SVX日記
2005-09-06(Tue) PIAFSで京ポンする
あ、いや、そりゃね、意図したとおりには使えますよ。携帯の小さい画面のクセにOperaは素晴らしいレンダリングをしますよ。でもね、月に5000円も出して、使い放題コースを契約して、元を取るくらいにガリガリと使えるかといえば、オイラはそこまで使わないような気がするんですわ。あくまで「携帯単体」でという前提付きではあるけれども。
だって、家だろーが、ナロードバンドだろーが、一応は職場だろーが、ネット接続は可能なのだ。ウェブはフツーにノートPCで見たほうが効率的に決まっている。通勤の電車の中までウェブを見られる必要は、必ずしも、ないのだ。
しかし、どーにもウサンクサイのが、例のオンラインサインアップである。京ポンでオンラインサインアップは、必ずパケット通信で行う必要があるため、データパックminiの契約だったオイラは、パケットが利用できるコースに変更するコトを余儀なくされた。しかしながら、一旦オンラインサインアップを済ませてしまえば、またデータパックminiに戻してもいいような気がしてきているのである。
さらにヘンなのは、オンラインサインアップを済まさないと、PCにモデムとして認識すらされないという点だ。オイラは京ポンの前にJ700という端末を使っていたが、データパックminiの契約で、フツーにモデムとしてPCに接続して使っていたぞ。なんでそれができなくなっているのだ? しかもJ700は、京ポンと同様のオンラインサインアップをPIAFS通信にて行うコトができた。京ポンだってPIAFS通信でオンラインサインアップさせてくれたってナニもオカしなコトはないではないか。
極めつけは、オンラインサインアップを済まさないと、通常のメールの作成機能が動かないという点である。強制的にオンラインサインアップに進まされてしまう。別にPIAFSでメールを送信させてくれてもいいだろう? 何のためにSMTPとPOPプロトコルを搭載しているんだ?
こーやって、PIAFS通信にコダわる理由は、パケット通信料の高さに気付いてしまったオイラがいるからである。前回も書いたが、時間従量のPIAFS通信のが、圧倒的に安いコトが多い。パケット代は高すぎる。のんびり通信したい時はパケット通信も悪くないが、それにしたってあまりにPIAFSに比べて不利であることが多いのだ。
試しに京ポンのカメラで撮影した画像を2枚、メールに添付して送信してみよう。カメラの画像は20k〜30kくらいだ。ざっと2枚で39kと仮定すると、それを添付するから、BASE64エンコードのサダメにより、3/4倍になって52kにふくらむ。52kを128バイトのパケットに換算すると、416パケットだ。1パケットが0.1円だから、これだけで40円以上するのだ!! なんだよ、それ!! さりげなく、ダマされていないか? こんな程度の通信、PIAFSなら64kだから倍速で送れて、実質10秒くらいで送れるから、10円ソコソコだぞ。京ポンはPIAFSメールが使えないから、PRINにつないで送信する都合上、15円程度かかってしまうが、さすがに40円はかからない。まったくどーなっとるんじゃ!! これでは進化どころか退化ではないか!!
実はオイラ、パケット通信に憧れていて、京ポンで初めて使うことができて、かなり期待していたのだが、完全に裏切られた気分である。ぜんぜんPIAFSのがイイ。パケットならメールが自動的に届くのは嬉しいが、それだって月に300円出してライトEメールを契約すれば、似たような環境に持ち込むコトができるのだ。あー、以前のJ700だったら、ライトEメールにフル対応だから、ライトEメールに中途半端な対応しかしていない、京ポンの倍くらいの長さを送ることができたのだ。京ポン、ダメじゃーん!! ケチにはキビしいよ、キビしすぎるよ!!