SVX日記

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2017-07-06(Thu) コペンに試乗、モビルスーツに搭乗

  先月の17日、ダイハツの軽の自家用車を車検に出したのだが、その際、なんとなく「コペンに興味あるんですが」と言ってしまったところ、すかさず「カタログお持ちしましょうか?」と対応してくれた。

  もともと、とても気持ちよくサービスの受けられるディーラーという印象だったが、押し付けがましくもなく、サッとカタログだけ出してくれて、ますます好印象。以前に、繰り返しヒドい目にあっている、近所のバカディーラーとは雲泥の違いである。

  当然のように代車も手配してくれたのだが、その代車の「ムーヴ」に乗ってびっくり。なにこれ、バカ広いし、静かでしっとりした乗り味で、まるで安っぽさを感じない。最近の軽ってこんなにイイの? 個人的には、普通車を買う必要を感じないほどだと思えた。

  以前から、代車を貸すことは、車を乗り換える気持ちにさせる最大のチャンスなのに、なんでクソみたいな車を押し付けてきたりするんだろうと思っていたが、まさに術中にハマった感じだ。ガソリンもしれっと満タンで、満タン返しとかケチくせぇことも言われないし、ホントに気持ちいい。

  んが、普段使いが「ムーヴ」で間に合うなら、遊び車に「コペン」という2台体制もアリではないか。もう10年以上前から、いつかは「コペン」か「ロードスター」だと思っていたんだよなぁ。

  というわけで、今日は「コペン」の試乗をしてきたのであった。カミさんにも乗ってもらおうと、ATの置いてある(車検に出した店とは違う)店へ。これまたアッサリとカギを渡してくれて、まずはカミさんがクローズで一周。オープンにして、オイラが一周。

  ほとんどリクライニングができないのは想定どおりだったが、クローズ時の天井のキシミ音はちょっと気になった。走りは、聞いた通り、意外と力強く、意外と勇ましい排気音で、楽しい。足回りは、想像ほど硬くなかった。また、セミオートマ操作も試してみたが、かなり機敏にシフトしてくれて、モッサリ感がない。いいなー、これ。

  店に戻ると、見積り要りますか? 程度で、肩透かし。むしろ、売る気があるのかと心配になるほど。と、そんな心の余裕のせいか、すぐ後ろにあった「ムーヴキャンバス」が気になりはじめた。最近のツリ目が大嫌いなオイラとしては、乗るなら「ココア」な顔っぽい「ムーヴ」である「ムーヴキャンバス」のが絶対にいい。

  画像の説明

  乗ってみると、中身は代車の「ムーヴ」かそれ以上で、まったく期待を裏切らないデキ。もういいわ、これで。ウチの理想は「ムーヴキャンバス」と「コペン」。それでいい。

  いますぐに買えるわけではないので、試乗したらゴリゴリと商談に入られるのではないかと心配していたが、本当にゆるい空気で助かった。最近は、ネットなどでガッツリと情報配信しているから、店に来る客も、特に試乗なんかする客にゴリゴリするのは逆効果、というのがディーラーのトレンドなんだろうか。

  一応「コペン」のMTにも試乗するつもりなのだが、「ロードスター」にも乗っておくかなぁ、むしろ、最近はどこのディーラーもこんな反応なのかどうか、試したい気持ちになってきたりして。

  さて、試乗を終え、飯を食いにイオンモール長久手に向かったのだが、そこのナムコのゲームセンタにVRアトラクションを見つけてしまった。

  以前から興味がありつつ、スマホのVRが想像以下のデキだっただけに、早速試してみる。まずは、カミさんと脱出病棟Ωというホラーゲームに挑戦。

  右手に懐中電灯、左手のレバーで電動車椅子を前進させるというシチュエイションなのだが、ちゃんと「ソコに居る感」を感じられる。開始するなり左手奥でクリーチャーが繰り返しナイフを突き立ててたりして、雰囲気はマジ。サイレントヒルに近いスタイルのホラーだ。

  飛び出てくる脅かしあり、スプラッタありで、無駄とは思いつつも、上体は後ろに反りっぱなし。途中、カミさんがクリーチャーに捕まって助けに行くシナリオに入り、大声で連絡をとりながら、ガンガンと前進。気がつくと救出に成功。なんと、一発でクリアしてしまったらしい。

  2度やることはないだろうが、十分に素晴らしい体験であった。ヘッドセットを外すと、すぐそこで店員さんが笑ってて、大声出したのがちょっと恥ずかしかったり。

  結構な値段がするので、次回と思ったのだが、どうにも気になるのが、すぐ横の「アーガイルシフト」。全天周スクリーンのコックピットを持つロボットに乗るという、夢の体験ができる……こともあり、やっぱり挑戦してみることに。

  画像の説明

  で、ロボットアニメと言えば、美少女はセットというわけで、いきなり、露出の多いアシスタントが顔を覗きこんでくれる。うわ。これは、ヤバい。マジ、テレる、デレる。どうしても、胸や尻に目が行ってしまう。

  しばらくすると、コックピットに乗り込んで、空中の輸送機から放り出される。いわゆる、降下作戦というヤツだ。演習のはずだが、そこはお約束。サッサと右上の柿崎(笑)が撃破され、乱戦に。島に着地し、敵に取り囲まれて……終了。

  まぁ、唯一無二の体験はできたが、もうちょっとシートが激しく動いてもよかったか。なにせ、オイラはあのオーパーツであるナムコの「ファイアーブル」を体験しているので、それより上だったかというと、シナリオも、シートの動きも、ちょっと物足りなかったのだよな。

  とはいえ、損はなかった。が、VR空間は、写真を撮ることができないので、何も記録に残せないのが残念ではある。ここはひとつ、体験終了後に適当な「体験シーン」を選んで1枚プリントしてくれると嬉しいかも。

  いや、1枚だとアレだ。戦闘シーンと美少女アシスタントとで迷うから、最低2枚で……。