SVX日記
2016-08-08(Mon) ブリッジしない無線ブリッジ
というわけで、とある目的のため、先日からラズベリーパイをイジり始めているのだが、有線接続されている普段使いのPCから、無線LAN経由でラズベリーパイにsshアクセスができないことに気づいた。構築、メンテのためにはsshアクセスが不可欠だ。
無線のアクセスポイントはplanexのMZK-MF300N2というものを使っており、ルータモードでなく、アクセスポイントモードで動作させている。つまりは、有線ネットワークと無線ネットワークをまたがるブリッジとして動作しているわけだ。無線を有線に置き換え、ネットワークの状況を図化すると、以下のようになる。
この状況から、PCからsshアクセスができない理由はないのだが……pingにも応答しない。そうなるとarpか……と思い、各ホストでtcpdumpを動かしつつ、PCからarpingしてみる……と、ラズベリーパイのwlan0だけarpが到着しない!? なんだそれは。つまりは、無線のアクセスポイントがブリッジの動作をしていないということではないのか。アホか。
幸い、以前に買ったELECOMのWRH-300WH-Sという安物のコンパクト無線LANルータがあるので、そいつもハブにつなぎ、そっちの無線LAN経由でラズベリーパイにsshアクセスしてみる……当然できる。そらそうだ。ブリッジが「ブロードキャストドメインを分割しない」「MACアドレスを学習し必要なパケットのみ転送する」の原則どおり動作すればそうなる。