SVX日記
2016-08-30(Tue) PC環境をグレードアップ?
突然だが、メインの環境であるMINT15のGUIが立ち上がらなくなってしまった。普段はサスペンドしてるんで、滅多に再起動なんてしないものの、再起動の際に立ち上がらない確率が高くなるような傾向があったので、気になってはいたんだよな。しかし、相手が確率だけに、明確に問題の箇所があるわけでもなさそうで、ちょっとトラブルシューティングは困難っぽい。
記録によれば、MINT15は2013年6月21日にインストールして使い続けているようで、もう3年以上。そろそろ新しいディストリに移行するにもいいタイミングかもしれない。最近、処理が妙に重いのも解決するかもしれないしな。そこで、思い切ってFedora24に移行してみた。
考えてみれば、いくらファンレスが静かだからって、今時ShuttleXS35V2というAtomD525(1.80GHz)のマシンを使っているうえ、それでもブラウザが重いからって、Operaの12.16を使い続けているオイラも大概なんだが。この3年間に、それだけJavaScriptが大々的に普及してきたということなのだろうな。そういえば、以前にGoogleマップが重いからって、Goo地図に逃げた気がするし、Operaでは見えないサイトが増えてきたので、同時にFireFoxを立ち上げて逃げたり……そうとう逃げまくってきたのも確かだ。正直、必要性に疑問を感じるようなJavaScriptばかりで、そんなもののせいでマシンを退役するのはバカバカしいが、JavaScriptを切ると、ほとんどのサイトが見えなくなってしまうのはイカンともしがたい。
そこで、適当なファンレスマシンを購入しようと思ったが、どうも劇的に速度を改善できるようなマシンでは、ファンレスは望めないし、値段も結構するようだ。うーむ「メールとウェブ程度なら」なんてスペックの表現がよくあるが、オイラにとってはウェブが見えるスペックって、結構なハイスペックなんだよな。
結局、考えあぐねて以前に購入したThinkPadのT500を引っ張り出してきて、それにディスプレイとキーボードをつなぐことにした。どういう気分でこんなお大臣なマシンを買ったのか忘れたが、こいつはCore2DuoP8700(2.53GHz)とかなりのハイスペック。しかもIntelのSSDに換装している。おぉ、速い! これは快適!
ちなみに、本体のディスプレイが点灯していると、横目に入ってうっとおしいが、以下のコマンドでバックライトを消灯できることがわかった。ただし、スクリーンセーバが働くと、またバックライトが点灯してしまうことがあるので、とりあえずcron登録してゴマかしている。
echo -n 0 > /sys/class/backlight/intel_backlight/brightness
オマケに、元のマシンはGUIこそ起動しないものの、時々ファイルをサルベージしたい時があるのでsshで接続することがある。その場合、GUIからはサスペンドできないが、以下のコマンドでサスペンド状態に移行できることがわかった。
echo -n mem > /sys/power/state
そういえば、T500って、いつ買ったんだっけ……って、アレ?2009年9月30日って……7年前じぇねーか。うーむ、元のマシンより古かったのか。