼の存在感を増すために、この1票を上乗せしなくては、と思ったからだ。
結果、当選どころか、53万票だそうだ。これは、過去3回連続で党内トップ当選している次点の候補より11万票も上回っているとのこと。これだけ集めれば、党内でも相当の存在感を示せるのではないか。わずかながら、それに貢献できたことが嬉しい。要するに、ちゃんとした理由があるならば、自分だって投票に行くってことさ。
その不満は、単に自動車税やガソリン税が高いという個人的な都合には留まらない。過剰に電気自動車推進をするのでなく、世界の中で日本の車が存在感を示し続けられるよう、トヨタやマツダをもっと支援するべきだということだ。トヨタの車は1ミリも好きじゃないが、日本の屋台骨であることには敬意を払っている。
つうか、トヨタくらいの規模になれば、いくらでもお抱え政治家を送り込めそうなものだが、そんなことはないのか。ある意味クルマバカすぎて、そこまで気が回らないのか。池田直渡氏みたいなご意見番が立候補するならば、ゼヒまた投票に行きたいのだけどね。