SVX日記
2021-12-29(Wed) トルクレンチを試す、タワーバーを外してみる、uWSGIを動かす
実は、アレコレの工具と一緒に、トルクレンチも購入していたのであった。ロードスターのホイール・ナット締付けトルクである108〜147(Nm)を上限に、できるだけ下の方までと欲張ったら上記の製品になった。どうやら自転車用のようであるが。
トルクレンチという存在はだいぶ前から知っていたが、使ったことがなく、使ってみたかったので買ってみた。21mmソケットも手に入ったので、イザ、既に固く締まっているホイールナットに掛けて40Nmで締めてみよう……と、思ったら、トルクレンチのハンドルがホイールの凸凹に干渉してしまう。ソケットのエクステンションって、意外と必要なんだな。ソケットレンチセットを買っておいてよかった。では、改めて。
「コキンッ」。なるほど、こういう感触なのか。わかりやすい。70Nmでも締めてみる。「コキンッ」。70Nmでも、そう大きな力じゃないんだな。説明書に「下限付近だとクリック感が小さい」と、あったので、7Nmでも試してみるが、十分なクリック感である。へー。そのうち、バネ秤でも手配して、簡易に校正でもしてみたいもんである。
ソケットのエクステンションなしだと周囲に当たりがち、とか、ナットを落としたらすごく面倒そう、とか、整備書はクリアファイルに入れておくといい、とか、クリアファイルに付箋を貼っておくとメモできていい、とか、部品の向きを保持するならラベルを貼るといい、とか、ラベルには養生テープと油性ペンがいい、とか、である。
と、ここで大きく話が替わるが、もしかしたら、仕事でNGINXとPythonを組み合わせて使うかもしれない、という流れがあるので、ちょっとお試ししてみることにした。基本、ApacheとRuby派なので、どっちもアウェーである。
まぁ、しかし、勝手がわからない。NGINXとPythonを組み合わせるということは、NGINXとuWSGIとPythonとFlaskを組み合わせるということと同義だ。特にuWSGIがわからない。自分は、できるだけFedoraのオフィシャルパッケージを使いたいし、それを意図されたとおりに使いたい主義なので、そのへんのウェブ上のノウハウは役に立たず、パッケージャの意図を読み取る必要がある。Emperorモードってなんなんだよ。
なかなか理解が進まなかった理由が、uWSGIの設定が多くて意味不明なこと、UNIXドメインソケットでつなぐと、通信の中身を知る方法がなく、切り分けが進まないこと、WSGIの仕様がよくわからず、telnet接続して試せないこと、あたりだ。TCPでつなぐことも可能だったので、まずはそれで進めたところ、tcpdump等で切り分けが進んで、どうにか全貌を理解することができた。結局、/etc/uwsgi.dの下に置くwsgi.iniの内容は以下で済んだ。
[uwsgi]
plugin = python3
chdir = /var/lib/uwsgi
wsgi-file = wsgi.py
callable = app
socket = /run/uwsgi/wsgi.sock
chmod-socket = 666
logto = /var/lib/pv/log/uwsgi/%n.log
というようなことも、間違いなく動作するスケルトンコンテナにまとめてしまえば、瞬時に理解できる。というわけで、コンテナの定義ファイル一式を置いておく。