SVX日記
2010-10-30(Sat) ネットワークカメラよーし
先日より、CS-W04Gというネットワークカメラを、玄関の脇の窓に設置している。まぁ、一応は、防犯用。動体検知機能があるので、有効にして、サーバに飛ばすようにしてあるのだが、見事に、通りかかった車両、人物を撮影してくれる。これで6千円強とは、何とも安い。
無線LANモジュールの下のデカい「RTL8650B」というチップは、単体でCPU, LAN, USB, Serialの機能を有しているらしい。デカいだけあるな。ある意味、究極のワンチップマイコンだ。
さて、ざっとボードを見回すと、2カ所に「それっぽい」スルーホールが見つかる。バラした状態で電源を入れ、テスタで電圧を測る。ボード中央右上の4穴では、なんと11.6Vが出た……フルレベルの232C!? まさかねぇ。ボード右下の4穴も測る。3.3Vが出た。たぶん、こっちじゃねーかなぁ。起動時にテスタで測ってみると、1.7Vに落ちるタイミングがある。間違いねぇ。こいつだ。穴の間隔が2.54mmより小さいんで、ピンヘッダはあきらめ、メッキ線を挿して、横に延ばす。
もう、ずいぶん前になるが、FT232BMを使った習作基板を引っ張り出す。本当は5Vロジックだが、構うめぇ。まんま、3.3Vが出てる足を、習作基板のRxにツッコみ、ThinkPadに接続、minicomを立ち上げる。
カメラを起動させてみる。バケバケのメッセージが出る。おう。9600bpsか? 違う。19200bpsか? 違う。38400bpsか? ビンゴ!! 起動メッセージが出た。kernel-2.4.26だってさ。