SVX日記
2024-06-14(Fri) 王滝村、野麦峠、安房峠ドライブ
別に高いところを目指したわけではないが、真夏になる前にオープンドライブを楽しもうと、いくつかの道に対するリベンジも含め、臨時の休日を利用して1泊のロングドライブに出発した。
平日は休日とは混雑の場所が違う。8時過ぎの出発では遅かったか。自宅付近で渋滞に巻き込まれ、郊外に出るのに手間取ってしまった……が、その後はいつものコースで中津川……と、思ったらその直前で363号が通行止めだ……が、険道にはよくあること。根の上の別荘地を抜け、迂回路となる険道で中津川へ。あれ、この道はWRCのSSだった道じゃなかったかな? 無事、木曽高速という異名を持つ19号へ乗る。
渋滞のロスを取り返すように快走。大桑の先で、新しく整備された木曽川右岸道路に入ってみる。交通量はほぼゼロ。寝覚の床に用のない人にはこっちが早いな。上松からは上松御岳線へ。再び、そこそこの険道。裏を回る形で道の駅三岳に到着。ちょうど昼時だが、この道の駅にはレストランがなかった。休憩所があるので、弁当を買って昼飯。一息つく。
スイッチバックしたら、最初の目的地である王滝村へ。王滝村って、地図で見ると行き止まりに位置していて、敢えて向かわなければ訪れない場所という感じがしたので、今回、敢えて目的地のひとつに選んでみた。行ってみると、御嶽山の登り口という感じの場所で、なんだか島っぽい雰囲気だ。とりあえずドン詰まりに行って納得したいので、まずは山の上を目指す。
ズンズンと登っていく。道は悪くない。しばらくしてスキー場に着くが、まだ上がある。というか、ゲレンデを横断するようにクネクネしながらテッペンまで行ける。リフトに乗らずにリフトの頂点より上までクルマで行けるとは面白い。標高は2200m。涼しい。お揃いの電動スポーツ自転車で登ってきたという初老の夫婦がいた。そういうのもあるのか。
納得したので下へ。次は西端を目指す。中途半端なところでゲートに阻まれるが、なかなかに奥が深い。途中、はるか上空を横切る立派な白いトラス橋の下をくぐったが、何と橋には床板がない。道路橋ではなく水道橋なのだ。スゲェもんがあるんだな。
納得したので戻る。戻りは御岳湖の南を通り、なぜかまた道の駅三岳へ。そこから御岳ロープウェイを目指す。が、登り始めてからナビがしきりに戻れとうるさい。不審に思ってナビの地図を見ると先の道が切れている。なに? 奥に抜けられない? 事前に調べた限りではそんなことはなかったはずだが……と思った矢先、予定外の道に入ってしまった。倉越パノラマラインというらしい。かなり激しい下りのコースだ。結局、それで山を下りたが、実際には御岳ロープウェイを通っても奥に抜けられたようだ。どうも、スキー場の閉業で、その中の道が通れるようになったような雰囲気。時々あるパターンだな、それは。ナビの地図が少し古かったせいか。
が、それを抜けた辺りでちょっと時間が怪しくなってきた。宿には18時過ぎには着きたい。というのも、周囲のスーパーで晩飯を調達予定なのだが、妙に閉まるのが早かった気がするのだ。というわけで、以前に冬季クローズで通れなかった上高地乗鞍林道(林道奈川安曇線)は今回もパスして安房峠(あぼうとうげ)へ向かう。まぁ、また来りゃいいさ。
安房峠は今回の目的地のひとつ。以前は冬季クローズで通れずトンネルを抜けたが、今回は直前で坂道を登っていく。おぉお、スゲェなこれは。つづら折りの間が長い。数も多いのでちょっとダレるし、その先もだいぶ距離がある。こりゃ、よほどの物好き以外、790円を払ってでもトンネルを通るはずだわ。まぁ、そのよほどの物好きなんで峠道を通るけれどもさ。
峠道を抜けると、前回に来た時に柵が閉まっていることを確認したゲートが現れ通過となる。今日のメニューは終了だ。今日の宿泊地である栃尾温泉に向かう。そして到着前に大誤算。2店あるスーパーがどちらも閉まっている。どうも18時終了だったようだ。早いにしても程がある。甘く見すぎていた。