SVX日記
2021-12-30(Thu) 2021年の終わりに
ヴォーカルも、体作りも、今年の頭以前から始めているので、新しい取り組みではない。この歳になると、積極的に新しい取り組みをしていかなければ、とは思う。とはいえ、それらがしっかりと充実して継続できたのはよかったな。
ヴォーカルは、5月頃から、風呂で10分の喉の筋トレを始めたことが、すごく上達に効いた気がしている。キーを無理に上げて歌うより、ひとつひとつの音をキレイに出す方向に舵を切ったので、明確にいくつキーが上がった、とは言えないが、間違いなく前よりラクに出るようになっていて、表現力も上がった実感がある。
時々、特に悪気はないかもしれないが「〇〇の歌声って素敵すぎる、叶うならその声が欲しい」というコメントを目にするが、苦笑いである。その歌手は「喉の筋肉を鍛え上げて、苦労の末にその声を手に入れた」のである。天性の部分もゼロではないだろうが、単に運良く持って生まれたような言い方は、その歌手の取り組みに対して失礼である、ということを認識すべき。オマエはイチローに「振り子打法がスゴすぎる、叶うならその技が欲しい」というのかと。
そして、歌声において、音の高低なんてイチ要素にすぎないということ。音の高さが同じでも出し方は多種多様なのである。ミックスボイスで高い声が出ても、それはミックスボイスで高い声が出せるというだけに過ぎない。地声でも、裏声でも、シャウトでも、その高さが出せるようになるべきである。
この間「〇〇は、奇をてらって無理して声を出している感じ。そのうち喉を痛める」というコメントを目にしたが、これも苦笑いである。シャウトに対してのコメントなのだろうが、徐々に訓練していけば、音程ばかりか、清音に混ぜるシャウト成分も自在に調整できるし、ガラガラせずに、すぐ次の音を清音に戻せるのだ。一般人がシャウトのマネゴトをして、音程も付けられず、一発で喉をガラガラにしてるのと一緒にしてくれるなと言いたい。オマエはイチローに「無理して速く送球している感じ。そのうち肩を痛める」というのかと。
一方で、体作りも、だいぶカッコいい体になってきて、気分が落ち着いてきた感がある。現在は、7月の3回目の減量期の終了から、増量を経て、4回目の減量期の終了直前といったところ。