SVX日記
2016-08-11(Thu) ラズベリーパイ(Raspbian)で無線LANブリッジする
CUIで無線LAN接続に成功したものの、アホな無線ルータに散々に悩ませられたが、ローエンドな無線LANルータを買って解決。次なる目標はラズベリーパイをルータにすることだ。こんな感じに。
……んが、ラズベリーパイをルータにすると、対象機器へのルーティングの定義が必須となる。めんどい。ここは、ラズベリーパイもブリッジとするべきではないか。それならば、対象機器へのIPの払い出しも、宅内LANにつながっているLinuxルータで一括管理できるし。
root@xxxpi:/etc/network# diff -bc interfaces.org interfaces
auto lo
iface lo inet loopback
! iface eth0 inet manual
! allow-hotplug wlan0
! iface wlan0 inet manual
wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
--- 9,27 ----
auto lo
iface lo inet loopback
! auto eth0
! iface eth0 inet static
! address 0.0.0.0
! auto wlan0
! iface wlan0 inet static
! address 0.0.0.0
wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
+ auto br0
+ iface br0 inet dhcp
+ bridge_ports eth0 wlan0
……と、できてみれば単純な設定だが、無線の設定とも絡んで、かなり手こずらされた。無線の設定は、先日の/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.confに設定しておけばいい。
root@xxxpi:/etc/network# ifconfig
br0 Link encap:Ethernet HWaddr aa:bb:cc:dd:ee:52
inet addr:172.xx.xx.xxx Bcast:172.xx.xx.255 Mask:255.255.255.0
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1
eth0 Link encap:Ethernet HWaddr aa:bb:cc:dd:ee:52
UP BROADCAST MULTICAST MTU:1500 Metric:1
wlan0 Link encap:Ethernet HWaddr aa:bb:cc:dd:ee:74
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1
ブリッジが形成されると、ブリッジのメンバであるeth0とwlan0にはIPアドレスが割り当てられなくなり、br0にIPアドレスが割り当てられる。ブリッジはレイヤ2動作のため、当然、IPアドレスを持たないのだが、このbr0のIPアドレスはブリッジの上にいる自ホストに割り当てられたIPアドレスという感じか。はじめて目にした時にはかなり混乱し、理解するまでに時間を要したっけ。
root@xxxpi:/etc/network# brctl show
bridge name bridge id STP enabled interfaces
br0 8000.xxxxxxxxxxxx no eth0
wlan0
先日から愛用しているミニコンポを有線LAN接続するのである。
これにより、ミニコンポからは有線LAN接続でDLNAサーバにアクセスし、音楽を再生できるようにはなったのだが、なぜかラズベリーパイ上で宅内LAN上のサーバへのnfsアクセスが不安定。fstabに書いておいても起動時にmountしてくれないし、以下のコマンドでmountできる時とできない時がある。またしても無線LANブリッジが怪しいのだが、不安定なだけに調べようがない。うーむ、どうしてくれよう。
root@xxxpi:~# systemctl start rpcbind
root@xxxpi:~# mount /mnt/mediatomb/